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アイドルTRPG(仮)/判定ルール - (2010/12/30 (木) 19:18:46) のソース
**◎判定ルール◎ 物語を進める上で、キャラクターがある行動を行う時、失敗する可能性があるとゲームマスターやプレイヤーが判断した場合。 その時にはその行為が上手くいくかどうか判定を行う。 判定はプレイヤーが申告しても良いし、ゲームマスターがプレイヤーに宣言しても良い。 判定の手順は以下である。 1.ゲームマスターが、その行為に適切な技能を指定する。 2.ゲームマスターは目標値を指定する。これは、非公開の方が盛り上がると判断した場合を除き公開した方が良い。 3.判定を行うキャラクターの、指定された技能の数値と同じ個数のダイスを振る。 4.目標値を超えたダイスの個数を計算する。この数が成功値となる。 ◆目標値とは、その行為がどれくらい難しいことなのかを表すものである。 基準 3 → 失敗することはないだろう。 4 → よほどのどじっこでも、五分五分以上で成功する。 5 → 大多数の人は上手くできるだろう。 6 → 少し難しい。 7 → 苦戦する。 8 → 難しい。そりゃもう。 ◆成功値とは、その行為がどれくらい上手くいったかを表すものである。 基準 1成功 → かろうじて上手くいった。あらが目立つ。 2成功 → 成功だ。素人目には完璧に見える。 3成功 → 上手く行った。かなりのものだ。 4成功 → 達人と言っていい。 5成功 → 奇跡。 目標値をひとつでも超えていれば、行為自体は成功となる。 この判定の趣旨は、どれくらい上手く成功したかを決めることにある。 成功値が0だからと言って、完全に失敗したわけではない。 ゲームマスターはプレイヤーのロールプレイが良かったと判断したのなら、致命的な失敗ではなかったとしても良いだろう。 **◎クリティカル、ファンブル◎ ◆判定時に振ったダイスの中の、二つ以上が10の目だった場合クリティカルと呼ぶ。 この時自動的に1成功値を得る。 ◆判定時に振ったダイスがすべて1、もしくは2だった場合、ファンブルと呼ぶ。 ファンブルとなった場合、ゲームマスターはアクシデント表の中からひとつを適用する。 その時の判定に使用した技能に応じて選ぶと良いだろう。 ○アクシデント表○ |呆然:|次の判定は自動的に失敗となる。| |歌詞ミス:|ファン数を任意の人数減少する。| |こける:|あまりの羞恥心に、そのシーン中演技判定の成功値を1減らす。| |振りミス:|振り付けを間違える。そのシーン中ダンス判定の成功値を1減らす。| |咳き込む:|スモークの炊きすぎで咳き込んでしまう。そのシーン中の歌唱判定の成功値を1減らす。| |場が凍る:|話題の選択を間違える。そのシーン中のトーク判定の成功値を1減らす。| |誹謗:|あまりの甘えっぷりにファンが呆れる。そのシーン中の甘え判定の成功値を1減らす。| |時代遅れ:|流行を追ったつもりが逆走していた。そのシーン中の流行判定の成功値を1減らす。| |逆切れ:|すべての物事にイライラしてしまう。そのシーン中の礼儀判定の成功値を1減らす。| |怪我:|怪我をしてしまう。そのシーン中の運動判定の成功値を1減らす。| |現実逃避:|頭がパンクしてしまった。そのシーン中の集中判定の成功値を1減らす。| |我侭:|時には我侭言ったって良いじゃ無い。休み欲しいー。そのシーン中のカリスマ判定の成功値を1減らす。| |泣く:|泣いてしまった。そのシーン中のすべての判定の成功値を1減らす。あなたは10人のファンを得る。| |号泣:|貴方は深い悲しみを味わい、号泣してしまう。そのシーン中のすべての判定の成功値を2減らす。あなたはファンを20人得る。| これらのアクシデントは、1シーン経過すれば自動的に解除される。 また、1声援ポイントを支払うことにより、任意に解除出来る。 **◎対決ルール◎ 競争する時、力比べをする時、可愛さを競いあう時など、様々な場面でキャラクター達は対決することがあるだろう。 その時に使用するのがこの対決ルールである。 ゲームマスターは、対決が発生する場面だと判断した場合、対決を行うキャラクターそれぞれに技能を指定する。 たとえば競争であれば、お互いに運動。誰かのぶりっこを我慢出来るか、といった対決であれば、甘えと礼儀の対決、といった具合である。 対決を行うプレイヤー(またはゲームマスター)は、指定された技能によって通常通りに判定を行う。 成功値を導きだしたら、お互いにその数値を比べ、より高い成功値だった方の勝利となる。 もし同じ値だった場合、目標値を満たしているダイスの目の数値を合計したものが、より高い方が勝利となる。 それでも同じだった場合はもう一度判定を行うこと。 **◎ファンシステム◎ ●ファンシステム プレイヤーの持つキャラクター達は全てアイドルであり、人気が出ればファンも増えることだろう。 その数を表したのがファンシステムである。 ◆あらゆる判定においてダイスの目で10の値が出たとき、10の目が出たダイスひとつにつき、 そのキャラクターは50人のファンを得る。 ◆あるプレイヤーのロールプレイが上手かった、ゲームを盛り上げたと判断した場合、各プレイヤーは そのプレイヤーのキャラクターがファンを10人得ることを認めても良い。 この権利をそれぞれのプレイヤーは、一回のセッションにつき5回持つ。この権利をFP(ファンポイント)と呼ぶ。 ◆ゲームマスターはシナリオ中で、キャラクターのコンサートが成功した、いい演技が出来た、などアイドルとして成長し、 ファンが増えたと判断した場合、プレイヤーにファンを望む人数与えても構わない。 ●声援システム 各キャラクターは、ファンを新たに50人得る毎に1点の声援ポイントを得る。 この声援ポイントを支払うことによって、判定時に1成功値を得ることが出来る。