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NIGHTMARE CITY in morara view」を以下のとおり復元します。
「・・協力出来ないならそれでもいい」
                          
「・・・・・・・・・・・」
                                                 
「ただ・・邪魔はするな」
                                              
「・・・・・・・・・・・」                                         
「お前が向かってくれば・・」                                                                 
「・・・・・・・・・・・」                                                                  
「俺も容赦は出来ない」                                                                     
うずくまるピンク色の少女を残して、青色の少年は姿を消した。
                                                 
「・・・・わたしは・・・・・・」
                                                                           少女は顔を上げ、虚空を見つめ、視線を再び下に落とした。                                                           
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                                       
「手間取ってるようじゃないかモナ?」                                   
手傷を負ったつーにモナーが話しかける。                                  
「うるさいな・・ちょっと油断しただけだよ・・」                                                     
ただのAAに傷つけられたのが腹立たしいらしく、つーの口調は苛立っている。                             
「まーそう邪険にするなよ。手を貸してやるモナ」                            
「・・・・・・・」          
つーは意外そうにモナーを見る。                                   
                
「・・へぇ・・どういう風の吹き回し?」
                                        
モナーは笑みを浮かべる。
その笑みは見る者が見れば分かる。                       
不機嫌な時の表情だ。                                                 
「別に・・僕も獲物を逃してね・・モナ」                                                            
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・             
「・・くっ・・・・・」                                         
息を切らしながらフサは街を歩く。                        
今モナーと出会ったら勝ち目は無いだろう。                    
怪我をした腕は痛みを通り越し、感覚を失いつつある。                              
「・・!」                                                            
そんなフサの目に、AA仲間ギコの姿が映った。                                   
「・・なっ・・!?」                                                                      
そして、彼の横には、人口AIの一つ・・すなわちフサ達を殲滅する存在、Cの姿があった。                                                        
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                                        
「しぃ・・どうして・・」                                                                   
ギコはしぃに詰め寄る。                                                          
どうしてあの時あの場に残ったのか・・。                                 
そして、あのモララーを相手に生き残れたのか・・・。
                                        
「・・しぃ・・」                                                        
しぃは顔を伏せたまま、答えようとしない。
ギコはしぃに近づこうと手を伸ばした。                     
      
その時                                               
「離れろ!ギコ!」                                                            
見ると、手傷を負ったフサの姿がそこにはあった。                                     
「フサ!?無事で・・」                        
                                        
「そいつはAIだ!」                                                                    
「!」                                                                         
フサの言葉に、ギコは目を見開いた。
                                        
「え・・?」                                                                                                           
「この世界には四つの人口孤立AIと複数の素体を持つAI(八頭身ね)が存在する!そいつは、最後の一人だ!」                                                                                                  ギコは目を見開いたまま、しぃに視線を移す。                                         
「・・しぃ・・?」
しぃの姿勢は変わらない。                                              
しかし、ギコが名前を呼んだ時、彼女の肩が一瞬震えたように見えた。                                                
「・・・・・・!」                                                                       
その様子を見守っていたフサの顔が気色めく。                                                           
「モララー!!」                                                                        
ギコとしぃの視線が道路に向く。                         
見ると赤い光の刃を手にした青いAIの姿がそこにはあった。                                                   
「・・次は・・・・容赦しない・・・!」                                                             
「・・!!」                                                                          
しぃは一度瞳を閉じ、それから強い視線でモララーを睨み付け、光の弓矢を産み出した。                                                                               
「しぃ・・!それは・・・!」                                                                  
ギコが言う間にもモララーは襲いかかってくる。                 
「・・!くそっ!!」
ギコは水の剣を生み出し、モララーに立ち向かった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
                                                                      「1さーん、もう諦めなよー」                                                                                                                              
逃走を続けてきていた1さんとおにぎりは量産型八頭身に追いつめられていた。                                                                                                        
「もしも1さんが僕のものになるんだったらモララーに頼んでAIシステムとして生き続けさせてあげるよ」                                                                                        
「・・・誰が・・お前みたいなキモイ奴に・・・」                                                                                                                     
「うー、残念だなぁ・・・それじゃあ・・・殺すしかないじゃんかよぉ・・・」                                                                                                       
八頭身達の手に光る鞭が表われる。                                                                                                                            
(ここまでか・・・)                                                                                                                                  
1さんは目をつぶった。
                                                                                                                                 「いくよー!」                                                                                                                                
八頭身達が地面を蹴る。
                                                           1さんとおにぎりは身構えた。                      
だが、いつまでたっても八頭身達は来なかった。                                                                                                                      
「・・・・あ・・!」                                                                                                                                 
恐る恐る目を開けた1さんの目に飛び込んできたのは仲間達の姿だった。
                                                                      「おそいょ・・・」                                                                                                                                
つぶやいて、おにぎりはがっくりと膝を落とした。                                                                                                                    
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                                                                                                                                    
「来るよ!!」                                                                                                                               
妹者の声に反応して、兄者、弟者は引き金を引く。                                                                                                                
しかし、敵―モナー、つーのコンビ―は三人の攻撃を容易く避け、自身の攻撃の間合いに入る。                                                                                                 
「小娘はわたしがやる!借りがあるからな!!」                                                                                                                      
「御勝手に。僕は残りの二匹をもらうモナよ」                                                                                                                       言うと同時にモララーは宙に舞い上がる。                                                   それに合わせてつーは両手に光る光の刃を放った。                                                                                                                     「うっ・・!」                                                               「くっ・・!」                                                               「ッ!不覚・・!」                                                                                                                                   三人の身体を光の刃が貫く。                                                                                                                               「フフッ!終わりよ!!」                                                                                                                                膝を着いた妹者につーが迫る。                                                                                                                              「・・あんたがね!」                                                                                                                                  つーをギリギリまで引きつけ、妹者は銃の引き金を引いた。                                                                                                                 「!!」                                                                                                                                        つーは後方に吹っ飛んでいく。                                                                                                                              「いや君も終わりモナ」                                                                                                                                 「!」                                                                                                                                         妹者が顔を上げた時にはすでに両刃の光の剣を備えたモナーが目前にまで迫っていた。                                                                                                     『妹者!!』                                                                                                                                      流石兄弟の声が重なる。                                                           だが、次の瞬間モナーは後ろから来た爆撃に吹き飛ばされた。                                                                                                                『!!』                                                                                                                                        「役にたたん兄弟だな。妹者の方がよっぽど良い仕事している」                                                                                                               そこには、毒男達仲間の姿があった。
                                                                   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・                                                                      「っ!!」                                                                 「ククッ!」                                                                                                                                      ギコとモララーの対決は続いていた。                                                     しぃも援護をしたいのだが接近戦過ぎて矢を撃つことが出来ない。                                                                                                              「ショックか?自分が守ってきたものが俺たちの仲間と知って!」                                        「しぃはお前達の仲間じゃない!」                                                                                                                            キィンっという音を立てて二人は離れる。                                                                                      一瞬の                                                                                                                         
               

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