【元ネタ】史実
【CLASS】
バーサーカー
【マスター】
【真名】AK
【性別】-
【全長・重量】88cm・3.9kg
【属性】-・-
【ステータス】筋力- 耐久- 敏捷- 魔力- 幸運- 宝具E
【クラス別スキル】
狂化:-
AK自体は小銃であり、人格そのものが存在しない。
従って理性も存在しないため、理性を引き換えにパラメータを上昇させる事は出来ない。
【固有スキル】
無我:A+
自我・精神を持たないため、あらゆる精神干渉を無条件で無効化する。
いかなる精神干渉の影響下にあっても、AK自体の能力は下がる事はない。
狂奔:C+
人々を戦いに駆り立てる能力。武力の象徴。
高ランクになるほど友軍の士気が向上するが、ファンブルの確率も高まる。
組織の規模が指揮官の統率力を超えた場合、瓦解して暴走。無差別に破壊を繰り返す戦鬼の群れとなる。
技術共有:D
集団全体の技術の学習を促進する。
それが後天的に獲得可能であれば、短期間の内に集団内部で共有、習得される。
Dランクならば、小銃の扱い方や整備方法、改造技術を一通り身につける事が出来る。
【宝具】
『本懐なき殺戮の誉(Avtomat Kalashnikova)』
ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:1000人
武力闘争の象徴、そして世界最多の兵器という、AKの在り方の具現。
マスター以外のAKを所持した者は意志ST判定を行い、失敗した者の精神を支配下に置き、狂奔状態にさせる。
またマスターが一定量の魔力を消費する事で、AKは自身の複製を構築する。
複製に必要な魔力は少ないが、それらを維持するために掛かるマスターへの負担は、AKの数に比例して増える。
【Weapon】
『無限弾倉』
AKに備え付けられた弾倉。
弾切れの際、リロードすることで外した弾倉に自動的に次の弾丸が装填されている。
『換装・オプションパーツ』
AKに改造を施すための各種アタッチメント。
状況に応じて、カービン仕様、軽機関銃型、銃剣装着型、狙撃銃型などに改造できる。
【解説】
第二次世界大戦終結後、ソビエト軍人ミハイル・カラシニコフが設計した歩兵用アサルトライフル。
「AK-47」、「AKM」、「AK-74」等の種類があり、いくつもの改良型が存在する。
その安さ、壊れにくさから、AKは未だに一線級の傑作であり、砂漠地帯など厳しく、貧しい環境の紛争地で
独立戦争に勝利した国や政府にとって、頼もしい戦友である。
このため、モザンビークやジンバブエ、東ティモールなどでは、国章、国旗に独立の象徴として掲げられている。
一方でAKは、非正規版のコピー品を含めるとおよそ一億丁以上の生産がなされた世界最多の小銃であり、
多数の武装勢力による紛争、テロリスト等に使用され、「人類史上最も人を殺した兵器」として今なお
世界中で多くの人々を殺し続けている。
AKは武力による独立・勝利をもたらした英雄でありながら、紛争地にて数多の人々の命を奪った反英雄としての
二つの面によって昇華された器物の英霊であり、自我・意志を持たない、概念のみを帯びた英霊となっている。
今回はバーサーカーのクラスで召喚されたため、性能を引き出すほど、武力闘争や世界最大の殺戮兵器といったAKの負の面が強く出る。
【出演SS】
最終更新:2014年11月29日 19:45