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ゴル・マック・モーナ

【元ネタ】ケルト神話、フェニキアンサイクル
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ゴル・マック・モーナ
【性別】男性
【身長・体重】191cm・87kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B+ 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具B+++
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
歴戦なる勇姿:A
 幾多の戦いで培われた戦士としての威容と風格。
 前線に立つ事で味方陣営の攻撃力・防御力・士気を大幅に向上させる。
 また自身の真名や武勇を知らぬ者たちに対しても効果は問題なく発揮される。
 セイバーが戦場に立つ姿は聳え立つ山に例えられたという。

戦闘続行:B
 戦闘を続行する能力。
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
 セイバーはクヌハの戦いで片眼を失っても戦意を失わず勝利したという。

勇猛:A
 威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、格闘ダメージを向上させる。
 剣を持てば神性を持つ戦士の一団の包囲を突破し、騎士団が恐れる魔女にも怖気づく事なく一騎打ちを挑み勝利した。

【宝具】
『神魔断つ至極の剣閃(ギャラフ・クーワハタフ)』
ランク:B+++ 種別:絶技宝具 レンジ:1~?? 最大捕捉:1~???人
 人の身でありながらダーナ神族の手足を切り飛ばし、魔女たちの命脈を断ち切った異能の剣術。
 その実態は対象の宿す霊気(オーラ)を絡め取り、剣の威力へと書き換える反転の業。
 狙いを定めた敵手がその身により多くの神秘や魔力を宿す程、セイバーが放つ斬撃は鋭さと射程を増していく。
 この宝具の本質は剣ではなく使い手の力量にある為、発動に際して獲物を選ぶ必要が無いというメリットを有する。
 斬撃を繰り出す速度自体はセイバーの身体能力に依存するという欠点も存在するが、通常の斬撃をフェイントとして交える等の戦術で十分にカバーが可能。

『恐慌齎す致死の戦旗(フラン・トリグ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:200人
 マグヌス王との戦争で掲げた敵軍に死を予感させる戦旗。
 アイルランドの魔術師によって編まれた魔術礼装の一種で敵意を持つ相手にのみ作用する精神干渉の一種。
 視認した相手はセイバーに対して極度の恐怖と自身が死に至る仮初の未来を幻視させる。
 高位の対魔力があれば対抗することが可能である。

【解説】
 ケルト神話、フィニアンサイクルに登場する隻眼の騎士。
 出奔したフィンの父親クールを激闘の末殺害し、フィアナ騎士団の団長の座についた。
 しかし成長したフィンに団長の座を明け渡し、以後は彼の部下として活躍する。
 フィンにとっては父の仇なのだが、むしろ彼はゴルを重用したようだ。
 この辺りは、親の仇でも仲間ならば共闘するというケルト戦士の価値観に沿った物と言える。
 ゴルはフィンの配下としてよく戦ったが、最後にはフィンと敵対する氏族に加勢し、フィンとの一騎討ちで果てたとも。

 ゴルは「一つ眼」の意味であり、「金色の髪」を意味するフィンと同じく渾名の類。
 本来の名は「火・炎」を意味する「アイズ」であると伝えられる。
 一説によれば、槍によって戦う若い戦士フィンと、その親世代である隻眼の戦士ゴルの関係は、太陽神ルーと魔神バロールをモチーフにしているという。

 『フィンの少年的武勲』ではゴルが隻眼である理由が語られる。
 クヌハの戦いで敵将ルフェットの手によって片目が失ってしまうがその相手を討ち取った。
 そうした経緯からアイドという名前から一つ目を意味するゴルという名前に改名することになった。
 またフィンの父クウァルを打ち倒したことでその首と「宝の袋(鶴革の袋)」を奪い取った。
 クウァルの倒したことで権力を手にしたゴルはフィアナ騎士団の指揮権を手に入れ、幼少期のフィンを狙うことになった。
 だが別の話では成長したフィンはアレーンを倒したことで騎士団長の地位をゴルに譲られ双方は和解した。

『コナンの屋敷の戦い』ではトゥアハ・デ・ダナン神族の襲撃を予知したフィンの要請でフィン達と共に戦うことになる。
 トゥアハ・デ・ダナンの軍隊が魔法のヴェールに包まれたコナンの屋敷を包囲した際に彼らはフィンを狙おうとしたがゴルがそばにいることが諦め、彼らはゴルがフィンの護衛を務めている限り手出しは出来ないと言わせた。
 女ドルイドの罠によってフィンとカイルテはゴル達から引き離され窮地に陥るがゴルはフィン達が傍に居ないことを悟りすぐさまフィンの元へ駆け付けた。
 ゴルはトゥアナ・デ・ダナンの軍隊と戦うことになる。
 雷鳴のような叫び声を発し盾を構えたゴルの姿は聳え立つ山のようだと形容された。
 また持ち前の武勇で神族の包囲網を突破し彼らの手足を寸断しながら突き進んだ。
 ついに敵大将のフィンバルの元に辿り着き、双方は死闘を繰り広げるが遂にゴルの一撃によってフィンバルは絶命した。

 『ギラ・ジャカーと馬の追跡』ではギラ・ジャッカーを追って「光の国」に辿り着いたフィン達はギリシャ軍に遭遇する。
 そこでゴルはフィンの守護に名乗りを上げる。
 またオスカーがフランスの王子と一騎打ちをしている間にゴルは単騎でフランスの軍勢を相手にしそれは風に舞う木の葉の如く蹴散らすようであった。
 またギリシャの王女ターシャを奪還する際にオスカーと共にアテネの町に乗り込む。
 当初は力ずくで王女を連れ去ろうと提案するが詩人フェルグスの提案した詩人に変装して潜入する案を受け入れた。
 結果的にターシャを連れていくことに成功した二人はフィンから信頼を獲得してみせた。

 『ロッホラン王マグヌス』ではフィアナ騎士団の精鋭24人が殺されオスカーですらも老婆の策略で後退を余儀なくされた。
 この事態に指導者であるフィンまでも消沈するがこの沈黙を破って名乗りを挙げたのはゴルだった。
 ゴルだけは戦意を失っておらず老婆との戦いを望んでいた。
 老婆と戦うゴルは地面を切り崩して老婆を落とすことに成功し勝利を掴み取った。
 ホウスの丘で行われたマグヌス王との決戦では敵軍に死を予感させるフラン・トリグという旗を掲げた。
 この旗は不敗の象徴であり、戦場を支配することを象徴していたという。
 マグヌス王と対峙した際もマグヌス王はフィンの妻と名犬ブランを差し出せという無茶な要求を突きつけるがゴルはフィンの言葉を待たずに復讐の言葉を放った。
 このゴルの反応にフィアナ騎士団の面々は闘志に火をつけ騎士団全体の士気を上げることになる。

 『ケシュコランの魔法の洞窟』では三人の魔女たちの呪いによってフィンをはじめとした騎士団の面々は魔女たちに捕らわれてしまう。
 残ったゴルは彼らを助けるべく洞窟内に向かい現れた二人の魔女の迎え撃ち凄まじい一太刀で魔女を両断した。
 この斬撃は「アイルランドでも最も強力な斬撃の三指」に数えられる偉業であった。
 生き残った魔女の一人であるイアランがゴルを襲ったが逆に力づくで彼女をねじ伏せてしまう。
 イアランに捕虜を解放するようにして捕らえられたフィアナ騎士団は解放される。
 すると恐ろしい姿で現れた魔女(イアラン)に対し、フィンは息子や部下に戦うように命じるが戦士たちが次々と断ったのでフィン自ら戦おうとしたところをゴルが戦うと申し出た。
 ゴルは早速彼女と戦い双方は勇敢に打ち合い死闘を繰り広げた。
 だがゴルは恐ろしき剣から放つ斬撃で彼女の心臓を切り裂き絶命させた。
 さらに魔術の根源であった妖精の宮殿を焼き払って、奪われた宝物すべてをフィンに返還した。

 彼の晩年はガプラの戦いでフィアナ騎士団から離れ上王側で戦った。
 最後はフィンと一騎打ちを繰り広げ彼の剣で討伐されたという。
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最終更新:2026年05月16日 17:19