中国総理兼外交部長周恩来は、ボルシェビケ共和国大統領兼首相パンチョと会談した。同会談には、中国から外交部副部長王稼祥その他が、ボルシェビケからは外務大臣マヌエル・オラン、人民議会議員ボイタン・ペレスその他が参加した。
終始友好的雰囲気の中で行われたこの会談を通じ、両国の間に平和五原則に基づいた平和友好関係を構築しなければならないこと、そのために各方面での交流を活発化させることで合意した。
また両国関係の前提として、双方は、中華人民共和国が東三省及び台湾を含む中国の唯一の合法政府であることを改めて確認し、日本帝国主義による中国領土東三省及び台湾侵略を断固粉砕しなければならないことで合意した。
双方は、
国際連盟が日本帝国主義の強い影響下におかれていることについて意見が一致し、ボルシェビケ大統領はその抜本的改革もしくはそれに変わる国際機構の必要について述べた。
双方は、両国の平和友好関係の強化と発展、そして以上のような諸問題への対処にあたっての連帯のために、平和友好条約の締結について合意した。
最終更新:2009年03月04日 04:34