Mirgae2-Second Duel Devicer-作品紹介

主人公・野田康治はいたって普通の高校2年生だった。
少し癖っ毛の、背丈も普通、成績も普通。
普通の生活を送り、普通の恋愛をして、普通に卒業するはずだったのに・・・。
彼の『普通』はとある夏にすべて『普通』ではなくなった。

出会ってしまったのは一人の少女。

彼女のその手には蒼く輝く一振りの剣。

夜の学校に鳴り響く音に不信感を抱き、彼はその事件に巻き込まれてしまう。


事件の首謀者によって一度死んだと思った彼だが・・・。


『一緒に生きましょう』

この一言と共に、事件の被害者である彼は自分を守ってくれたその少女の後を追うべくとある部署の扉を叩く。


『桜門学園治安保護執行部』


そこで手にするは『漆黒の銃』と彼自身から生まれた『信念』


友と背中を合わせ、駆け抜けたその戦場は悲しい日々の始まりに過ぎなかった。


破壊衝動に駆られる少女、本田千尋。
自身の力量に溺れた少年、小川龍人。
恩師の鶴谷国重・・・もとい学園長。


そして、自分が愛した少女、望月杏。


たくさんの大切な友達を失った、あの事件から3年。
執行者として世界を飛び回っていた彼の下へ一通の手紙が届く。
差出人は親友の石田隆。



『世界を滅ぼし兼ねない4つ目のオリジナルが見つかった。オレは一足先に行く』



学園内では終わったと思った戦いは、まだ終わってはいなかった。
もう手にすることはないと思っていた剣を片手に、
彼は再び悲しみの舞台へ足を運ぶことを決意した――

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最終更新:2006年09月16日 22:54