基本スペック

駆動方式:FR / ミッション:4速
初期馬力:300ps(実車は330ps) / カーナンバー:49-73
全長:4,755mm/全幅:1,795mm/全高:1,410mm/最高速度:350km/h
プレイカテゴリー 称号
ST無敗 【首都高無敗】
ワンメイクバトル 【500Eキング】
エンジン形式バトル 【V8選手権】
期間限定TA•1 【伝説のEクラス】
期間限定TA•2 【俺の500E】

備考

マキシ5にて2015年7月16日に実施された「2015年7月版アップデート」より追加された。

解説

4速車補正の恩恵を受けており、加速力・最高速度・高速域の伸びに優れる。また見た目通りのスタビリティを誇り、短いオーバーハングも手伝ってコーナーでの寄せや高速ステージにおける微細な修正陀を当てるのがとても楽。
車体は小さいとまでは言わないものの、アメ車やスーパーカーなどと比べると幾分かはコンパクトにまとまっている。全長はさすがに長めとなっているので、バチコン(ロケット)にはくれぐれも気をつけたい。
ハンドリングはかなり特殊(というよりも扱いづらい)。具体的に言うとデカいV8エンジンをフロントに積み込んでいるせいで回頭性が極度に悪く、ブレーキの効きも甘いため赤コーナーでは手を焼くことも。箱根や大観山といったテクニカルコースにはあまりにも合っておらず、これらのコースで対戦をすると相当な苦戦を強いられるだろう。しかしドリフト中の挙動は安定しており、コーナー進入ではステアをこじるように入っていけば意外と問題ないことが多い。
対接触性能は見た目の割に平均レベルで、ガリに対しては弱い。こちらが頭をとっていたとしても厨車が相手だと押し負けてしまうことも少なくない。しかし5DXより性能が改善されて少しはガリ合戦で戦えるようにはなった。ブーストの効きは良好。

以上のことを踏まえるとエンジン性能は初心者向けなので、ここから特異なハンドリング性能とつきあっていくつもりで向き合うといいだろう。

選択可能カラー

ブルー ブラック
ブリリアント シルバー
スモーク シルバー
アルマン
ダイン
レッド
パール ブルー
ノーティカル ブルー

更新回数及び追加カラー

1 イエロー3 21 ブラック グレー
2 ブルーメタリック 22 ライト
シルバー
シルバー
3 レッド 23 ライト
ベージュ
シルバー
4 パープル
メタリック
24 レッド ダーク
レッド
5 ライムグリーン
メタリック
25 ライト
ブルー
ダーク
ブルー
6 ペールブルー
メタリック
26 ダーク
ブルー
ライト
ブルー
7 ゴールドメタリック 27 ミントグリーン
8 オレンジ 28 ワインレッド
メタリック
9 ブルー
グリーン
ブラック
メタリック
29 グレーメタリック
10 ブラック 30 ダーク
ピンク
グレー
メタリック
11 ダークピンク 31 ダークブルー
メタリック
12 オリーブ 32 ガンメタル
13 イエロー ブラック 33 ライトパープル
メタリック
14 ピンク2 34 グリーン
メタリック
15 ライトブルー 35 パール ブラック
メタリック
16 パールホワイト 36 ピンク ブラック
メタリック
17 ダークパープル2 37 レッド ブラック
18 ダークオレンジ2
メタリック
38 ライト
ブラウン
ブラウン
19 オレンジ ブラック 39 シルバー レッド
20 ダークグリーン 40 ホワイト シルバー

エアロセット

A:一昔前のツーリングカー風エアロ。

B:ドリ車のような張り出しエアロ。

C:フロントバンパーは同社のW126SEC用ロリンザーのエアロに似ている。
俗に言うヤ○ザ仕様。マフラーは左側一本だし。フロントバンパーモールに対物センサーが装着されている。

D:

E:曲線を多用した現代風のエアロ。

F:フロントに小さくフォグランプが付く。マフラー周辺は86やBRZに近い?

G:マフラーは四角いのが左に一本。両端にエラいゴツいカナードを拵えたビス留めアンダーフラップをワイヤーで吊っている。
リアウイングはカーボン製のこれまた巨大な2段式のものが装着される。
リアはやたらとダクトが開けられ、ビス留めのディフューザーが装着される。

H:190EevolutionⅡ風のエアロ。フロントにはコネクションロッド付きアンダーフラップが装着される。
マフラーは2×2本出し。全幅が他のエアロパーツと比べて多少広くなる為、すり抜けの際は注意。

I:

J:

K:

ボンネット

A:

カーボンボンネット(ダクト付き)1:

B:

C:

D::グリル部分がブラックアウト化される。

カーボンボンネット(ダクト付き)2:中央部分がカーボン化される。

カーボンボンネット(ダクト付き)3:

車種専用ウィング

A:セルシオの車種別Aと全く同じテレビ用ブーメランアンテナが装着される。

B:2段式の大きめなウィング。

C:ボディカラー同色の小ぶりウィング。

エアロミラー

楕円形のミラーになる。

カーボントランク


ワークスステッカー

色はロールバーを残してボディ全面がシルバーに変化する。そしてサイドとボンネットに社名が貼られる。

雑記

  • 湾岸マキシに収録されているのは1991年に追加されたモデルとなり、初期馬力から1992年に排ガス規制に対応させるためのデチューンを受ける前の車両である*1

  • 車名の「E」はドイツ語で「燃料噴射」の意味があるEinspritzungのイニシャルである。その後の「500」は搭載しているV型8気筒のM119型エンジンの総排気量を指す。ちなみに後期型では「E500」と呼び方が変わっているのだが、前期型の500Eというのが定着しているためかあまり聞かれない。

  • 1985年に、ミディアムクラスとしては異例の大ヒット*2を記録したW123型の後継機としてデビューした。と同時に現在まで続く「Eクラス」の元祖となった。翌1986年には日本でも販売を開始。
    • 湾岸マキシに登場する500Eは1991年に追加設定されたモデルとなり、エンジンをM119型に換装しただけでなく、これに伴うフロアトンネル及びバルクヘッドの拡大・補強、前後サス・アーム類・サブフレーム・トランスミッション・ステアリングギアボックス・大径ブレーキなどを500SLから流用、ブレーキに関してはツーリング・コンペティションモデルの190E(湾岸マキシにも収録されている)からシステムを流用して大容量化と強化が図られている*3。ATはベースモデル同様の4速ATだが、高トルクを考慮して2速発進をデフォルトとする制御が盛り込まれている。
    • このモデルが販売された背景には、アメリカで2ドアクーペの500SLが大ヒットしたことを受け、本国ドイツで「500SLの4ドアセダン版を出してほしい」というリクエストがあったことにある。このため当時メルセデスのラインナップではミディアムサイズであったEクラスに500SLのエンジンを積み込んだのが500Eの始まりである。
    • 500Eに限り開発はポルシェのヴァイザッハ研究所が担当、生産もポルシェのツッフェンハウゼン工場で一部分が行われた*4。これは当時、北米市場での販売不振のため経営が悪化したポルシェが、休止させていた自社の生産ラインの一部をダイムラー側に貸し出したことによるもので、日本市場では「天下のダイムラーとポルシェがコラボレーションした夢のような一台」と、高く評価されている。残念ながら北米では500SLのようなヒットとはいかず失敗に終わったが、日本では正規輸入・並行輸入ともに大ヒット。並行輸入に至っては正規輸入よりも台数が多くなり、10,000台あまりの販売台数のうち1/3は日本で売れたとまで言われている。

  • 以上のようにミディアムクラスのボディにスーパースポーツの心臓を載せた500Eは、見た目と性能のギャップから「羊の皮をかぶった狼」とプレスリリースの資料でも語られるほどであった。0-100km/hを6.5秒、ゼロヨン14.8秒という俊足ぶりもさることながら、欧州のスピードリミッターである250km/hにもよどみなく到達することからも、そのポテンシャルの高さがうかがえる。このことから「シルキー&ファイヤー」と称されている。

  • 原作では城嶋編(ゲームでは幻のFC編にあたるが、原作を再現したステージは用意されていない)にて、悪魔のZ以外の評価軸を持っていなかったアキオに対して、城嶋が勉強の一環として試乗させたシーンにて登場。そこでアキオはメルセデス・ベンツが持つボディ剛性の高さを感じ取り、その素晴らしさを学ぶことになる。
    • またタクシーを題材にした有名な映画「TAXi」において、ドイツ人による銀行強盗集団、その名も「メルセデス」が銀行荒らしに用いた車両としても登場している。主人公のダニエルが駆るプジョー406とのカーチェイスも有名。おまけに追っ手の目をくらませるために専用のトレーラー内にて速乾性塗料を用いた突貫オールペンという大掛かりなことも実施している。

  • 余談だが、湾岸マキシでは唯一となるヘッドライトワイパー装着車両である。これは雪や泥でヘッドライトが覆われたり、汚れたりしたときに光源不足となるのを防ぐための装備で、まだ平坦で角型のヘッドライトがトレンドの一角を占めていた1970~1990年代前半まではボルボと共に多用されてきた。しかしキセノンヘッドランプの台頭や、ライト自体のデザインも丸みを帯びた流線型が多くなってきたことから採用が少なくなり、2000年代に入るころには消滅してしまった。現在はユニットがポップアップしてウォッシャー液をかけて汚れを落とすヘッドランプウォッシャーに置き換わっている。

  • 先述の「TAXi」しかり500Eに限らずこの当時のEクラスは、いわゆる「あちら側の世界の人たち」が黒塗りにロリンザーエアロをフル装備で乗り回しているイメージがよく思い出される。これは威厳を示せると同時に壊れにくく、かつリセールバリューも期待できるため団体の財政的体力に万が一のことがあっても対処しやすい...という、極めてまっとうな理由から選ばれているようである。しかし近年、この界隈を取り巻く環境は抗争の頻発や暴力団対策法の整備によって厳しさを増しており、メルセデスのような高級車では肩身が狭い思いをすることも少なくない。したがって国産のミニバンやエコカーに乗り換えてやりくりをするというのが最近の傾向にある模様。
    • ちなみに、俗に言う「ヤ○ザカラー」で有名な黒色と白色のボディカラーは、残念ながら初期カラーから選ぶことは出来ない。しかし更新カラーのNo.10にブラック、No.16にパールホワイトがあるので、こだわりがある人は頑張ってプレイ回数を重ねていこう。

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最終更新:2023年11月13日 23:52

*1 前期型が330ps/50kgmだったのに対し、後期型は325ps/49kgmであった。

*2 初代フォルクスワーゲン・ゴルフと同程度を売り上げていたと言われており、モデルライフ中に約20万台が販売された。

*3 この時のブレーキキャリパーの製造元は超有名なブレンボ社だったが、欠陥が見られたため中期型よりATE社製のものへと差し替えられた。ちなみにATE社は「ホイールが汚れにくいブレーキパッド」の製造でお馴染みのメーカーでもある。

*4 しかも貸し車でメルセデスのジンデルフィンゲン工場と往復するという手間のかけようである。