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耳からの作文指導

毎日ではありませんが、みんなが静かに(?)食べている給食の時間を利用して、子どもたちに作文を読んで聞かせています。長さがちょうどよく、話題も豊富で、作文集一冊で何ヶ月か持ちます。できるだけ、日常のありふれた様子をしっかり描写してあるものを選んで読みます。イベントを中心にしてあるものや観察日記などは何もない状態では子供が真似をしづらいと思うからです。

 はじめは、作文コンクールとか、県の児童文集とかの作品を読みます。子どもたちと同じ年齢の子の作品を選ぶのですが、あんまり上手なので、子どもたちは「ホントは何年生?」とよく訊いてきます。

 時々、書き出しの工夫や、様子を表す言葉の使い方などの解説を入れていきます。そして、「みんなにもそのうち書いてもらうからね。どんなことを書くか考えておいてよ。」と言っておくと、作文を聞きながら、似ている経験を思い出し、「これは作文になりそうだ」と頭の中でキープしているようです。

 作文の時間には、「先生が読んだのに負けないくらいかっこよく書いてね」と念押しします。子どもたちは、今まで聞いた中から真似をしたりして、自分なりに書き出しなどを工夫しています。高学年だと配慮がいるかなと思いますが、3年生だったので、全員の書き上げた作文をまた給食時間に読みました。日頃「僕はきのう○○に行きました。」などと書いている子が、「僕はなぜか朝早く目が覚めた。やった!今日は○○に行く日だ!」なーんてかっこよく書いているのです。そして、それを聞いた子どもたちがまた「上手だね」と誉めたり、面白くて笑い転げたりするので、書いた本人は嬉しそうにしています。

 今回は2学期から始めたのですが、年間を通して計画し、道徳の副読本や総合的な学習に関連した本を読むというのも「耳からの○○指導」として効果があるのではないかな、と思っています。

(初稿2001年3月28日)

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最終更新:2010年01月16日 18:10
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