相性・得意・不得意


クラス選びのヒント

「最強のHealerはどれであるか?」と尋ねられた場合、筆者はResto Druidと即答する。何を基準として強いとするのかを定義しなければ、一見語れないように思えるかもしれないが、そんなことを無視ししてもよいほどResto Druidは強すぎる。
理由をあげていこう。InstantにCastできるSpellだけで十分にHeal可能。よって戦闘中、常に移動することができる。Rebirthを所有している。(Resto Specとは直接関係ないことだが……)
HoTを事前にばら撒くことによって事故死を未然に防ぐことができ、Raidが安定する。それでいてMana持ちは非常によく、Gearの揃っていない序盤から大活躍することができる。以上がResto Druidの利点である。
とにかく性能のいいクラスを選びたいということであれば、Resto Druidを選ぶのがいいのかもしれない。

「操作が簡単なHealerはどれか?」という基準から、Healerを選びたい人もいるかもしれない。
InstantにCastできるHealを多く持つHealerのほうが、ICCなどでは楽に立ち回れることが多い。(特にProfessor Putricide戦)
この条件に当てはまるのは、Resto DruidとHoly Priestだろう。(Disc Priestは主力となるPenanceがChanneling系のSpellである)
特にResto Druidは10man、25man両方において操作が簡単であり、歩きながらHoTを撒いてるだけで戦闘が終わっていることも多い。(ただしコマンド操作自体は一番多いクラスなので、とにかく連射をしよう!)
逆にHoly Priestの場合、確かに移動しながらのHealができ非常に楽に立ち回れるのだが、Heal操作自体は10man、25man両方においてなかなか難しく、常に判断することと、すばやく操作することが求められる。
Resto ShamanとHoly Paladinは10manと25manで難易度が違うクラスである。
Resto Shamは25manではChain Healがうまく機能する状況が多く、Riptideをはさみながらこのスペルを永遠と密集地帯に撃っているだけでも、結果として効果的なHealに成り立っていることが多々ある。
一方10manでは部屋の広さの割りに、人数が少ないこともありChain Healを有効に使っていきたい場合はプレイヤーの位置関係を常に頭にいれておく必要がある。
10manではEarth Shieldをうまくつかっていこう。25manと違いRaidの1/10にシールドを張ることができる。
Holy Palも25manでは比較的簡単な部類に入る。MTとOTをHealすることに集中しよう。一方10manでは全体をHealするRaid Healerとしての性質を持っていないので、Healerの構成をよく見て戦術をお互いに確認する必要がある。
Disc Priestの操作難易度はよくわからないので省かせてもらう。

各HealerのBuffや特徴的なSpellもここに挙げておく。
PriestはPrayer of FortitudePrayer of SpiritPrayer of Shadow ProtectionのBuffを持っており、Disc Priestはそれに加えてPower Word: Shieldを持っている。
Shamanは各種TotemとBloodlustを持っている。Reincarnationにより、自力で一度だけ復活可能。(よってShamanにSoulstoneは不要であり、Druidに入れてあげよう)
DruidはGift of the Wildを所有。RebirthというCombat中でもResできるSpellを持っている。
Paladinは複数のAuraと、Blessingを持っている。よって複数のPaladinがいてもBuffの恩恵を受けることができる。

OffSpecについても記述しておく。
どのHealerもOffSpecにDPSを選択することが可能。
ただしHoly Palの場合、Ret PalとHoly PalはかなりGearの方向性が違うので、しっかりと二つ分のGearを揃える必要がある。(Prot Palを選びTankをすることも、もちろん可能だ!)
基本的にどのクラスもHealerのGearをそのままDPSに適用することはできない。ちゃんとしたDPSを出したければ、二着分揃えるのがベストとなる。
特に問題となるのがHit Ratingであり、これはHealerにとっては不要なStatsとなる。よく考えてGearを取得すること。

5man InstanceでのHealer

どのクラスでも問題なく対処できる。好きなクラスで戦っていこう。

25man RaidでのHealer

同様にどのクラスでも問題なく活躍することができる。Pugなどでは5Healが基本となっているようだ。重要なことはHealerの構成であり、足りないクラスがある場合はよく相談してから攻略に挑もう。
Tank Healが得意なのはHoly PalとResto Druidであり、これらがしっかりと割り当てられているかを確認すること。
DruidとDisc Priestは、HoTやShieldによって事故死を少なくする効果がある。防御力を高めたい場合はそういったクラスを割り当てること。
Shaman、Druid、Holy PriestのRaid Healerとしての能力は、Healの種類は違えども、25manではだいたい同じぐらいと考えていい。鯖のラグが大きいときはRaidを状況によって密集させながら、うまくShamanのChain Healを使っていこう。

10man Raid 3HealでのHealer

これもだいたいどのクラスが担当しても問題はない。(Holy Pal×2や、Disc Pri×2などの狂ったことをしなければ……)

10man Raid 2HealでのHealer

いよいよ本題に入る。上記で検討したとおり、10man以外のHealはどのクラスでも大丈夫ということである。よって唯一議論の対象となりえるのはICC10man(難易度的にはRS10manも?)における2Healをどのクラスが行うべきか?ということである。
Healer同士の相性と、操作する難しさを少し検討してみよう。
  • どの程度効果的にHealできるか?(筆者の完全なる主観。参考程度に……)
☆Very Good!
◎Good
○普通
△大変な組み合わせ。(必然的に要求される操作難易度も高くなる傾向)
×(・A・)イクナイ!!
Dru Sham Pal Holy Pri Disc Pri
Dru (☆)
Sham (△) ×
Pal (×) ×
Holy Pri (◎)
Disc Pri × × (×)
注)括弧で囲んでいる同一クラス同士の組み合わせは、10manではBuff的な観点から基本的にお勧めできない。

  • 操作する難易度
◎簡単
○普通
△難しい
×非常に難しい
相方がDruの場合 相方がShamの場合 相方がPalの場合 相方がHoly Priestの場合 相方がDisc Priestの場合
Druの操作難易度 (◎) 不明
Shamの操作難易度 (△) 不明
Palの操作難易度 (×) 不明
Holy Priestの操作難易度 (△) 不明
Disc Priestの操作難易度 不明 不明 不明 不明 (不明)
注意点として、操作難易度が高いからといって、それを選んではいけないわけではない
あくまでHealerを選ぶ際の参考に使ってほしい。操作が難しいHealerのほうが、やりがいは間違いなくある。
傾向としてはDruidの操作は全般的に楽である。(繰り返すようだが操作回数だけはTopなので連射を忘れずに!)
ShamanはICC10manではプレイヤーの位置関係を頭にいれる必要があり、少しテクニカルだろう。
Priestは全体的に操作が大変な部類に入る。

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最終更新:2011年12月23日 01:45
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