moedra @Wiki内検索 / 「押掛女房朱鷺色恋記3」で検索した結果

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  • 押掛女房朱鷺色恋記3
     いや、これは。ひょっとして。  (気持ちいいのかも?)  『はぁ……はぁ……ハヤく……入れさ、せて、イレ……』  私の推測を裏付けるようにヴィストさんの官能の呻きが応え――。  ――瞬間。私の中にとんでもない推測が閃いた。  (入れる……挿れる――まさか!)  今彼が見ている夢は――罪悪感が一気に焼き尽くされる。 これは、嫉妬だ。私がこんなに、こんなにも悩んでいるのに……彼は手の届かない所で誰かとよろしくやっているなんて!  (私と、私というものがありながらっ!!)  頭の芯がカッと熱くなる。身勝手なのは百も承知で、私はヴィストさんに覆いかぶさっていた。  (じゃあ……私もこちらのヴィストさんと、シテしまってもいいですよね!)  猛る情欲のままに口を大きく開いて獲物に狙いを定める。一思いに楽にはさせてあげ...
  • 幻担ぎ氏
    累計 - 今日 - 押掛女房朱鷺色恋記(♀竜×♂人間、♀竜×♂竜、Transformation) ↓三十路旦那鋼尾談(♀竜×♂人間、Transformation) 龍根奇話(♀龍×♂人間、自慰、Transformation) 竜神恋譚(♂龍×♀人間) 竜育(♀竜×♂人間、輪姦)
  • 押掛女房朱鷺色恋記
     ……来てしまった。  とうとうここまで来てしまった。  後ろ足だけで歩いたせいか疲れがひどい。人間に化けず本来の姿で来た方がよかっただろうか、と思うものの、竜の姿では見つかる危険の方が大きいから仕方がない。 とにかくここが森の、人間の住処との境目だ。この橋を渡ればもう引き返せない。何度も練習を重ねて覚悟を決めた筈なのに、胸の高鳴りが苦しくて動けなくなる。  『でも、もうすぐあえへ、あっ、あ――会える』  多少もつれはしたが、人間の言葉もちゃんと話せる。大丈夫。大丈夫だと私は自分を励ました。私にはおばあさまもついている。それに何より自分の気持ちを――今更抑える事などできない。  ――あの人に会いたい。そして……。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  『はっくしゅん!』  ヴィス...
  • 押掛女房朱鷺色恋記2
     エプロンの紐がキツイのか、尻尾で押し上げた瞬間はっきりと。思ったよりこじんまりとしておくゆかしい奥さんタイプというか。あ、いやもとい。  (俺はいったい……どうしてしまったんだぁ!)  ヴィストは己の下半身を呪いながら、とり急ぎ顔を背け緊急避難。しかし彼の眼球は大胆にも主人に異を唱えた。くねくねと大胆に踊る雌竜の尻尾。その下にある秘密の場所に視線を送り込もうと反抗を続ける。  (ウソだうそだろ嘘だって! 俺は人間以外に欲情したりしねぇええええ)  また、見えた。踏ん張ったせいか今度はよりしっかりと――御開帳。  自身の唾を呑む音が、やけに大きく聞こえた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――  ――ゴクッ!  また聞こえた。ヴィストさんが唾を飲み込む音。いい匂いが辺りに立ち込めてい...
  • 三十路旦那鋼尾談2
    【どうしたんだい? まさかアタシでは興奮しないって趣味じゃないだろう? 初めて のガキじゃあるまいし、何ほけっとしてんのさ?】 『……あ、の? 俺が相手を、する? って』  ワケがわかったようなわからないような混沌とした様子のヴィストに、ノーラはしてや ったりと言わんばかりに爆笑した。 【アッハハハハハハハハ! だ か ら。言ったじゃないさ……アタシの相手をしても らうって。その股ぐらにぶら下げてる棒切れでねぇ? まったくもう、ニブイったらあり ゃしない! アハハハハハ】  傑作だと言わんばかりに笑いたくる藍の竜に、ようやくしてやられた、という正常な怒 りがヴィストに我を取り戻させた。 『あんたッ……! 最初から俺と戦うつもりはなかったんだろう?』 【んー? 戦うなんて一言も言った覚えは無いがねぇ?……まぁ、ある意味そうなるか も...
  • 三十路旦那鋼尾談
    『はぁいアナタ……あ~んっ♪』 『あ、あ~ん』  愛妻から差し出された木さじ一杯。その旨みを心行くまで堪能してから嚥下し、ヴィス トは苦笑まじりに諭す。 『うん……美味いっ。けどな……その』 (一口ごとにそれじゃ、いつまで経っても食事が終わらないぞ?)  手料理を妻が夫に手づから食べさせる。新婚夫婦によくある仲睦まじい光景だ。  ――そう。食事に時間と愛情がたっぷり掛かるのは、良くある事。  ――ただし。  妻が人間より遥かに強靭な竜の場合は……なんというか、その非常に稀有な光景と言え るかもしれない。  『その……なんですか? あっ……』  妻の黄色と赤、左右色違いの瞳がたちまち潤み始める。不用意な発言をヴィストは悔い たがもう遅かった。 『味付けが濃すぎましたか? 健康に良くないって言うし……...
  • 妃の笑う夜
    カツーン・・・カツーン・・・ 「はぁ・・・」 豪奢な装飾に彩られた広い城の廊下を歩きながら、私は深い溜息をついていた。 私の治めているこの小国がここよりずっと西方に位置するノーランド王国の属国だったのは、もう4年も前の話。 無事に独立を果たした後の私の生活は、この上もなく贅沢で明るいものになるはずだった。 いや確かに、私がこの国の誰よりも優雅で安寧な生活を送っていたのは間違いない。 そう、あの日までは・・・ 暗い面持ちで廊下の角を曲がると、やがて突き当たりに淡い燭台の明かりに照らされた寝室の扉が見えてくる。 こんな生活を、私は一体何時まで続けなければならないのだろうか? 遠いようで近かった寝室の扉に手をかけながら、1度だけゴクリと大きく息を呑む。 こうでもしないと、私はとてもこれから味わうであろう恐怖の前に正気でいられる自信がなかったのだ。 そうしてじっとりと汗...
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