追われる者
真面目な高校生。
夏休み開始直後に湊と関わったことにより能力を得、戦いに巻き込まれる。
黒縁のメガネをかけており、見た目からも優等生とわかる。
自身を語り手(ストーリーテイラー)として人生を過ごしてきた。周りの人間を見下している面もある。
しかし、能力者と関わることにより、人との目線を合わせられるようになった。
湊のことを最初は信頼していなかったが、湊の自分に向けられた信頼を知り、それに応えるようになった。
能力は「風神能力」と「細胞再生能力」。
前者は風を操ることが出来る。
この能力を使えば空気弾を発生させることも可能。
後者はテレパシーにより
麻戸朱夏により発現したもの。
自身の細胞以外を遺伝子情報に基づき再生することが可能である。
傷口を塞ぐ目的で用いられることが多い。
また、潜在的に「他人の能力を吸収する能力」がある。(完全に開花していない)
その為、長く能力に触れることとなった「夢世界能力」を吸収し、穴を作ることができた。
見るだけではなく、その能力を受けたりしなければ発揮できない。
あまみや・りお
元は研究所にいた孤児。
彼曰く「せっかちな研究員が麻酔をかける直前に能力封印の腕輪を取り、その隙に逃げ出した」とのこと。
逃げてからは住み込みでバイトし、生計を立てていた。
その時に自分を追ってきた白崎涼と奇妙な同棲生活を送っている。 後に涼は死亡。
このことから涼の弟、白崎紅羽から相当な恨みを買っており、「一番最後に一番辛い思いをさせてから殺してやる」とまで言われている。
研究所にいた頃は速地樹里と共にいたずらばかりしていた。
酒井零の言霊による「呪縛能力」を寝ていて聞いていないため、研究所の情報を
大河原湊らにもたらせる。
能力は「不可視爆弾能力」。
様々なものを見えなくしたり、爆弾にしてしまう。(自分のさえも)
彼の意志により5秒の時限をつけたり、見えなくしてから爆弾化をキャンセルできる。
追う者
研究所所長。
長髪でいつも目が笑っている。
父は幼い頃に死亡しており、姉・刹那が「唯一無二」の能力に目覚めたのがきっかけで超能力に興味を持つ。
医学生となり、研修に来ていた病院で麻戸朱夏と出会う。
その時に朱夏の絵に興味を持ち、朱夏の両親を殺害し朱夏ごと手に入れてしまった。
その後は医者として働く傍ら超能力の研究所を立て、孤児などを連れてきては
朱夏の絵により超能力を植え付けさせ、研究をしている。
かなり頭は良く、超能力を発生させないようにする腕輪を開発している。
朱夏の絵では18歳未満にしか能力は発現しないが、自身は発現した。
能力は「呪縛能力」。
言霊で相手を言いなりにしたりすることができる。
精神力が強いものにはあまり効果を見せないが、弱いものに対しては絶大な力を持つ。
今回のメモリースティックの件では研究所の子供たちに「奪って殺せ」と「死んでも奪え」という命令を下した。
研究所の能力者で一番強力な能力を持つ。
非常に優秀な人物であるが無愛想で他人に厳しく、人間性に欠ける所が見られる。
原因としては唯一の肉親であった兄・白崎涼の死が関係していると考えられる。
その死に関わったとされる雨宮リオを心の底から激しく憎んでいる。
小学5年生時に兄を亡くした後、それまでの根暗の性格に加え、現在の歪んだ性格に変わってしまった。
小学3年生の時に研究所内で
氷室龍介と知り合う。
無知な氷室龍介に様々なことを教え、彼から"先生"と呼ばれる。 しかし、兄の死の折に疎遠になってしまった。
かなりドSであり、氷室龍介を偶然知った過去の秘密で強請り、無理矢理関係を持つこととなった。
反抗する際には龍介の妹・芽依子を利用する。
後に氷室龍介に出会った時から恋心を抱いていたことに気付く。
芽依子からかなり警戒されている。
能力は「炎神能力」。
"小さな火"から"炎の龍"まで操る。
攻撃性の能力としては最強と言われる。(研究所内、酒井の独断)
酒井に愛でられており、他の能力者との接触はほとんど出来ない状態である。
が、研究所内ではそれなりの地位におかれ、今回のメモリースティック奪還においても何らかの決定権を持つ。
本来は下の名前はユウとカタカナ表記である。
あまり人と関わらず、引きこもり気味。感情表現が下手。
双子であり、弟のハルカがいた。
ハルカとは気兼ねなく話せており、二人で秘密や約束をするのが二人とも好きだった。
千勢の「夢世界能力」の欠片を無意識に拾っており、度々ハルカと会話をしていた。(千勢談)
能力は「瞬間移動能力」。
元々ハルカとでないと使えなかったが、ハルカが死の直前に自らの能力全てを悠に渡すことで一人で完全に能力を使えるようになった。
まがき・ゆきせ
おっとりとした、柔らかい物腰の女子。 負けず嫌いな一面も。
袴姿で湊たちの前に現れた。
研究所の能力者の中で最年長でありまとめ役。
能力は「夢世界能力」。
相手を眠らせ、自分の"夢の世界"へと誘う。
"夢の世界"の中は主の思うが侭である。(能力すら封じてしまう)
打破する方法は主を夢から目覚めさせ現実世界に戻ること。
強力ではあるが、故に脆く能力の欠片を落とすことがしばしばある。
そのため、能力の強化のため瞑想を毎日行う。
死後、この能力の欠片を持った慎太郎の"夢の世界"に現れ、能力を完全に受け渡した。
非常に友達思いであり、研究所内で唯一同じ高校に通う氷室龍介を気にかけている。
クラスメイトである篠山ヒカルと非常に仲が良い。
龍介と一緒に帰るようになった紅羽を不審に思っており、何度か突っかかっている。
昔は研究所内で雨宮リオと仲が良かった。
酒井零の呪縛能力の言葉を寝ていたため聴いておらず、研究所のことをヒカルに話したために零に危険視されてしまう。
紅羽に戦闘していたビルごとヒカルと共に火を放たれるが、自身の水神能力の進化により死を免れた。
その後は通っていたパン屋にヒカルと共に住み込みで働くこととなった。
能力は「水神能力」。具現化は水の鯱。水を操る。
おどおどした感じで、いかにもいじめられていそうな雰囲気。
自分の意見をはっきり言えず、神原沙耶香に付き従っている。
能力の成長が一番遅く、酒井零に疎まれ、研究所内で氷室龍之介より酷い実験内容を課せられてきた。
そのため、死ぬことで研究所から解放されたいと願うようになっており、一番最初に湊たちの前に現れる能力者に自ら立候補した。
能力は「念動力能力」。触らなくても物を移動・破壊できる。
しかし未熟な能力のために人を完全に殺すことが出来ない。(それは美弥子の意思でもある?)
気弱で華奢。
小学校1年生の頃、兄・龍介(小3)と共に研究所に連れて来られた。
龍介とは早々に引き離され、神原沙耶香に面倒を見てもらってきた。
ブラコンの気があり、龍介に危害を加える(芽依子はそう思っている)紅羽の存在を知り、敵視する。
研究所に来た頃に偶然麻戸朱夏に出会う。
その際に朱夏のテレパシー能力の欠片を受け取り、研究所内でもテレパシーのみ扱える。(あくまで能力封印されていない朱夏の能力のため)
能力は「能力反射能力」。
自身が受けた能力を一定時間自分でも使えるようになる。
死亡した者
その他
じゅうどおり・せつな
政府軍の官僚。大金を動かせる立場にある。
大河原湊にメモリースティックの奪取を依頼した張本人。
自身の望みのためなら手段を選ばない。
12歳の頃に「唯一無二能力」が発現した。
自身の望む部屋の内側から開く扉の先を"a"の世界と"b"の世界で選択できる。
"b"が刹那が生み出し、"a"の人間が"a"で歩まなかった分岐点の先を歩く世界。
"a"と"b"の刹那の存在は全く変わらない立場("b"には分岐点を歩まなかった刹那はいないため)であるが、刹那の周りの人物が若干違う。
刹那の望む部屋の外側から来た刹那以外の人間は元の世界にしか戻れない。
が、もし"a"の人間が部屋の中にいる状態で"b"の人間が来れば"a"の人間が開く先は"b"になってしまう。
最終更新:2015年09月10日 06:58