狂気の啓示

狂気の啓示              1黒黒

エンチャント
あなたがカードを引く場合、代わりにあなたはカード名を1つ宣言する。あなたのライブラリーを上から、宣言した名前を持つカードが出るまで公開し、公開されたカードをあなたの手札に加え、残りを追放する。

第15版の>>251。
15版の3大サーチカードの一角。(厳密にはサーチではないが、実質上サーチとほぼ同じ役割をする。)
カードを引くたびに《Demonic Consultation》(=デモコン)が使える脅威のエンチャント。しかも6枚取り除くという本家のデメリットがなくなってしまっている。
確実に欲しいカードを持ってこられるため、デッキの質を高めれば数ターン後には勝負を決めることができるだろう。

これだけならまだよいのだが、このカードは構造上の欠陥を持っている。
このカードを使う上で一番怖いのは当然デッキ切れによるゲームの敗北だろう。
ルールを確認してもらえば分かるが、ライブラリーアウトの定義は「ライブラリーが0枚になった場合」ではなく、「ライブラリーが0枚の状態で“カードを引く”行為を行った場合」である。
しかし、このカードのテキストは「カードを引く場合、代わりに~」となっている(カードを引くという行為自体を別の行為に差し替えてしまう)ため、
仮にデッキ切れになっていたとしてもこのカードが出ているかぎりカードを引くことは絶対にないため、それで負けることもありえないのだ。
カード作者が本来意図していない挙動と思われるが……

禁止カードになることはないにしても、制限カード化は免れないだろう。


最終更新:2009年11月28日 02:34
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