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朱元璋

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】朱元璋
【性別】男性
【身長・体重】176cm・66kg
【属性】混沌・善/悪
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷D 魔力B 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 ……が基本は皇帝は御簾の後ろぐらいにしか隠れない。

【固有スキル】
下剋上のカリスマ:A 
 農民から明を建国した皇帝となった破格の権勢。
 アサシンが持つ王の威光は自由を求める者、即ち混沌属性や身分が低い者たちを奮起させ、軍団としての結束を大幅に高める。
 反対に権威に驕る者、即ち秩序属性や王族、神性を持つ者に対しては強力な特攻性能として作用する。

皇明祖訓:B+
 明の太祖であるアサシンが編纂した子孫への訓戒。皇帝特権の亜種スキル。
 本来有していないスキルを短期間獲得できる。
 騎乗、剣術、軍略、水天の徒と多岐にわたるスキルを習得できる。
 臣下に異常な猜疑心を持つが家族は全面的に信用していたアサシンの場合、身内と認めたマスターに特権を譲ることが出来る。

矛盾精神:A+
 労働者階級を尊重する一方で知識人階級を弾圧し、功臣を一万人以上も粛清した。
 完全に聖賢と兇賊が同化したような精神は、相手に応じて属性を二種類に変化させる。
 即ち善か悪か、である。

【宝具】
『文字の獄(もんじのごく)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:100人
 知識人のみが振るえる特権である文字や言葉を制限し、多くの文人を粛清した暴威の具現。
 それを呪的な拘束力として世界に刻みつける宝具。
 アサシンがキーワードを指定し、レンジ内でそれを使用した者に対し発動、
 その文字と発音に由来する能力を封印し、空間そのものが相手を処断する刃となる。
 事前に敵対サーヴァントの情報を知っていれば宝具の真名開放を封じることも可能である。

『胡藍の獄(こらんのごく)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:300人
 十数万人もの犠牲者を出し、「その残忍、実に千古にいまだあらざる所」と評される大粛清。
 令呪を剥奪する『空印の案』、自陣営の不穏分子を排除する『胡惟庸の獄』、裏取引を断罪する『郭桓の案』、
 他陣営との同盟・契約を破棄する『林賢事件』、粛清から逃れた者を恣意的に処刑する『李善長の獄』、
 身内と認めたマスターに特権を譲る前に後顧の憂いを断つ『藍玉の獄』の六つからなる宝具。

【解説】
 中国明王朝の創始者であり、初代皇帝である洪武帝。

 彼の出生は豪州の貧農であり、母親が夢の中で仙人から赤い玉を授かって彼を身籠り、
 出産の際には家が赤い光で包まれたという。
 疫病で両親と長兄を喪った後に寺に引き取られ、残された兄弟とも生涯離れ離れになる。
 寺の食料が早々に尽きて托鉢の旅に出たが、この際に後の人生の糧となる多くの経験を積んだという。

 マニ教と弥勒信仰の流れを汲む白蓮教徒が紅巾の乱を引き起こした際に、
 青年となった朱元璋は占いの結果から紅巾軍に加わり、またこの際に愛する妻である馬皇后と婚姻を結ぶ。
 当時の大漢皇帝であった陳友諒を艦隊戦にて打ち破り、自分が属していた白蓮教も
 邪教として切り捨てた上で呉を滅ぼして明国を建国。
 そして長きに渡る戦いを経てモンゴル勢力であった元を国内より駆逐し、王朝の支配力を盤石なものとした。

 為政者としての朱元璋は自身の出生故に農民に代表される労働階級を尊重した政策を行なったが、
 反対に知識人階級には苛烈にして厳格であった。
 自分を揶揄する漢字を使ったと言い掛かりをつけて文人を処刑する「文字の獄」のほか、
 かつて苦楽を共にした功臣たちの命を一万を超えて奪っていった。
 しかし家庭人として妻子への愛情は深く、妻である馬皇后の忠言をよく聞き入れたと同時に
 彼女を喪ってからは粛清はより過激さを増していったという。

 朱元璋は極貧の農民という出自から皇帝として建国を成し遂げるという人類史でも類を見ない立身出世の傑物であり、
 更には民に公明正大な名君にして多くの臣下の命を粛清によって奪った暴君という両極端な側面を併せ持つ皇帝であった。
 泰然とした偉容と血気溢れた凶相という二種類の肖像画が伝わっていたり、
 後世の歴史家に「一身において聖賢、豪傑、盗賊を兼ねた才物」と称されたりと
 その生涯への評価を一筋縄で下すのは至難を極めるとしか言いようがない。
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最終更新:2026年05月16日 18:04