【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】崇徳上皇
【性別】男性
【身長・体重】161cm・56kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具A
【クラス別スキル】
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【固有スキル】
異形:A
金翼鳶嘴の大天狗に化身している。
空を自由に飛べる他、一工程で風を操る術を身につけている。
妖術:A
極めて高度な妖術の使い手であり、特に自然干渉の術を得意とする。
神性:C
天照大神の直系にあたる。
その死後、祟りを成した事で日本最大級の怨霊として信仰され、
御霊信仰の祭神として祀られた。また、四国全体の守り神ともされる。
【宝具】
『血書大乗経(けつしょだいじょうきょう)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000
崇徳院が、その血をもって呪詛を書き、功徳の一切を魔道へと回向させた五部の大乗経。
真名解放により、効果範囲内のあらゆる“強制”“支配”“制約”に関する効果を逆転させ、支配者と被支配者を入れ替える。
同時に、対象の持つ地位・血統に由来する全ての加護・能力が反転させられる。
この効果は、支配者の能力の強さによる難易度修正を加算した
対魔力セービングスローに、対象が成功するまで持続する。
【解説】
平安末期の天皇。死後、日本三大怨霊の一に数えられる。
幼くして皇位につくも、父である鳥羽上皇に疎んじられ、若くして譲位する。
その後も不仲から権力の座から遠ざけられ、やがて跡目争いの末に保元の乱を起こすが、
鳥羽法皇の軍勢に敗北し、讃岐国へ流刑された。
讃岐での軟禁生活の中で仏教に深く傾倒し、戦死者の供養と反省の証にと五部大乗経の写本を作り、
完成した五つの写本を朝廷に差し出すも、「呪詛が込められているのではないか」と疑われ送り返される。
これに崇徳上皇は激しく怒り、自分の舌を噛み切ってその血で五つの写本全てに
「日本国の大魔縁となり、皇を取って民とし民を皇となさん」
「この経を魔道に回向(えこう)す」
と書き込み、爪や髪を伸ばし続けて夜叉のような姿となり、後に生きながら天狗になったとすら言われた。
その死後、武士の台頭や叛乱、大火事や飢饉を始めとした凶事が相次いだ為、朝廷にいよいよ崇徳の祟りが起こったと恐れられた。
700年近く続いた武士政権の後に、朝廷(明治政府)によって鎮魂の為に神として祀り上げられた。
【出演SS】
最終更新:2014年11月15日 17:35