澪梓wiki内検索 / 「澪「熱38度5分もあるし、風邪だよ」」で検索した結果

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  • 澪「熱38度5分もあるし、風邪だよ」
    澪「熱38度5分もあるし、風邪だよ」 梓「頭痛いです・・・」 普段は元気な梓は、風邪を引きベッドでうなだれていた。 梓「うう・・・」 梓はシーツで軽く顔を隠した。くすりと笑うと私は梓の手を握る。 澪「今日はゆっくり休むんだな」 午後になり梓はますます具合が悪そうだった。 澪「お粥作ったけど食べられる?」 梓「・・・ハイ。澪先輩の作った物なら何でも・・・・」 ゆっくりと起き上がった梓の息は荒い。 澪「はい、あーん」 梓「猫舌なんでふーふーしてください」 澪「・・・・ほら、ふーふー」 多少照れ臭かったがリクエストには応えておいた。 梓「美味しいです」 にこりと微笑む彼女を見て、一気に心拍数が上がった。屈託のない笑顔はそれだけで心を掻き乱す。 澪「梓、喉乾いたろ、...
  • ss1
    ...えての続編。 14 澪「熱38度5分もあるし、風邪だよ」 無題10 15 優しい手のひら txt1 16 先輩方が卒業したあとのGW 無題11 17 澪は三十分も前から待ち合わせ場所にいた。 txt2 18 純「ねえ、梓」 txt3 19 お茶会のあと、そして 20 今日は部活は休み。 無題12 21 目覚まし時計の音で少し目が覚める 姉妹設定。無題13 一つ前のページにもどる
  • 風邪の引き方直し方
     ──「私が代わってあげられたらいいのになあ。風邪、うつして貰って」  ──「うつすって……どうやって?」  ── 思いがけない憂の言葉に、梓は身を乗り出していた。  ── もしそんな方法があるというのなら、ぜひ教えてもらいたいものだ。                     (「けいおん!」#12「軽音!」より)     ◇  ◆  ◇  たまに窓をたたく雨の音が聞こえてくる。おそらく外は、冬の始まりを感じさせる冷たい雨なのだろう。  外に出ないですむのは幸運。  でもその理由が風邪なのは不運。  初めての学祭ライブは結果的に大成功だった。最初、唯先輩が抜けた時はどうなることかと思ったけど、なんとか残りのメンバーでその穴を埋めてつないで。最後は戻ってきた唯先輩も加えての『ふわふわ時間』で、そりゃもうメチャメチャ盛り上がった。  だけ...
  • 静かな夜に
    最近そろそろテストが近いという事もあり、私は今日は澪先輩の家に来て勉強を教えていただいていました。 最初は受験生である澪先輩の手を借りるのは迷惑では、と思っていたけれど澪先輩は「私としても基礎の見直しになるよ」と言ってくれて付き合ってくれたのは何だか申し訳なく思いつつも嬉しかった。 「澪先輩、この部分はどう・・・」 「それはこうだよ」 「なるほど・・・ありがとうございます」 澪先輩はすぐ隣で親身になって、分からない所も丁寧に教えてくれるので一人でやる時より苦にならず勉強に集中する事が出来ました。 「ふう、大体の範囲はこれで終わったかな?」 「そうですね、大体ここまでです」 「そっか・・・じゃあ一通り終わったな。お疲れさま、梓」 「こちらこそ今日はありがとうございました、澪先輩っ」 私はぺこりと頭を下げて感謝を表す。 「ううん、私としてもい...
  • 純「ねえ、梓」
    純「ねえ、梓」 梓「何?」 純「今度澪先輩と買い物に行きたいと思っててさ~」 梓「どうして急に?」 純「ほら、もうすぐ先輩達卒業しちゃうじゃん」 梓「そうだね」 純「だから卒業までに澪先輩と一緒に甘いひと時をすごしたいと思って・・・」 梓「甘いひと時って・・・」 純「ほら!私、澪先輩に憧れてるじゃん。だから一回くらいは澪先輩と・・・その・・・」 梓「わかったわ。澪先輩に伝えとく」 純「本当!」 梓「ただし、私も一緒に行くからね」 純「えぇ~何で~」 梓「あたりまえでしょ。澪先輩と絡んだことあるの?」 純「そりゃあんまりないけど・・・」 梓「だろうね。澪先輩は人見知りなんだから、私も同行します」 純「うぅ・・・わかったよ」 そりゃ、私だって澪先輩と買い物と...
  • 興奮しすぎて眠れない。
    ………… 興奮しすぎて眠れない。 だって憧れのロンドンに来てるんだ。無理もない。 同室の律とムギは…… 律「グゴー、グゴー」 紬「スースー」 二人ともぐっすり寝ているようだ。 昼間はしゃいでたからな。 ちょっと気分を落ち着けるため、ホテル内でも散歩してくるか。 上着を羽織り、廊下に出る。 辺りは賑わっていた昼間とは違い静かだ。 静かな廊下を歩いて行く。 外が見渡せる大きな窓がある場所に出た。 ベンチもあるし、丁度良い。 澪「綺麗な夜景だな」 ベンチに腰掛け、一人そんな事を呟く。 澪「!」 ふいに気配を感じ、慌てる。 お化け?まさかな。 きっとあれだ、ホテルの従業員が見回りに来たんだ。 自分にそう言い聞かせ、ゆっくりと振り向く。 ...
  • 今日は澪先輩の家にお泊り。
    今日は澪先輩の家にお泊り。 久しぶりのお泊りだから、楽しみでしょうがない。 梓「澪先輩、久しぶりの今日のお泊り、楽しみです」 澪「私もだよ」 澪「今日は、梓のためにこの前新しく買った下着、着けてるんだ」 梓「ほんとですか!?ちょっと見せてください」 澪「ば、ばか、夜のお楽しみだ」/// 梓「え~、少しでいいので、見せてください」 澪「し、しょうがないなあ、ち、ちょっとだけだぞ」/// 梓「す、透け透け!!!」ブシュー 澪「あ、梓大丈夫か!?」 梓(生きながらにして、極楽浄土を拝めるとは) 遠くなっていく、澪先輩の叫び声を聞きながら、私はそんなことを考えていた。 ―――夕飯 澪「梓、お待たせ」 梓「澪先輩、こ、これは?」 澪「レバーパテを、レーズンパンで挟んだサン...
  • 唯「おはよ~みんな~」
    唯「おはよ~みんな~」 律「おっす!」 澪「おはよう唯」 紬「おはよう唯ちゃん♪」 唯「いやぁ今日も遅刻しちゃったよ~」 和「おはよう。て、唯。もう朝のHR終わっちゃったわよ」 唯「いやぁ最近目覚めが悪いというか何というか・・・」 律「寝坊だろ。本当唯はマイペースだなぁ」 唯「な!りっちゃんほどじゃないよ!!」 律「なにを~このこの!!」キャッキャッ 唯「うぅ~りっちゃんにやられるぅぅぅ」 和「そういえば唯、今日の数学の宿題できたの?」 唯「あ・・・忘れてた~」 律「おいおい、今日の数学の宿題超難しいぞ~。ま、私はできたけどな!!」 澪(私の家に来て答え丸写ししたくせに・・・) 唯「本当!!写させて!!お願いりっちゃん!!」 和「こらっ!唯。自分の力でどうにかしなさい!」 唯「えぇ↓」 和「どうせ律も答えわかるだけで教えられないんでしょ?」 律「う・・...
  • 今日は、久しぶりに連絡が有った梓と会う約束となった。
    今日は、久しぶりに連絡が有った梓と会う約束となった。 大学時代に興味を持った絵本作家 試しに賞に出してみたら大賞を受賞し、在学中にも関わらず絵本が発売された。 しかも何故か売れた。 唯やムギからは 「澪ちゃんは、感性豊かだから絵本作家は天職だね。」 と言ってくれた。 律は  「澪ちゅあんは、絵も文もフワフワだから子供受けするんじゃね   てゆーか澪の頭ん中が子供」 話の途中でゲンコツをあげた。 それから、学業と作家業をこなし就職する事無く作家業を進んでいき今に至る 【カフェ】 梓「澪先輩   こっちです」 澪「遅れちゃたかな   ごめんな、梓」 梓「そんな、五分も遅れてないですよ」 澪「で、今日はどうしたんだ   まあ、梓からの呼び出しは嬉しいけど」 梓「えっ・・・」 顔を紅く染める梓 澪も自分の言葉に顔を紅くする。 ...
  • 小ネタ 無題59
    梓「私も澪先輩みたいに胸が大きかったらなあ……」 澪「なっ、何言ってるんだ梓?」 梓「だって私、中学生の頃から胸も身長もほとんど成長しなくって……」 澪「梓……」 梓「こんな幼児体型じゃ周りからバカにされるばかりですよ……」 澪「……あのな梓、胸が大きい人にだって大きい人なりの悩みがあるんだぞ? 肩は凝りやすいし、不必要に他の人から視線を集めやすいしさ」 梓「私は一度でいいからそういったことで悩んでみたいです……」 澪「もう……人の気も知らないで。それにさ」グイッ 梓「えっ?」 澪「梓まで胸が大きかったら、こうして抱きしめた時に顔が近づかないだろ?」ギュ 梓「ひゃ、せ、先輩……確かに顔が近いです///」カァッ 澪「な? 私が大きい分、梓が小さいからこうしてバランスが取れてるんだよ」 梓「む…...
  • 沖縄から帰って来てから数日
    沖縄から帰って来てから数日 梓「み~お、電話だよ」 あの星空での告白以来変わった事が少しある。  私が澪先輩に対して名前だけで呼ぶ事  私とみお、2人の左手薬指のリング、これ私がみおに頼まれ デパートに取りに行った品物だったのはビックリだった。  一番大事なのが、私こと中野梓から《秋山梓》になりました/// これに至るまでは大事な事なのに、拍子抜けする位ポンポンと話 が進んじゃたんだよね。 (回想)  沖縄から帰ってすぐに、みおが自分の両親と私の両親に家に来 るように連絡して都合の合う日に来て貰った。 澪「大事な話が有ります」 みおは2人の両親の前で切り出したんだよね緊張しちゃたよ。 澪「私と梓は、同性しか好きになれないんだ。   そして2人は交際していて、夫婦とかにはなれないけど、   梓と一緒に生きて行きたいんだ、だから2人でいる事を   許して下さい...
  • 梓(今日も暑いなぁ)テクテク
    梓(今日も暑いなぁ)テクテク 夏期講習の後、私は、暑さに負けそうになりながらも家路を急いでいた。 梓(昨日、憂と純と行ったプール、楽しかったな)テクテク 梓(今度は澪先輩と行きたいな)テクテク 梓(あれ?あの後姿は?) 梓「澪先輩!」 澪「!?」クルリ 澪「誰?」 梓「澪せんぱぁい!私ですよぉ!」ウルウル 澪「ふふふ、冗談だよ」 澪「私が梓を分からないなんてあるわけないじゃないか」 梓「澪先輩酷いです!」プンプン 澪「ははは、そんなに怒らないでくれよ」 梓「…………」ツーン 澪「日焼けした梓もかわいいよ」 梓「…………」ツーン 澪「ほら、アイスでもおごるから、機嫌直して」 梓「……唯先輩じゃないんですから、そんなので騙されません」ツーン ...
  • 小ネタ 無題3
    梓「澪先輩・・・」 澪「なんだ、梓? って、どうした梓、泣きそうな顔して?!」 梓「・・・ぎゅって、してください」 澪「へっ?今、なんて・・・?」 梓「・・・ぎゅーって、抱きしめてください」 澪「梓・・・」 澪は梓のことを抱きしめる。小さな体は、震えていた。 澪「梓、どうしたんだ?なにか、あったのか?」 梓「・・・・」 梓は何も言わない。小さな体を震わせて、澪の腕の中で泣き続けるばかりだった。 澪「・・・もしかして、律のことか?」 梓「っ!」 澪「・・・梓、前も言った通り、律とはただの親友だぞ?なにも、心配することはないよ」 梓「・・・でも、不安なんです・・・律先輩と、澪先輩はとても仲がいいから・・・」 澪「・・・」 梓「いつか、律先輩に澪先輩をとられるんじゃないかって・・・」 澪「・・・」 澪は一度梓から離れると、その涙を優...
  • SS紹介2
    タイトル 備考 唯「澪ちゃんとあずにゃんを部室で二人きりにしてみた」 唯「澪ちゃんと身体が入れ替わった」 澪「がっかり先輩」 澪「愛すべき天使の誕生日」 澪『同じ窓から見てた空』 とても長い。 澪『永遠にともに』 澪『同じ窓から見てた空』の続編。やはり長い。 唯「澪梓姉妹?」 梓「マイ ファニー バレンタイン」 BADエンド。死鬱注意。 澪「涙のキッス」 BADエンド。 梓「本命の人は」 梓「律先輩の胸が大きくなった」 唯「詰め合わせだよ」 梓「私の恋もホッチキス」 レス番 35から 45まで。 梓「野良にゃんだよ~ん」 ぼっち・ゲロネタ等あり。読む人を選ぶ。 澪「家出少女」 梓「澪先輩…」 まとめが中々出てこないためdat置いときます。 梓「みんなのアイドル、あずにゃんです」 予想外の展開。 一つ前のページにもどる
  • 澪先輩に相談してみよう
    梓「あっ、澪先輩こんばんは 今お時間大丈夫ですか?」 澪『うん、もちろん 待ってたよ梓』 先輩たちが高校を卒業した後 その寂しさを埋めるかのように毎晩澪先輩に電話することが 私の日課であり一番楽しみな時間になっていた 澪『梓も明日からいよいよ高校三年生か~』 梓「ふふっ 澪先輩そんなしみじみした言い方してるとお婆ちゃんみたいですよ」 澪『むむっ‥ うら若き乙女を捕まえてそういうこと言うかーこの後輩は』 梓「えへへっ ごめんなさ~い」 澪『はははっ 冗談は置いといて軽音部の方はどう? とりあえず4人そ 梓「もちろん軽音部の部長として皆を引っ張っていけるよう頑張りますよ!」 澪『うおっ‥! う、うん 梓がそれだけ元気なら心配ないかな』 梓「任せてください! うふふん♪ それに私にはちょっとした秘策があるんです」...
  • 試験勉強後の一時
     ――チッ、チッ、チッ……カリカリカリ……。  時計の針の進む音、それに机でペンを走らせる音だけが部屋に静かに響いていた。 「んー……疲れたぁ……」  ようやく試験勉強が一区切りつき、少し椅子を机から離して大きく伸びをする。  部屋の外がずっと静かからか、あるいはずっと机に向かい集中していたからなんだろうか。  まるでこの自分の部屋だけが、世界から断絶されたように感じるくらいだった。  ――と、 「梓、入っていい?」  部屋をノックする音と共に、外からお姉ちゃんの声が。 「うん、いいよ澪お姉ちゃん。入って」  私の声に応じて部屋のドアが開き、お姉ちゃんがゆっくりと部屋に入る。 「ごめん、まだ勉強中だった?」 「ううん、ちょうど今ひと息付いたところだよ」 「ホットミルク入れてきたんだけど、飲まないか?」 ...
  • 澪「よし! 梓の等身大布ポスターを抱き枕に縫いつけ終わったぞ!」
    澪「よし! 梓の等身大布ポスターを抱き枕に縫いつけ終わったぞ!」 澪「興奮して手元が狂っちゃったせいでちょっと歪んだり、我慢できず途中で使ってシミ付けちゃったけど」 澪「とにかく完成したぞ。この為にBD2枚買ったんだからな」 澪「私だけの抱き枕。私だけの……梓///」 澪「」ジー 澪「ああああ梓が私を見つめてるよぉおおおおおおおお////」 澪「どうしよう興奮してきた」 澪「だ、抱きしめちゃおうかな/// そのための抱き枕だもんな」 澪「」ギュー 澪「ああああああ梓可愛いよおおおおおおおおおおおお」 澪「ふふふ、梓は可愛いな」ツンツン 澪「何時間眺めてても飽きないよ///」 澪「何で梓はこんなに可愛いんだろう」 澪「梓、愛してるよ////」 澪(裏...
  • 小ネタ 無題23
    澪「梓っ」ギュッ 梓「ちょ・・・な、何ですかいきなり」 澪先輩が抱きついてくるなんてどういう風の吹き回しだろう? 澪「ねえ梓、梓は、私のことどんなふうに思ってるの?」 梓「え?!ど、どうって。な、なんていうか、その、憧れのセンパイって感じです//」 予想だにしない質問をされ、思わず声が上ずってしまう。 澪「ホントー?嬉しいなぁ、ギューッ」 梓「み、澪先輩は私の事どう思ってるんですか?」 澪「ん?梓のこと?可愛い妹みたいな、守ってあげたくなっちゃう大事にしたい人。」 梓「あ、ありがとうございます///」 澪先輩が私の事をそんな風に思ってくれてるなんて。思わず顔がにやけてしまう 澪「ねぇ、梓・・キスしようか?」 梓「え?な、何言ってるんですか!?」 澪「私とじゃ嫌?」 梓「・・・・・嫌じゃないです」 澪「ふふ、梓のそーいう素直な所、可愛く...
  • Cold Turkey
    「梓と付き合ってるのか?」  寄りかかっていた澪から離れて、律はそう問いかけた。 問いに肯定を返すように澪の頬が赤く染まったが、 口から否定の言葉が放たれた。 「いや、違」 「違わないですっ。付き合ってます」  否定の言葉は梓に遮られた。 律は梓の返事を答えとして採用する。 「そっか。やっぱ、二人付き合ってたんだな」 「……よく分かったな」  澪は観念したように溜息を吐いた。 「最近さ、お前と仲良くする度に梓の鋭い視線を感じて。 さっき寄りかかってた時も、結構キツい感じの目で睨まれたし。 それがあからさまだったからさ、梓が勝手に澪好いてるんじゃなくって、 堂々と嫉妬しても許される関係になってるんじゃないかって思った」  律は深呼吸した後、意を決したように言葉を続ける。 「本当に付き合ってるなら、もう澪に抱きついたりしないよ。 二人っきりで帰るのも止めにする...
  • 小ネタ 無題36
    唯「あずにゃんが五つ子だったら可愛いよね~♪」 澪(梓が五つ子かぁ‥) ~澪イメージ もし梓が五つ子で妹だったら~ 梓A「えへへ~お姉ちゃん♪」ギュッ 澪「うわっと、もう梓は甘えん坊さんだな」 梓B「あの、お姉ちゃん‥私も‥//」モジモジ 澪「ふふっ、ほらおいで」 梓C「お姉ちゃんの作ってくれたご飯はホント美味しい~」 澪「そう言って貰えると頑張って作った甲斐があるよ」 梓D「明日は私が作ってあげるねっ!」 澪「それは楽しみだな」ニコニコ 梓E「澪お姉ちゃん、今日は一緒に寝てもいい?」 澪「そうだな‥ じゃ、たまには一緒に寝よっか」 梓E「やった!」 梓B「あっ、ズルーい!」 梓D「私だってお姉ちゃん一緒に寝たい」 梓AC「「私もっ」」 澪「じゃ...
  • 天使のささやき
    私は自室でベッドに横たわり、天井を見つめている。 頭には鈍い痛みがありつつも何だかぼんやりとした妙な感じで、体全体はだるく、腕にはどうにも力が入らない。 ――今の状態を簡単に説明すると、どうやら私は風邪を引いてしまったらしい。 「三十七度四分・・・やっぱり熱ありますね。幸いかなりの高熱ってわけじゃないのはまだよかったです」 測った体温計を見て少しほっとした表情をする梓。 ゆるゆると手を額に当てるとそれなりに熱いので、ある程度の熱があるのは覚悟していた所。 「それで熱以外はどうですか?頭が痛いとか、喉が痛いとかは・・・」 「ああ、ちょっと頭に鈍い痛みがあるけど我慢出来ない程じゃないし、喉が痛いとかは無いよ。体がだるくて力があまり入らないっていうのはあるけど横になってる分にはあまり関係ないしさ」 変に梓を心配させないように、私はあくまで症状は軽い...
  • 朝練
    「おはよー……って、やっぱり誰もいないか」  朝の眩しい日差しが差し込んでいる自分の教室に入るが、やっぱりというべきか誰もいない。  時刻が時刻なだけに当然といえば当然だけど、ね。  ――今日は随分と早く六時前に目が覚めてしまい、いつも登校する時間までのんびりしてても良かったのだけど「早起きは三文の得」という言葉もあることだし。  たまには早く登校してもいいかなと思い、こうして今までにない早さで学校にやってきていた。  時刻はまだ七時になったばかり、ということで学校に来るまでの通学路に人気はほとんど見当たらなくて。  自分の他には、部活で朝練をすると思われる生徒たちがのんびりと歩いてるぐらいだった。 「うちも朝練とかしたいけど……難しいかなあ。唯先輩や律先輩は寝ぼすけなほうだし」  呟きながら自分の机に荷物を置いてとりあえず一息つこう……そう思...
  • 恋文
    ハートマークがプリントされた便箋を前に、頭を抱え込んだ。 いくつもの言葉が、浮かんでは消え、書こうとすれば指先が止まる。 思いを届けたい、伝えたい結果がどちらにしても・・・。 もうすぐ、二学期も終わる。 来年は、先輩達も受験生になり忙しくなる。 だから、今、私は先輩にラブレターを書いている。 ボールペンを持った指先が迷う、私の心を、先輩への気持ちを伝える言葉を探して。 土日を費やし、書き上げた手紙をピンクの封筒に入れ、中央に『澪先輩へ』右下に、 『中野梓』と記入した。 後は、どうやって渡すかだ、それが一番難しいかも。 月曜日 朝、何時もより早く学校へ向かう、ベタだけど先輩の下駄箱手紙を入れる為、だが先輩の下駄箱には、既に何通かの手紙が入ってた、流石澪先輩、ファンクラブが有るから当然だよね。 私も入れようとしたけど、手が震え、また手紙を持つ指先が迷った。 本当...
  • 小ネタ 無題11
    今日も日常が繰り返されていた。 ムギ先輩のお茶を飲み、お喋りをし、唯先輩と律先輩がふざけ、私と澪先輩が咎める。 もはや慣れっこになった感はあるが、これではいけない。そう思ってはいるのだが。 唯「あーずにゃーん!」 梓「ちょっ、離れて下さい・・・よ!」 唯「あぁん、いけずぅ・・・」 例によって唯先輩が抱きついてくるのを力ずくで剥がす。 よし、今日こそはビシッと言って・・・ 澪「唯、それくらいにしておけ。ほら律も立って、練習するぞ」 律「はいはい、わかりましたよ・・・」 唯「ちぇー」 紬「まあまあ、二人とも」 渋々ながら持ち場へ移動する二人とムギ先輩。 あっさりすぎて毒気を抜かれてしまった。いつもこれくらい素直だといいんだけど。 とりあえず首尾よく練習に移れることになったのはありがたいが、その前に。 梓「...
  • 膝上の子猫
    いつものように今日もまた部活を終え、私は帰り支度に取りかかっていた。 後半の練習した時間より前半のお茶を飲んでいた時間の方が長かったのはそれなりに気にしつつも極力は気にしない方向で。 それに今は地味に厄介な事を抱えてるし・・・と、澪先輩が声を掛けてくる。 「おつかれ、梓。けど練習の後半どうかした?何だか微妙にリズムが合ってなかったように思えたけど・・・」 「え、あのそれは・・・」 他の先輩方には特に気付かれなかったようだが、澪先輩には何か感づかれてしまったみたいで少し恥ずかしいながらも何だか嬉しくも感じる。 「さっきから耳にちょっとゴミが入っちゃったみたいで・・・それで細かい音の部分がよく聞き取れなかった所があって」 「え?大変じゃないか!・・・よしっ」 「み、澪先輩?」 すると澪先輩は他の先輩達に「梓と二人で少し部室を掃除してから帰るよ」と...
  • 愛くるしい笑顔
    「梓、遅いな……どうしたんだろう」  部室を出て階段を下りると、私は少し駆け足で梓がいると思われる二年生の教室を目指す。  いつものように放課後を迎え、いつものようにみんなとティータイムを過ごしていたが、今日は時間が経ってもなかなか梓が部室にやってこない。  何かしら用事があって休むとしても先に部室に来て断りを入れてから帰るはずなので、こうして顔も見せにこないのはちょっと心配。  だからかこうして、いてもたってもいられず部室を出て、梓を探しにきていたのだった。 「教室にいなかったら携帯にかけてみるとして……さて」  梓のことを考えながら二年生の教室までやってきた所で、中をそっと覗く。  黄色い陽射しに染め上げられた教室は静まり返っていて、人の気配を感じさせない。  他の生徒たちはみんな早々に下校したか、それぞれの部活に行ってしまったようだった。...
  • 3年目の初詣
    ~年末のとある日~ 純「梓って来年も軽音部の先輩達と一緒に初詣行くんでしょ?」 梓「うん、そのつもり」 純「あ~いいな~‥ 澪先輩達と初詣‥」 梓「えへへ~ いいでしょ~?」フンス 憂「純ちゃんはお正月おばあちゃんの家で過ごすんだっけ?」 純「そー もう毎年の恒例行事だけどねー たまには憂達と過ごしたいよ」 憂「純ちゃんが帰ってきたらまた3人でお出かけしようよ」 梓「去年の初詣といえば晴れ着姿が素敵だったな~」 憂「うんうん! 私も見たことあるけど素敵だったよね~」 梓「ムギ先輩の」 憂「澪先輩の」 梓「‥‥えっ?」 憂「あっ‥そうか 今年は澪先輩晴れ着着てこなかったんだっけ」 梓「ちょ‥ちょっとまって憂! 澪先輩のは‥晴れ着姿!? 私聞いてないっ!!」 憂「おっ落ち着いて...
  • 小ネタ 無題56
    澪「梓」 梓「? なんですか、澪せ……んっ!?」チュッ 梓「んんっ……ぷはぁっ、み、澪先輩、なにを!?」 澪「梓!」 梓「はっ、はい!?」ビクッ 澪「お前が欲しい!」 梓「え、ええっ!? で、でも私チビですし、おっぱいも大平原ですし……」 澪「身体が小さいことなんて関係ないさ」 梓「えっ///」ドキッ 澪「梓だから……私は欲しいんだ!」 梓「澪先輩……///」 澪「だから……いいか?」 梓「……は、はい、けど優しくお、お願いします……///」ドキドキ 澪「ん、努力はする」 梓「あっ……」ドサッ 梓「ふあ……もっと、その長い指でもっと……ふにゃあ」 純「やっと日直を終えて部室にやってきたら……」 憂「な、なんかすごい夢見てるみたいだね、梓ちゃ...
  • 小ネタ 無題10
    梓「ねぇ澪先輩」 澪「ん?」 梓「キスして下さい」 澪「いいよ」 梓「へ?」 澪「ほら、おいで」 梓「え…いや、あのー」 澪「しないのか?」 梓「うっ、し・・・・します」 澪「膝の上おいで」ポンポン 梓「今日はえらく積極的ですね」 澪「たまには良いだろ」 梓「そ、そうですね。失礼します」ポス 澪「ふふ。梓は可愛いな」ナデナデ 梓「ッ…なんか調子狂います」 澪「好きだよ梓」チュッ
  • 小ネタ 無題47
    律「澪もネコミミ付けてみてよ」 澪「絶対イヤだ!」 律「前こっそり付けてたくせに」 澪「あっ、あれはそのヒゲだよヒゲ」 律「梓も見たいよな?澪のネコミミ」 梓「ぜひ見たいです!」 澪「へ?梓がそこまで言うなら///」 ネコミミ装着 澪「どう?///」 梓(澪にゃん可愛い////)
  • 白き願い
    「梓、これから何か予定ある?」 「え? 特に何もないですけど……」 「よかった。じゃあ、二人で一緒に商店街のほうにでも行かないか?」  部活を終えた今日この日、私は澪先輩からお誘いを受けた。  特に断る理由はないし、断る気もまったくないので、 「はいっ、ご一緒します」 「よーし、じゃ行こっか」  なんだろう、澪先輩から誘ってくれるのはもちろん嬉しいけど……今日はただそれだけじゃないような? 「さてと……何か要望はありますか、お姫様?」 「え?」  まばらに人が行き交う商店街の入口に着いた所で、澪先輩は私にそうたずねてきた。 「せ、先輩? 要望って……?」 「ああ、今日はホワイトデーだからな。  バレンタインのお返しになにか一つ、梓の要望に応えようと思って」 「えっ……でも」  それならもう、部活で他の先輩達と一緒...
  • 想いはいつも傍に
    「さてと……部屋の整理も終えたし、明日に備えて寝るかな」  ――卒業式を迎え、高校生活に終わりをつげてから数日後。  私は大学生活に向けて今日この日、一人暮らしするアパートの方に部屋の大半の物を移動させた。  そして明日からは早い内に新しい生活に慣れるため家を離れ、アパートでの一人暮らしに移る予定だ。 「しばらくは自分の部屋ともお別れだな」  部屋を見渡してみると随分すっきりとして、こんなに自分の部屋って広かったかな? と思わず感じてしまったり。  とはいえ、長期の休みになったら家に戻ってくるつもりなので机や布団はそのまま家に置いておくことにした。 「と、寝る前に歯を磨いておかないと」  淡い感傷を思いながら部屋を出て、洗面所に向かうと梓がいた。 「あ、お姉ちゃん」 「歯磨きに来たんだけど、梓が使ってたとこかな?」 「う、うん...
  • 小ネタ 無題60
    チュンチュン…… 梓(ううん……むにゃ……ん……?)フニュッ 梓(あれ、なんだろ……すごくあったかくて、やわらかいものにだきしめられてるような……) 梓(きもちいい……このままずっとこうしてあまえていたいな……)ギュッ 「んー……あずさ……」 梓(え……今の声って?)パチリ 澪「すー……」 梓(み、澪先輩!? な、なんで澪先輩が私のベッドに……!?) 梓(あっ、そっそうだ、昨日、先輩がキスしてくれて、抱きしめてくれて、そのままっ……) 梓(……///)カァッ 澪「ん……梓?」パチリ 梓「ひゃっ、澪先輩……起こしちゃいましたか?」 澪「おはよう、梓……んっ」グイッ 梓「んっ? んんー!」チュッ 梓「はぁっ……せ、先輩、起きていきなりキスするなんて///」 澪「ふふ...
  • 小ネタ 無題46
    梓「~♪」 澪「そうだ。梓、ちょっといい?」ゴソゴソ 梓「はい?」 澪「いや、梓の練習風景撮らせてくれないかなあって」 梓「わ、私のですか?えと、じゃあお願いします……」 澪「自然体でいいからな~、っと」ピッ 澪「よし、撮れた。ありがとね」 梓「……あの、澪先輩も一緒に写りませんか?」 澪「え…わ、私もか?」 梓「練習じゃなくて、澪先輩と記念に一枚と思って……。ダメですか?」 澪「わかった…自分を撮るのはあんまりやったことないけど」 澪「梓、もう少しこっち寄って」 梓「は、はい」ススッ 梓「このくらいですか?」 澪「ん。いいかな」ピッ 澪「……思いっきりぶれてる」 梓「ぷっ……」クスクス 澪「わ、笑うなよ」 梓「ご、ごめんなさい。も...
  • 小ネタ 無題24
    紬「梓ちゃん大丈夫!?」 梓「ふぁ、ふぁーい‥だいひょうふれすよ~」フラフラ ドン! ?「おっと‥」ガシッ 梓(いっと‥あれ? いま誰かにもたれかかっているような‥‥) 梓「‥っってええええ み、澪先輩!?//」 澪「大丈夫か梓? だいぶフラついちゃってるけど」 梓「はっははっははいっ! す、すいません急にぶつかったりして‥//」かぁ~っ 澪「まったくアイツらは‥梓ゴメンな、急に皆で変なことしちゃって‥」 梓「い、いいえ 私は別に大丈夫ですから!」 梓(受験前なのに私の心配までしてくれて‥やっぱ澪先輩は優しいな‥//) 澪「」じ~~~~っ 梓「‥‥って、えと、澪先輩、私の顔に何か?//」 ギュッ 梓「ちょおっ、み、みみみ澪先輩!?」 澪「ホントだ‥唯の言った通り抱き...
  • 澪「あ、梓や、やめ・・・んっ」
    澪「あ、梓や、やめ・・・んっ」 ソファーに押し倒された澪の唇が、梓の唇によって塞がれた。 澪「ん・・・」 唇と唇が絡み合うと、澪の鼻から吐息が漏れ、抵抗の力が弱まる。 澪「はあ……っ」 涙目で息をつく澪を見下ろして、 梓「ようやく大人しくなりましたねw」 澪は羞恥心を取り戻し、顔を紅潮させた。 澪「なっ何言ってるんだ! 梓がいきなり///」 梓「ふふ、そんな顔で言っても説得力無いですよw」 梓は澪を再びソファーに押し倒すと、澪の首筋をペロリと舐めあげた。 澪「うっ・・・ふぅっ」 澪は身を竦め、ビクビクと震える。 梓「ふふっ澪先輩は本当に感じやすいですねw」 梓の手が制服の上から澪の胸に触れる。 またも澪の体がぴくりと震える。 梓「澪先輩の胸って大きいですね。柔らかくって揉み心地最高w」 澪「梓、お前いい加減に・・・」 梓は起...
  • シックス・イレブン作戦
     また、夢を見た。もうひとつの世界での私達の夢を。     ◇  ◆  ◇  そうこうしてるうちに、先輩から絶え間なく吐き出されるジェット噴流が、かすかに細く長い飛行機雲を発生させはじめた。それをかぶってしまわないよう、私はほんの少しだけ高度を下げる。すると必然的に、先輩の身体を下から見上げるような形になる。たとえば風になびく長くつややかな黒髪とか、ストライカーユニットからチラリと見える真っ白いフトモモとか、そして何よりも野暮ったい軍服の上からでもはっきりとわかる女性らしいシルエットとか──。  と、その時。 『エニワ02、梓。ちゃんと空中警戒してる?』 「は、はい。すいません、先輩」 『何に気を取られてるか知らないけど、もう少し集中しような』 「了解です。気をつけます」  全身から冷汗が吹き出し、同時に鳥肌が立つのを感じる。私より前を飛んでる...
  • だぶるあずにゃん!
    純「じゃ、明日までこの子のことお願いね」 梓「もーう‥ちゃんとこの埋め合わせはしてよね」 純「分かってるって ほんじゃ!」 バタン 梓(‥‥‥‥もう純行ったよね‥?) 梓「‥‥‥ 久しぶり~あずにゃん2号~♪」スリスリ 2号「ニャー」 今日は久しぶりに純の家の飼い猫あずにゃん2号(命名:私)を預かる事になりました 梓「純の家で何度か会ってたけどこうやって2人きりになるのはあの時以来だね~」ナデナデ 2号「ミャーオ」 梓「さて‥‥ 今から何して遊ぶっ? 猫じゃらし? それともボール?」ワクワク ピンポーン 梓「あれっ、誰だろ? もしかして純が戻ってきたのかな? もうまったく‥」 ガチャッ 梓「なーにぃ純? 何か忘れm‥‥ ?「えっ? じゅ‥純‥ちゃん‥?」 梓...
  • お揃いの髪型
    「きゃーっ!」 「うひゃーっ!」  後ろから抱きしめてくれる澪先輩の柔らかさを感じつつ流れる水とともに滑り降り、ばっしゃーんという水音とともに下のプールに着水!  今日は澪先輩と一緒にプールへ遊びに来ました。 「ぷはっ、やっぱり爽快ですね、ウォータースライダーは」 「ああ、このあっという間に滑り降りるスピード感がたまらないよな」  水から顔を出すと夏の太陽の光が眩しく、けれど澪先輩の笑顔はそれよりもっと眩しく見えて、胸がどきどきする。 「けどちょっと意外でした。澪先輩、ウォータースライダーは苦手なような気がしてたので」 「あのな、私はその、お化けや幽霊の類いが苦手なだけでウォータースライダーとかはかなり好きだぞ……ってあれ?」 「どうしました、先輩?」 「梓、ツインテールが片方ほどけてるぞ」 「えっ? あれ、あれれっ?」  先輩に...
  • 『私の大切な――』side 澪.
     私は、いま、思い人へ告白をする。 「――の事が好きなんだ」 「ごめんなさい、――のことは好きになれません。……――がそんな人だとは思わなかったです」  私の言の葉は思い人の心を揺り動かす力もなく、無情にも振り払われた。 「では」  私の前から去っていく思い人。 「――待って!!」  私らしくもない大声を上げても――思い人は振り返ることはなかった。  その場に立ち尽くす。  ぽっかりと、私の心に穴が開いた感覚。  足下が無くなり、ただひたすらに墜ちていく感覚。  ――暗転する世界。  ――――  ――目が覚めた。まだ外は薄暗いし、目覚まし時計も鳴ってない。  手探りで携帯を手に取り、携帯を開いた。  ……まぶしい。反射的に目を閉じてしまった。  うっすらと目を開けて、携帯の液晶を見た。  決戦の日。朝の...
  • 小ネタ 無題43
    律「最近付き合い悪くね?」 澪「そんな事は…」 律「梓とばっかじゃん」 澪「いや…」 唯「いーじゃん、りっちゃんは私と付き合えば。   あずにゃんも付き合い悪いし、ちょうどいいよ」 澪「!?そ、それは駄目だ。   律ぅー、今日はたっぷり付き合うからー」 梓「…。私達、付き合ってますよね?   律先輩と私、どっちが好きなんですか?」 澪「いや、どっちもってゆーか…好きの種類が違うってゆーか…」 梓「どっちがloveでどっちがlikeですか?」 澪「…」
  • 小ネタ 無題62
    澪「梓ー、恵方巻き買ってきたぞ」 梓「えほうまき? ……なんですか、それ?」 澪「知らないのか? 節分の夜にその年の恵方に向かって目を閉じて一言も喋らないで、願い事を思い浮かべながら丸かじりして食べる太巻きの長い版ってとこさ」 梓「へえー……そうなんですか」 澪「今年の恵方は北北西だから、北北西を向いて食べればOKみたい」 澪「梓の分も買ってきたから、一緒に食べよ?」 梓「あっ、はい」 澪「全部食べ終わるまで喋ったり、目を開けたりしちゃダメだぞ」 梓「わ、わかりました」 澪「じゃあ、北北西を向いて願い事を心に思い浮かべながら……」 梓「はい」 澪「いただきます」パク 梓「い、いただきますっ」カプ 澪「…………」モグモグ 梓「…………」ムグムグ 澪「…………」コ...
  • キスの味
    今日は部室に澪先輩と私だけ。 唯先輩達は、クラスの用事で遅くなるらしい。 澪先輩は、新しい歌詞を書いている。 邪魔しちゃ悪いなと、私は一人ギターを弾く。 不意に、澪が梓に問いかける。 澪「梓、キスした事ある?」 梓「えええっ」 突然の質問に梓はびっくりした。 梓「し、した事無いです」 ふるふると首を横に振る。 澪は続ける。 澪「参考に、と思ってミュージシャンの歌詞とか見てるんだけどさ」 澪「例えば宇多田ヒカルのFirst Loveの歌詞 最後のキスはタバコのflavorがした」 澪「これってキスは煙草の風味がしたって事だよな?」 梓「そうだと思います」 澪「普段煙草吸う人は煙草の味、じゃあ吸わない人はどんな味なんだろ?」 梓「どうなんでしょうね?」 ……...
  • その心のままに
    「さてと……午後からはどうしようかな」  休日の昼下がり、私は自分の部屋の机の椅子に座りながら午後は何をしようかと考えを巡らせていた。  今日この日は朝早くからパパとママは外出しており、夜までは帰ってこない予定となっている。  家に一人いる私は午前中、部屋に掃除機をかけて綺麗にしたり、一時間ほど机に向かい勉強に取り組んだりして……午後からは音楽でも聞きつつ新しい詩でも書いてみようか、それとも気分転換に外に出かけようか、などと色々と考えている所だった。 「梓は今ごろ、どうしてるかな……」  ふと、梓のことを考える。  梓は意外とお寝坊さんな所があるし、何もない休日はもしかしたら昼頃まで眠ったりしているのかもしれない。  むにゃむにゃと言いながら寝ぼけまなこをこすりつつ、もぞもぞと起き出してきたりするのかな。 「それはそれでまた可愛いかも……...
  • 優しい手のひら
     雨の音がする。  そう、「雨の音」が開いた窓の向こうの世界から鳴り響いていた。  “しとしと”という擬音は誰が考えたのだろう。ただの水の雫が空から落ちてきて、いろんなものに当たって音を立てている情景を、なんともうまく表しているように感じる。 「雨……、やみそうにないですね」  窓を開け、今日の天気の空模様を確認して、中野梓は隣の彼女へと呟いた。 「そうだなぁ」  ほんの10センチほど高い位置で、同じように窓の外を眺めていたこの部屋の主である彼女――秋山澪が返事をする。 「どうしましょう……」  雨は絶えず降り続いている。それほど激しい雨ではないけれど、心なしか梓がここまで来た時よりも雨足が強くなってきた気がする。 「これじゃあ出かけるのは無理かな」 「……そうですね」  休日のお昼にも程近い頃。梓は澪の家までやって来ていた。本来だったらこのまま二人で出かけるはずだっ...
  • 梓「スースー」
    梓「スースー」  隣で寝息を立てて眠る梓。 その顔を覗き込むと、むにゃむにゃと動く口元が猫みたいで思わず微笑んでしまった。 澪「ふふ、子供みたいな顔だなw」 頬をツンと指で突く。 梓「う、うーん・・・」 澪「ふふっ」 鬱陶しそうに顔を歪める梓が面白い。 どんな夢を見てるんだろう? そんな事を考えてると寝ている梓の口からこんな言葉が漏れた。 梓「澪センパイ・・・大好きです」 澪「梓の奴・・・///」 澪「私も好きだよ、梓」 澪は寝たままの梓の耳元でそう囁いて唇にキスをした。 梓「澪センパイ澪センパイ~//」ゴロゴロ 澪「こーらっ、もう‥梓は甘えん坊さんだな」 梓「だ‥だってやっと澪先輩とそういう関係になれたんです‥もっと甘えたいんです!」 澪「‥ふふっ 可愛いな梓は」ナデナデ 梓「んっ‥//」 ...
  • バトル・オブ・ポッキー
     大抵の人々は忘却していることだろう。  ネコが天性の狩人であり、生粋の肉食獣だという事実を。     ◇  ◆  ◇  まあ仮にも軽音部のイベントだから、普通に始まって何事もなく終わるとは思ってなかったけど。 「えーそれでは、宴もたけなわとなりましたところでっ!」  妙に嬉しそうに叫びながら立ち上がった律の姿を見た瞬間、イヤな予感がしたんだよな。 「第1回っ! 中野梓誕生日記念チキチキポッキーゲ~~~~ム!!」 「おおおっーー!!」  なぜか唯とムギが顔を紅くして、律と一緒に拍手と歓声を上げている。なるほど、梓への誕生プレゼントと称して、そろいもそろってポッキーを買ってきたのはそういうためか。 「なんですか、それ」  一方の梓は何も知らされていなかったらしく、狐につままれたような表情を浮かべている。多分、私も似たようなも...
  • 澪先輩の家政婦になって数ヶ月がたった。
    澪先輩の家政婦になって数ヶ月がたった。 先輩は相変わらず忙しい日々だけど、一番近くに居れる家政婦は私にとって凄く嬉しくて楽しい・・・けど澪先輩に依存しちゃて良いのか不安にならない事もない。 結論を後回しにするのは悪い癖だけど、今この時は澪先輩の役に立てるならと思い気を引き締め晩御飯の準備に取りかかった。 あいなしに、澪先輩がキッチンに入って私に話掛けてきた。 澪「梓頼みがあるんだ。」 何だろう? 梓「どうしたんですか?」 澪「先週一緒に行ったデパートに取りに行って貰いたい品物があってな。   インフォメーションに置いて貰ってあるからお願いできるかな?   今日はもう遅いから明日で良いんだけど」 梓「了解です。    澪先輩は行けないんですか?」 澪「今晩から明後日までは仕事が詰ちゃってさ」 梓「大丈夫ですか?澪先輩無理してませんか」  澪「明後日まで頑張れば、明...
  • 目覚まし時計の音で少し目が覚める
    目覚まし時計の音で少し目が覚める でもまだ起きたくないそんな気分だ もう一度寝てしまおうか そう思っているとノックとともに私の部屋の扉が開かれた 澪「ほら梓、もう朝だぞ」 この綺麗な声の主、それは私のお姉ちゃんである 澪「まったく‥梓は何時までたってもお寝坊さんだなぁ」 少し呆れた風に言うとカーテンを開け始める 私の部屋に朝日が射し込んだ 眩しいよ 澪「ほら、今日もいい天気だ」 梓「んん~‥」 耐えられなくなった私は布団を頭から被り直す 澪「梓、早く起きないとせっかくの朝ごはんが冷めちゃうだろう」 枕元でお姉ちゃんがつぶやく でも私は食い気より眠気なのだ それでもお姉ちゃんは無理やり布団を引っぺがすこともなく少しため息をついた 私が狸寝入りを決め込んで少ししてから周りが急に静かになった やっと...
  • 懲りない人たち
    「正直、和先輩にはすごく感謝してます」 「え……そうなの。どうして?」 訳が分からないわ、という戸惑いの表情を浮かべながら、和先輩は私の顔をのぞき込んできた。 まるで春風のようなさりげない仕草に、年齢差以上の格の違いを見せつけられたような気がする。 それはとてつもない羨望と、ほんの少しの敗北感。 とてもじゃないが、私はこんな人にはなれそうにない。 「私一人じゃ、とてもここまで来る勇気はなかったので」 生徒会長まで勤め上げ、国立の法学部に入れるほど頭がよくて、それでいて面倒見もいい。 だいたい、あの唯先輩と幼なじみをやっていられるという時点で、尊敬の念を抱いてしまうくらいに。 さらに澪先輩とのことで、一度ならず背中を押してもらったこともあったし。 「もっとも私も、曽我部先輩が大学の寮にいるから、というのもあるんだけどね。だからお互い様よ」 「あ、...
  • @wiki全体から「澪「熱38度5分もあるし、風邪だよ」」で調べる

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