各Healerの特徴


Resto Druid

  • どちらかというとRaid Healに適している。が、Tank Healもビルドによっては十分可能。
  • 10mam、25man、Raid Heal、Tank Heal、すべてに対応可能な万能型。
  • InstantにCastできるSpellが大量に存在するため、戦闘中自由に移動が可能。(移動してもHeal量があまり落ちない!)
  • RebirthというCombat中でもRes可能なSpellを保有。事故死を一度だけ救済できる。
  • 弱点は、ほとんどのSpellがHoT(Heal over Time)であること。よって誰がどれくらいダメージを受けるかをあらかじめ予測して、Over Heal気味にHealするとよい。(幸いMana持ちはすばらしい)
以下解説。
すべての状況に対応することができ、Rebirthを所有するDruidは最強Healerの筆頭だろう。
特筆すべきはInstantにCastできるSpellだけでも、十分Heal可能であるということ。(そういう戦法がベストなわけではないが)
よってHealer自身の移動が必要となるボス戦に強く、またProfessor PutricideMalleable Gooを投げつけられても平気な顔でHealしているのは、DruidとHoly Priだけだろう。
操作も非常に簡単であり、ダメージを受けそうなプレイヤーをあらかじめ予測して、数種類あるHoTをダメージ量に応じて巻いておくだけでも十分活躍できることが多い。
弱点はHoTがメインのSpellになるので、複数のプレイヤーのHPが急激に減るような状況をすばやくリカバーする手段が限られていること。
NourishSwiftmendNature's SwiftnessTranquilityなどのSpellを状況によって組み合わせ、すばやくリカバーしよう。
そういった状況をつくらないようにOver Healする勇気も大切である。(Mana持ちはInnervateのおかげですばらしくよい)
また25manのRaidにおいてHoly Palがいない場合、Tank Healを担当することがあるかもしれない。その場合は自分がTank Healを担当することを他のHealerに宣言し、役割を明確に示しておくのがいいだろう。

Resto Shaman

  • Tank Heal、Raid Heal両方が一応可能。
  • 10manではどちかというとEarth Shieldを主軸としたTank Healが得意であり、25manではChain Healを主軸としたRaid Healを得意とする。
  • 25manでは群集に向かってChain Healを連射するだけでも十分Healすることが可能。ある意味一番簡単なHealerかもしれない。
  • 一方10manでは意外と立ち回りが難しいクラス。Chain Healは12.5yard以内のプレイヤーにしか跳ねないので、Raid全体が散らばっている状況では効果的にHealすることができない。(Blood Prince Council戦などは大変苦戦するだろう)
  • よってうまく立ち回るには、プレイヤーの位置を把握することと、Raid全体にChain Healの特性を理解してもらう必要がある。
  • InstantにCastできるHeal Spellは一種類。Holy Palと同様、移動には弱い。
  • Mailクラス+盾持ちなこともあり、装甲は硬い。多少Addに攻撃されても、足を止めてCastしよう!
  • Gearが揃っていない場合(GS5.4K以下程度)戦闘の長期化によるMana切れを起こしやすい。常にWater Shieldがかかっているか確認し、早めにMana Tide Totemを使っておこう。
以下解説。
InstantにCastできるSpellはRiptideのみ。よって基本的に足を止めてCastするClassである。
Resto Shamanにおける強力なSpellは主に二つ。Earth ShieldChain Healだ。
Earth ShieldはTankにかけることによって防御力をあげることが可能。またTank以外のプレイヤーにもEarth Shieldを付け替えてあげることによって、瀕死のキャラを救済することができる。こまめにEarth Shieldを張り替えることは、10manで特に威力を発揮する。
Chain Healは12.5yard以内の他のプレイヤーにHealがJumpするとても効率のいいHealだ。密集地帯に撃つことによって、Damageを受けたプレイヤーのみHealすることができ(Over Healが少ない)、またHeal量そのものも優秀である。
ただしICC10のようなインスタンスは、ひとつひとつの部屋が広く、その割にプレイヤーが少ないので(25manと比較して)、うまくChain HealがJumpしない可能性がある。
Chain Healをうまく使いこなすには、味方の位置、距離を常に頭にいれておく必要があるだろう。
またChain Healはある種最速のHealである。通常Heal作業は、鯖から送られてきたデータからHPの減っているプレイヤーを見つけ、そのプレイヤーに対してHealを行う。
一方Chain Healは、鯖側でHPの減ったプレイヤーに対して瞬時にHealをJumpさせてくれる。
鯖のラグが大きくなればなるほど、Chain Healは重要になっていくだろう。また戦闘の展開が速い25manでも、同様の理由から重要なSpellである。
余談ではあるが、Resto Shamanは5man InstanceのHealにおいては、もっとも操作が簡単なクラスだ。Earth ShieldをTankにかけ、Chain Healを定期的にCastしよう。たったこれだけで、ほとんどの5manインスタンスを攻略することができる。

Holy Paladin

  • 10man、25man両方においてTank Healを担当する。Raid Healは基本的に不可能である。
  • 特に25manではMTとOTの専属Healerに割り当てられることが多い。よって25manには必ず一席が用意される。(逆に言うと2人以上のHoly Palは必要とされない)
  • InstantにCastできるSpellは、Shamanと同様基本的に一種類。よって移動に弱い。
  • Beacon of Lightを利用することにより、二つの対象に強力なHealをすることが可能。
  • Plate、Mail、Leather、Clothすべてを装備可能なため、Gear集めが比較的楽なことも。
  • PlateやShieldでGearを固めた場合、Shamanと同様かなりの装甲がある。
  • Divine Pleaの存在により、Mana持ちは非常によい。
以下解説。
Holy Lightを主軸とした単体Heal量がすさまじく高く、10manではOverPower気味なほどの威力を誇る。(Valithria Dreamwalker戦では、このクラスを連れて行こう!)
Beacon of Lightを使用することにより2つの対象を常にHealできるが、Raid全体のHealをするにはBeaconをつけかえる必要があり、基本的にRaid Healer向きではない。
10manではRaid Healerと一緒にHealをしよう。

Holy Priest

  • 基本的にRaid Healを担当する。10manではTank Healも十分に可能。25manでのTank Healは厳しく、おとなしくHoly Palに任せて他をHealしよう。
  • もっとも使用することになるスペルRenewはHoTではあるが、Healerとしての方向性はDruidとは大きく違い、HPの減った対象を即時にHealする能力に優れている。
  • InstantにCastできるSpellだけでも、ある程度RaidをHealすることが可能。よってDruidの次に移動に強い。
  • Healに使用するSpellの種類が豊富であり、またそれらを状況にあわせて使用しなければならない。よって慣れるまでに、少しだけ時間がかかるかもしれない。
  • 装甲はInner Fireをかけていても非常にやわらかい。(Disc Priestと違い、Power Word: Shieldをスピードアップの目的以外で自身にかけることはまずしない)敵の攻撃を食らうことは禁止であり、InstantにCastできるSpellやFade使い、機動力を生かして敵を回避しよう。
  • Raid Healerの中では最もHealing Doneが高い。よって自らが出力した大量のHealを、適切にRaidに供給することが課題となってくる。
以下解説。
InstantにCastできるSpellが二つ(RenewCircle of HealingPoMもあわせれば三つ)あり、これらのSpellをHPの減った対象に向けてCastするのが主な戦術となる。よってDruidと同様に機動力に優れている。
Holy PriestはDruidと違い、足を止めて詠唱するタイプのSpellにも強力なものが多い。
頻出のSpellはFlash HealGreater HealPrayer of HealingDivine Hymnなど。これらを状況に応じて使い分けなければいけない分、慣れるまでに若干時間がかかるかもしれない。
DruidがOver Heal気味にHoTをRaidにばら撒き、誰かが瞬時に落ちるの未然に防ぐのに対して、Holy Priestは基本的にそういったことはしない。(Mana持ちもDruidほどはよくない)
誰かのHPが減ったのを確認してから、瞬時に対象をHealすることが多いだろう。よって気を抜くとあっというまに味方のプレイヤーは死んでしまう。
逆に言うと、ピンチの状況から一瞬でリカバーする能力がDruidより高い。これはHoTにはできない芸当である。
Druidは将来発生するダメージ量を先読みすることが重要となり、Holy Priestは瀕死になった一人(or複数)のプレイヤーを状況に応じて一瞬でリカバーする判断力と操作スピードが重要となる。

Disc Priest

  • Raid Healerでもなく、Tank Healerでもない。10manにおいてぎりぎりTank Healをすることが、できるかもしれない……。
  • つまりDisc PriestはHealすることだけがメインの仕事ではない。Raid全体の防御力をPower Word: Shieldによって大幅に強化する、存在そのものがBuffという変わったクラスである。
  • 10manではなかなかRaidに組み込むことが難しいクラス。2Healで組むのであれば、Holy Priest(Healing Doneが高い)か、Resto Druid(クラスが被らない)と一緒にHealをしよう。(Resto Shamanと組むことも一応可能)
  • 10manにおいて3HealにRaidを変形させる場合や、25manでは非常に有効なクラス。10man 3Healは明らかにHeal過剰であり、純粋にHealをするよりもDisc PriestのPower Word: Shieldを全体に貼ったほうがRaidの生存率は高くなるだろう。
  • クラス調整の自由が利く25manではBuff要因として非常に有効な存在。ただしHealそのものは非常に弱いので、Healerの構成をよく考える必要がある。
以下解説。
筆者自身よく理解していない(かつPugではめったにお目にかかれない)クラスなので、このクラスをICCで振り回すのであれば探求者となる気持ちで挑んでほしい。
Power Word: ShieldはICCのTacを変化させる(かもしれない……)可能性を秘めたSpellである。
Penanceという、Instantに単体を強力にHealできる(ただしChanneling系)Spellがある。CDはGlyphをつけても8sec。
よってTank Healを担当することは基本的に厳しい。Flash HealGreater HealRenewなどを細かく併用していこう。
Disc Priest最大の特徴Power Word: ShieldもTankを強力に保護するだけの力は持っていない。Power Word: ShieldはRaid全体に常にばら撒いて使っていこう。
ICCにおけるHealは、筆者もよくわからないので何も書かないこととする。:p
注意点をひとつあげるとすると、Raidの構成をよく考える必要がある。10manにおいてはDisc Priest + Raid Healerの組み合わせになることだろう。Shadow PriestでRaidに参加し、3Healの時だけDiscにSpecをChangeするのも有効である。
25manではHealerは5人となることが多い。Disc Priestを含めて5人でHealをしていくのか、一人DPSを削って5Healer + Disc Priestの6人でHealをしていくのかは悩みどころである。
Disc Priestの特性を考えた上で、目標となるRaid攻略にベストな布陣を全員で考えていこう。

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最終更新:2011年12月23日 05:01
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