【元ネタ】ディートリッヒ伝説、シズレクのサガ、ゲルマン伝承
【CLASS】シールダー
【マスター】
【真名】ヒルデブラント
【性別】男性
【身長・体重】188cm・93kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運D 宝具A-
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷付けるのは難しい。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
自陣防御:C
味方、ないし味方の陣営を守護する際に発揮される力。
防御限界値以上のダメージ削減を発揮するが、自分はその対象には含まれない。
また、ランクが高ければ高いほど守護範囲は広がっていく。
【固有スキル】
騎士の忠言:B
軍師系サーヴァントが有する
軍師の忠言の亜種スキル。
シールダーは騎士であることから名称が変化している。
状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることができる。
戦況の分析だけでなく、味方の性格や能力を見極め、その者が本来の力を発揮できるよう導くことにも長ける。
ただし助言を受ける側が忠告を無視した場合、その効果は大きく減じる。
仕切り直し:A
窮地から脱出する能力。また不利な戦況を初期化することが出来る。
一度は巨人の捕虜となるが、自力で脱出して巨人を討ち主君ディートリッヒを救出した逸話から。
指南の心得:B
主君ディートリッヒを勇士達を率いる大王に鍛え上げた、指導者としての手腕。
対象の才能を見極めたうえで隠れたスキルを対象に習得させる。
ランクBなら自らの持つ技能であれば習得させる事が可能。
ただしその習熟度は自らの物を上限に、相手の才能にある程度左右される。
シールダーは剣術などの一般的な武技のほか、ドワーフや竜種に巨人といった幻想種を相手取った戦闘技能に精通している。
【宝具】
『戦士の骸を刻む赤き盾(ヴィーガンツシルト)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
シールダーがこれまでに葬ってきた戦士たちの姿を刻み込んだ盾。
盾には今まで戦った戦士たちが刻まれていたことから、過去に受けた攻撃の性質を分析・再現する能力を会得した。
この盾は受け止めた攻撃を学習することで同種の攻撃に対する防御力と、攻撃を繰り出した者の戦闘行動を記憶することが出来る。
戦闘が長引くほど経験が蓄積され盾の防御力は向上し、更に敵対者の行動パターンを完全に把握されてしまう。
真名開放することで盾に描かれた戦士たちの影法師を一時的に召喚し、シールダーの戦闘をアシストすることが出来る。
これらの影法師は一級のサーヴァントには及ばないが、シールダーと激闘を繰り広げた猛者たちの戦闘論理を具現化した存在に変わりない。
また盾には息子であるハドゥブラントも描かれており影法師として召喚出来るはずだが、シールダーは頑なに息子の影法師を召喚することを拒んでいる。
【解説】
ドイツの伝承やスカンディナヴィアのサガに登場する英雄。
名前のヒルデブラントは古高ドイツ語などで戦い(hild)と剣(brand)に由来する。
どの伝説でも生涯を通して戦いに携わった武人である。
特に有名な逸話と言えば『ヒルデブランドの歌』で語られた息子ハドゥブラントとの死闘だろうか。
主君ディートリッヒの亡命に伴い妻子を残して30年に渡る亡命生活を送ることになる。
ある時に帰郷したヒルデブラントは大きくなったハドゥブラントと対峙。
目の前にいる戦士が息子であることを知っていたヒルデブラントは和解を試みるがハドゥブラントは父ヒルデブラントは既に死んでおり目の前にいるお前は偽物だと言い放ち戦う事になる。
結果、ヒルデブラントは自身の手で息子を殺すことになってしまう。
またヒルデブラントは以前から葬った戦士の絵を盾に描いた癖があったが息子の姿もその盾に描かれることになる。
アイスランドに伝わる『ヒルデブランドの挽歌』では異母兄弟アースムンドと死闘を繰り広げ致命傷を負ってしまう。
死の淵に立たされたヒルデブランドは盾に描かれた息子の絵を見ながらアースムンドに自分を葬ってほしいと頼み死んでいった。
ディートリッヒ伝説と言われる東ゴート王国の王テオドリックをモデルとした
ディートリッヒ・フォン・ベルンが中心となる物語でもヒルデブラントは登場する。
『ヴィルジナル』という話では冒険を知らない若きディートリッヒを鍛えるべく山々へと連れ出し異教徒やドワーフとの戦いに導く。
道中で立ち塞がった異教徒の軍勢を一人で倒したり竜に飲まれかけた親族のレントヴィンを救出したり武勇を示した。
『
ラウリン』では小人の王ラウリンが守る魔法のバラ園を巡る話に登場する。
作中ではディートリッヒが小人との冒険を経験していないことを指摘し彼を奮起させ冒険のきっかけを作った。
バラ園にたどり着いた一行だがラウリンが有する魔法の道具に苦戦する。
ヒルデブラントは一計を案じてそれらの道具を盗むようにディートリッヒに指示して結果的にラウリンを捕まえることが出来た。
ラウリンのこれまでの行動に激怒したディートリッヒはラウリンを殺そうとするがヒルデブラントは言葉巧みに宥めてラウリンと和解をするように助言をした。
『ヴォルムスのバラ園』ではディートリッヒ率いる12人の戦士の一人としてジークフリート率いる12人の戦士と戦うことになる。
ヒルデブラントはディートリッヒの軍勢の中から、誰がどの相手と戦うべきかを決定する軍師の役割を担う。
戦いが終盤に差し掛かった時にジークフリートの武勇に恐れをなしたディートリッヒを叱咤し一芝居を打ってディートリッツヒが持つ本来の力を引き出すこととなる。
『エッケンリート(エッケの歌)』および『シゲノー』では巨人退治を望むディートリッヒに警告を発するがディートリッヒは無視して出かけてしまう。
巨人と出会い戦うことになったディートリッヒは敗北してしまい巨人に捕まってしまう。
時をちょっと戻し出かけたディートリッヒを探しにきたヒルデブラントは巨人と出会い戦うが一度は捕まってしまうが自力で脱出することに成功。
脱ぎ捨てられていたディートリッヒの鎧を身に着け再び巨人に挑み見事に討ち取る。
巨人に囚われていたの主君を助け出すことに成功した。
『ディートリッヒの亡命』ではディートリッヒ達は裏切り者のエルメンリヒの策略で国を追われてしまう。
そこで頼ったのがフン族の友人エッツェル王が治める国であり長きに渡りこの国に滞在することになる。
『ニーベルンゲンの歌』では復讐に燃える王妃
クリームヒルトの暴虐を窘めるも捕虜である
ハーゲンを殺害した際に騎士道に悖る行為に激昂したヒルデブラントによって切り捨てられてしまう。
この時にヒルデブラントが握っていたのはクリームヒルトの元夫であるジークフリートが愛用していたバルムンクだったという話がある。
最終更新:2026年10月18日 06:05