【元ネタ】史実
【CLASS】
セイバー
【マスター】
【真名】フニャディ・ヤーノシュ
【性別】男性
【身長・体重】179cm・67kg(通常時)/542cm・3212kg(英雄外殻発動時)
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B+ 耐久B++ 敏捷D 魔力D 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
信仰の加護:A++
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
英雄外装を纏ったことでランクアップしている。
英雄外装:A+
英雄としての外殻・外装を纏う。
セイバーの場合は、「キリスト教徒の盾」としての有り様とワゴン・フォート戦術が融合した、
大聖堂か、あるいは城塞と見紛うほどの聖なる大外殻が肉体と一体化している。
守護騎士スキルの効果を含んでおり、セイバーは常に高潔にして勇猛な「キリストの戦士」として行動する。
正午の鳴鐘:EX
セイバーを讃える為に、ヨーロッパの全ての教会が毎日の正午に鐘を鳴らす習慣。
毎日の正午にセイバーの有する霊格が上昇補正を受け、ステータスが大幅にランクアップする。
【宝具】
『奮起す守護の剣(フェヘール・ロヴァグ)』
ランク:B 種別:対軍(自軍)宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:400人
セイバーを讃える剣を携えた銅像および、傭兵や農民による志願兵を募ってオスマン帝国と戦い抜いた逸話に由来する宝具。
英霊としてセイバーが集めた信仰を結晶化したこの剣は、手にした者の武力と技をセイバーと同等の域にまで引き上げる。
剣を喚び出せる本数に制限はなく、セイバーの傘下に集う兵全てに不足なく生き渡らせる事が可能。
この宝具の本質は名もなき兵たちの力を高め、セイバーの英雄譚を再現させる自軍強化。
故に既に英霊として信仰を確立した他のサーヴァントの強化には適さない。
【解説】
フニャディ・ヤーノシュ。ハンガリーの危機を救った英雄で15世紀のヨーロッパにおいてオスマン帝国の侵攻を食い止めた軍事指導者。
ヤーノシュの実家はワラキアにルーツを持つ貴族で父ヴォイクがハンガリー王シグモンドから城を授かったことでハンガリー貴族の地位を得た。
ヤーノシュは若い頃から宮廷に出仕し、イタリアやボヘミアでの戦役に従軍して最新の軍事技術を学んだ。
1441年にはトランシルヴァニア公に任ぜられ、対オスマン帝国の最前線の防衛を一手に引き受けることになる。
ヤーノシュの強さは騎士の戦力に依存せず、実戦経験豊かな傭兵や志願兵を主力とした点にあった。
特にボヘミアのフス派から学んだ大型荷車を連結してバリケードや攻撃拠点とする戦法(ワゴン・フォート)を導入し、数に勝オスマン軍を幾度も撃退した。
例を挙げるなら1443年から1444年に行われたバルカン山脈を越えてやってきたオスマン軍を撃退し名声を得たことだろうか。
だが1444年に行われたヴァルナの戦いや1448年のコソヴォの戦いでは敗北を喫してしまうがヤーノシュの闘志が衰えることはなかった。
そんな闘志を燃やすヤーノシュであったが1456年に行われたベオグラードの包囲戦では
オスマン帝国の名君メフメト2世率いる大軍に対し、ヤーノシュは私財を投じて集めた軍勢と民衆から構成された十字軍を率いて勝利を収めた。
この勝利により、オスマン帝国のハンガリー侵攻はその後約70年にわたって食い止めた。
ローマ教皇カリストゥス3世はこれを称え、現在も多くのカトリック教会で続く「正午に鐘を鳴らす習慣」の起源となる命令を下した。
軍事指導者としても優秀なヤーノシュだったが政治面でも秀でていた。
幼君ラースロー5世の時代には、議会から絶大な支持を得てハンガリー王国の摂政に選出され、無政府状態に陥っていた国内の安定化と国防の強化に努めた。
ヤーノシュはハンガリー史上最大の領主の一人となったが、その力は常に国家の防衛のために捧げられた。
しかしベオグラードでの歴史的勝利からわずか3週間後、ヤーノシュは軍内で流行していたペストによって没した。
ヤーノシュの死後、次男のマーチャーシュ1世がハンガリー王として即位し、父が築いた基盤をもとにハンガリーの黄金時代を築いた。
フニャディ・ヤーノシュは、現在もハンガリーとルーマニアの両国で国民的英雄として讃えられている。
彼が命を懸けて守り抜いた「全ヨーロッパの防波堤」としてのハンガリーの役割は、後の歴史に多大な影響を与えた。
最終更新:2026年06月25日 23:00