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AA Adventure World (T) - (2006/03/28 (火) 15:20:10) の編集履歴(バックアップ)


 古の時代 

魔王がこの世界を支配し、人々は次々と死に、魔物が次々に現れ、
世界は滅亡しかけていた。
そんな時、四体のAAが現れて、魔王と勝負した。
一つは炎の心を持った剣士
一つは風の心を持った戦士
一つは光の心を持った賢者
一つは雷の心を持った兵士
四体のAAは、魔王と互角の勝負をし、ついに魔王に勝利した。
四体のAAは、その後、英雄として称えられ、今も語り継がれている。

そして1000年後・・・

第一話 少年の旅立ち

・・・何だここは?・・・
・・ん・あそこに変な奴がいる・・
・あ・・手から・・剣を取って・・
・・え・・人を斬ってる・・・
・・おい・何やってんだ・・やめろ・・
・え・・あれ・・・
・・・・・・・・・

夢だったか

俺はギコ 十五歳のギコ族だ
両親はガキの時に死んで、それからは爺ちゃんと暮らしている
「爺ちゃんおはよ~」
「おはよう、ギコ」
爺ちゃんは若い頃、めちゃくちゃ強かったらしい
今でも結構強い
「爺ちゃん、あのさあ」
さっき見た夢の話をした
爺ちゃんは、うんうんうなずくだけだった
飯を食って、顔を洗って、木刀を持ち、外に出かけようとした時
「どわああああああ!!」
上の部屋から、ものすごい声がした
フサ兄が階段から落ちてきた
「痛ってててて」
「びびったぞフサ兄!」
フサ兄は俺のいとこで俺より六つ上の二十一だ
ギコ族の長毛種で、研究者である
ギコ「普段運動不足だからこうなるんだよ!まったく・・」
俺は外に出て、村の広場に行った
この村は ハニャーン村
かつての英雄の一人 剣士ギコ・ハニャーンが住んでいた村だ
広場には、ギコ・ハニャーンの銅像がある
しかし、自分はなぜか、この銅像と、そっくりなのである
この疑問は、いまだに解決していない
今日俺は、モンスター退治のバイトをするためにここにきた
バイトはほとんど楽である
たいていのモンスターは少し叩くだけで逃げるからだ
バイトが終わり、家に帰宅する
そしてその日の夜・・・

・・・ん・ここは・・・
・え・・誰だあんた・・
・・へ・・宿命?・・・
・・旅立てだって?・・
・・・・・・・・・・・

「ドォ――――――ン」

!!
「何の音だ!」
外を見ると、村が焼けてしまっている 火の海だ
「ギコ!大丈夫か!」
フサ兄が俺の部屋に来た
「フサ兄、爺ちゃんは?!」
「それが・・何処にもいないんだ」
「何だってー!」

  銅像前

「げっほ・・ごほごほ」
爺ちゃんがいた
「ふん、たいしたことはないな」
もう一人誰かがいる
「わしももう年か・げほっ」
「もう一度いう、AAストーンは何処だ」
「だから、そんな物は知らんと行っておるじゃろう」
「何も言わぬか・・・ならば、死ぬがよい
  ダークネス・ストリーム!!」
「ぐっぐわあああああ!!」

  数分後

「!!爺ちゃん!」
広場の真ん中で、大量の血を流していた
「・・うう・ぐっ・はあはあ」
「爺ちゃん、大丈夫か?」
「ギコ・か・うっ・・・」
「しっかりしろ爺ちゃん!!」
「ギコ・・わしはもうだめじゃ・・
     せめておまえに言えることを・全て話す・
     おまえは・・剣士ギコの・・子孫じゃ・・」
「え・・」
意外な答えに俺はとまどった
「いまわしや村を襲ったのは・古の魔王じゃ・」
「魔王って、英雄に倒されたんじゃなかった?」
「復活したのじゃ!このままだと千年前とおなじ・・
     暗黒に飲まれた世界となる!」
「それってめちゃくちゃやばいんじゃ・・」
「ギコ!魔王を倒し、世界を救え!」
「そんなの・・無理だよ・・」
「無理ではない!千年前と同じように、おまえは三人の仲間を集め、
     一緒に魔王を倒すのじゃ・ぐふっ!・」
「爺ちゃん!!」
「・・銅像の前で・・『逝ってよし』と・・唱え・・ろ・・・」
「!!! 爺ちゃーーーーん」

  銅像前

「『逝ってよし!!』」
俺は思いっきり大きな声を出した
すると、銅像が、いきなり動き出した
そこには、地下に行くための階段があった
階段を下りると、そこには、剣があった
鞘は外れなかった
柄に名前が彫られていた
「『神剣ギコセリオン』」
俺は決めた
魔王を倒すために旅に出ると

そして、二日後・・・

第二話 一人目の仲間

・・・またあんたか・・
・・なあ・教えろよ・・
・あんたは一体誰なんだ・
・・・え・・・・・・
・・・・・

またあの夢か・・・
なんなんだよまったく・はぁ・・

ここはモナナ村、ハニャーン村から少し離れた村だ
あの後俺は、家から必要なものをもって、村を出た
爺ちゃんの部屋に、古ぼけた本があった
文字は読めなかったが、フサ兄が今、解読している
解読が終わったら連絡を入れるそうだ
あと、炎魔法の魔道書があったので、一番簡単な呪文を覚えた

今、俺はモナナ村の宿屋にいる
ここは、戦士、オマエ・モナーがいた村だからだ
ここに子孫がいると思ったからd
「どいてモナァァァァァァ!!」
「なんだゴルァ!」
後ろからすごい叫びとともに、モナー族の一人が転がってきた
「うわぁぁぁぁぁ!!」
俺は必死に走った。村を離れるぐらいまで走った

  村のはずれ

「はぁ・・はぁ・・」
一時間程走って、ようやく止まった
「大丈夫モナか?」
と、モナー族が尋ねる
「死ぬかと思ったわい!!」
「あれ・・君ってもしかして・・ギコ?」
「なんで知ってんだゴルァ!!」
「やっぱりギコモナか!よかったモナ~」
「おまえってまさか・・・」
「おっと、紹介が遅れたモナ」
モナー族が立つと、
「モナが戦士、オマエ・モナーの子孫、モナーだモナ」
「じゃあお前の背中にしょってるのは・・」
「そう、ご先祖様が使っていた『戦斧モナホーク』だモナ
    でも、これって、鞘から外れないんだモナ」
「そういや俺のギコセリオンも鞘から外れねえんだっけ」
「キーッキッキッキ!!」
「!!」
変な笑い声が聞こえた
「まさか武器が使えないなんて、なんてラッキーだろう」
ちっさい奴が、茂みから出てきた
「何者だてめえ!!」
「俺は魔王様の部下、ハト!お前らの偵察が仕事だったが、
   こんな奴らなら、俺だけで十ぶn」
「うぜえ」
俺は剣で殴った
「ぎゃっ!」
「まあ鞘で殴ることはできるし」
「くっそ~こうなったら、皆出て来い!!」
   ばさばさばさーー
茂みから大量のハトが出てきた
「多っ!!」
「ふははははーどうだ!この数は!
   およそ一万匹分の戦力だぞ!!」
(ってかそれで偵察行ってたんかい)
心の中でツッコミを入れた
「かかれーーーー!!」
「モナにまかせるモナ!!」
「別にいいけど、できんのか?あの大群を?」
「大丈夫モナ!」
 (なにするんだろ・・)
「何をごちゃごちゃとしゃべっているのだ!」
「くらうモナ!『ウインドブレード』!!」
モナーの手から、刃のような形をした物が飛び出した
「げ!!魔法・・に・にげろ~」
「にがすかよ!『フレイムカッター』!!」
魔道書に書いていた呪文を唱えると、手からカッターの形をした、
炎が出てきて、ハトたちを追い詰めた
「ナイスサポート!ギコ!」
「ぎっ、ぎゃあぁぁぁぁ!!」

   数分後

「さて、とモナー、一つ聞きたい事がある」
「? 何モナか?」
「何で俺がギコって事を知ってたんだ?」
モナーは深刻な顔で、こう答えた
「・・・『夢』モナ」
「『夢』?」
「夢で、魔に蝕まれた世界を見たんだモナ
    その時、声が聞こえたんだモナ
   『このような世界になってほしくないのなら
   仲間と一緒に魔を滅ぼせ。一人は青色の剣士「ギコ」だ。』ってね」
「ふーん。そうなのか・・・」
「モナは魔を滅ぼすモナ。あんな世界はゴメンモナ」
もう日が暮れていた
「じゃあそろそろいくか」
「そうモナね」

  「・・・ふーん・・・」

第三話 離れた鞘

・・・なあ・・・・・・
・・・あんたは・やっぱり・・
・・そうなんだなぁ・・
・・・

「ギコォーーーー!!」
「ぎゃぁぁ!なんだゴルァ!!」
「見つけたぁーー!!」
魔王の手下だと思い、
「うっさい!」 ガンッ
剣で殴ったら、
「痛ってえええぇぇ!」
いたのはタンコブを作ったフサ兄だった
「って あれ?フサ兄?」
「ギコ!何事モナ!?」
モナーがドアを開けた
「ほぎゃぁぁぁぁ!!」
「ぎゃあぁぁぁぁ!」 バタンッ! ガンッ!
閉めたドアにフサ兄がぶつかった
「フサ兄 生きてるかな?これ・・」

  数分後・・・

「・・・あー痛たたたた」
フサ兄が目を覚ましたようだ
「あ 気がついた」
「あ ギコ!解読ができたぞ」
「解読って、あの本のか?」
「ああ あの本はどうやら、ギコ・ハニャーンが書いた
   剣技の書らしい」
「剣技の書?」
「まだ読める技は一つだが、すごい事が分かった
   鞘を取る方法だ」
「!! マジか!?」
「ああ その方法は・・・」
「・・・・・」
少しの間、沈黙が続いた
「子孫の血を付けるんだ」
「!!」
俺は驚いた
「それが子孫という証拠になるからだ」
「他の武器もそうモナか?」
「ああ・・そう書いてあった・・」
「・・・」 がぶっ 
俺は腕を噛んだ
「!! おいっ ギコ!」
「これでいいのか?」
「・・ああ それでいいはずだ・・」
「どれ・・つけてみるか・・」
鞘に血をつけた
 カチッ
「お・・・抜けた・」
「モナも抜けたモナ!」
モナーも抜けたようだ
「これが・・・」
「モナたちの武器・・・」
「『神剣ギコセリオン』」
「『戦斧モナホーク』」
二つとも、見事な武器だった
「あー二人とも まだ言うことがある」
フサ兄が言う
「なんだ?」
「その武器はまだ、完全な強さじゃない」
「え!?」
意外な答えにモナーは驚いた
「完全な強さにするには、『AAストーン』ってやつが必要だ」
「『AAストーン』?」
「詳しい事はまだ分からないが、ともかく必要ってことだ」
「ふーん・・」

   村入り口

「じゃあ何か分かったらまたくるから」
「一つ質問」
「なんだ?」
「どーやってここまできた?外には魔物がいるだろ」
「傭兵を雇った 見るか?」
「いいぜ」
「後ロダゼ アヒャ」
後ろから声が聞こえ、
「! いつの間に!」
後ろには赤色をしたヤツがいた
「甘イナ ソンナンジャスグ死ンジマウゾ」
「てめー何者だ!」
「俺ハツー 傭兵ダ ソコノ毛玉ヤローノナ」
「・・まあおちつけ ギコ 別に怪我したわけじゃないだろう」
「・・ああ、分かったよフサ兄」
「アヒャ ジャーナ未熟者」
「うっせえ!」

  「さて・・そろそろですかね・・」

第四話 闇からの使者

・・ここはどこモナ・・
・・・あ・・ギコ・・・
・ちがう・・あれは誰モナ・・
・・あれは・・
・・・

  「夢モナか・・・
    でもあれはなんなんだモナ・・」

「おっす、モナー」
「おはようモナ、ギコ」
「? どうした?俺の顔じろじろ見て」
「・・なんでもないモナ・・」
「そうか。ま いいや」
(あれはギコじゃないモナ
    ちがう何かだったモナ)

  外

「よし!行くか」
「すいません そこのお二方」
「ん なんだ」
「おまえらに尋ねたい事があるYO」
そいつらは二人で旅をしているようなかっこうで、
一人はにやついた顔で、もう一人は口が変な形だった
「何モナ?」
「英雄の子孫ってのは」
「おまえらかNA?」
「!! 何もんだてめーら!」
「おや どうやら当たりのようですね」
「魔王の手下モナか?」
「そうだYO」
「てめえら 名を言え!」
「いいでしょう・・私は山崎」
にやついた方が言う
「俺はぼるじょあだYO!」
口の形が変なヤツが言う
「あなたたちには死んでもらいます」
「ちっ モナー!戦うぞ!」
ギコセリオンを構える
「OKモナ!」
モナーはモナホークを構えたところで、
「と 言いたいとこですが帰還命令がきています」
「ハァ?」
俺たちは唖然とする
「さて 帰るKA。『ワープ』!」
「ま・まてやゴルァ!」
「早まらないでください 少年よ」
「お前等が死んだら、後々困るんだYO」
二人は消えた
「なんだったんだモナ・・・」
「ちっ 逃がしちまった」
俺は舌打ちをした
「・・それにしても『死んだら困る』って、どういうことモナ・・」

   
   「・・・おい・そこのガキ共・・」
「!!」

第五話 謎の盗賊と情報屋と???

「な・・何者だあんた!!」
俺が言うと、灰色のそいつは、
「・・・落ち着け・俺は魔王の手下じゃない」
「ほ・・本当モナか?」
「フーン! 怖がらせちゃ駄目じゃネーノ!」
もう一人、黄緑色のやつが出てきた
「・・すまんな・俺はフーン。盗賊だ」
灰色のやつが言う
「俺はネーノ。情報屋やってるんじゃネーノ」
黄緑色のヤツが言っt
「オーイネーノ、オレヲワスレンナヨ」
いきなり茶色のヤツが出てきた
「馬鹿野郎、D!お前は出てくんn」
スゥッ
「!! モナー!今の見たか?!」
「あへ~人が人を通ったモナくぁwせdrftgyふじこ」
モナーが壊れかけた
「モナー!しっかりしろぉ!」
その時、後ろを向くと
「オウボーズ。ドーシタ?」
「ぎゃぁぁぁ!!」 ばたっ
「あ~あ」

   数分後 宿屋

「・・・ん・・・」
どうやら気絶していたようd
「オ、メヲサマシタゾ。フーン!」
「ぎゃぁぁぁ!くんじゃねえ!」
「落ち着くモナ、ギコ この人結構優しいモナ」
「ま・マジか、モナー」
「・・おい・ガキ・・」
灰色のやつが言う
「・・お前に言うことがある
 ・AAストーンのありかだ」
「!! マジか!」
「こっから北にある『ゾヌマウンテン』に、
 AAストーンがあるんじゃネーノ」
黄緑のヤツが言った
「一つ聞きたいことがあるモナ」
「・・なんだ?・・」
「どうしてモナ達に協力するモナ?」
モナーの質問に、黄緑のヤツが、こう答えた
「フサさんからの頼みだからじゃネーノ」
「フサ兄から? そうか! 解読したからか!」
「オレタチハアノケダマニヤトワレタンダ」
「ふーん・・」

  外  

「さってと、行くか! ゾヌマウンテン!」
「・・まて・」
フーンが話しかけてきた
「何モナ?」
「・・俺も連れてけ・・」
「いいけど・・なんでだ?」
「こいつはそうなる様に雇われたからじゃネーノ」
ネーノが言う
「あんたらはどうすんだ?」
「ホカノシソンヲサガス」
「!!」
Dの言葉に、俺は驚いた
「俺は情報屋だから探すのは得意じゃネーノ」
自身気にいネーノが言う
「・・じゃあな・・ネーノ・・D・・」
「フーン・・イキテカエッテコイヨ」

   「・・・やばっ!・・・・」


第六話 ゾヌマウンテン

「さむっ!」
ここはゾヌマウンテンのふもとだ
ネーノ達と別れ、三日がたった
ゾヌマウンテンには、魔物などは特に強いのはいなく
楽に進めると思っていた

「寒いモナー」
とにかく 寒い
「がたがた言うな」
フーンが言う
「お前は平気なのか?」
「仕事で三・四回来た事がある
 が、最近は別だ」
「何でだ」
「魔王が復活したせいで、
 自然のバランスが崩れ始めている」
「マジモナか?」
モナーが驚く
「まだ崩れは小さいが、ほっとけばだんだん大きくなる」
とにかく、俺達は前に進んだ

  数分後・・

「ここが山頂・・か?」
俺はそうには見えなかった
なぜなら・・
「ひどいモナ・・」
無数のゾヌの死骸があったからだ
「助けてゾヌー」
小さいゾヌが来た
「どうしたんだ」
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