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ダブルクロス3rd/皇 一樹 - (2013/01/20 (日) 02:29:41) のソース
ダブルクロス The 3rd Edithion PL名:理兵衛 「消え失せろ屑め、ボクの機嫌が悪くない間に」 元UGNエージェントのアカデミア生徒。島外で偶然手に入れたディオゲネスクラブの仮面で覚醒した。 若き正義感から来る世界への不満を暴走させた過去があり、それを悔いつつも、確かに備わっていた力に固執している。 【基本情報】 名前:皇 一樹(Sumeragi Itsuki) コードネーム:血飛沫被りの弥生兎(ハット・レッド=ヘイトレッド・ヘア/Het Red=Hatred Hare) 年齢:14歳 性別:男性 星座:牡羊座 身長:148cm 体重:48kg 血液型:B型 ワークス:一般生徒(中等部) カヴァー:アカデミア生徒 ブリード:クロス シンドローム:オルクス/ブラム・ストーカー 【能力値】 肉体:1 Lv 感覚:3 知覚Lv1 精神:3 RcLv1 意志Lv1 社会:2 交渉Lv1 情報:アカデミア 【ライフパス】 出自:安定した過程 経験:切望 邂逅:鬱陶:“熱血漢”井野正道 覚醒:感染(侵蝕値:14) 衝動:憎悪(侵蝕値:18) 基本侵蝕値:32 HP:25 行動値:8 戦闘移動:13m 全力移動:26m 常備化ポイント:4 財産ポイント:1 【ロイス】 Dロイス:宿命の子 井野 正道 P:誠意 N:厭気 才谷 紅花 P:畏怖 N:恐怖 【エフェクト】 |No|:|名称|:|Lv|:|タイミング|:|技能|:|難易度|:|対象|:|射程|:|侵蝕|:|制限|:|効果| |—|:|リザレクト|:|1|:|オート|:|-|:|-|:|自身|:|至近|:|効果|:|-|:|(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇| |—|:|ワーディング|:|1|:|オート|:|-|:|自動|:|シーン|:|視界|:|なし|:|-|:|非オーヴァードをエキストラ化| |01|:|コンセントレイト(ブラム・ストーカー)|:|2|:||:|-|:||:||:||:|2|:|-|:|| |02|:|リフレックス(オルクス)|:|2|:||:|-|:||:||:||:|2|:|-|:|| |03|:|紅の刃|:|1|:|メジャー|:|RC|:||:||:||:|1|:|-|:|| |04|:|ブラッドエンゲージ|:|3|:|メジャー|:|-|:||:||:||:|4|:|120%,憎悪|:|| |05|:|幸運の守護|:|1|:||:|-|:||:||:||:|1|:|-|:|| |06|:|朧の旋風|:|1|:||:|-|:||:||:||:|10|:|100%|:|| |07|:|マキシマイズ|:|1|:||:|-|:||:||:||:|7|:|Dロイス|:|| 【イージー】 仕組まれた幸運 衝動探知 かしずく歯車 瀉血 変貌の果て 【武器】 |名称|:|種別|:|技能|:|命中|:|攻撃力|:|ガード値|:|射程|:|常備化|:|解説| ||:||:||:||:||:||:||:||:|| ||:||:||:||:||:||:||:||:|| ||:||:||:||:||:||:||:||:|| 【防具】 |名称|:|種別|:|ドッジ|:|行動|:|装甲値|:|常備化|:|解説| ||:||:||:||:||:||:|| ||:||:||:||:||:||:|| 【一般アイテム】 |名称|:|種別|:|技能|:|常備化|:|解説| |ブラックローレライ|:||:||:||:|| ||:||:||:||:|| ||:||:||:||:|| ||:||:||:||:|| 【エンブレム】 アフターライフ:ディシプリンズアクト(RC指定) リスクジャンキー アセティック 【ランク】 CランクⅡ(仕組まれた幸運指定) 【設定等】 アカデミアステージ用。初期+30点仕様。 赤味がかったオカッパ頭、青に近い灰の瞳、ぱっと見には少女に見える程度に均整の取れた顔立ちの、アカデミア中等部が男子生徒。 オーヴァードに覚醒する前、彼は何処にでも居る様な、可愛らしい普通の少年だった。 異性に絡まれ、同性に誂われ、気に触れば、火傷で済まさない抵抗の意思を見せつつも、 真に不快な諸々の出来事――例えば、空き缶のポイ捨てなんかだ――には、 眉間に皺を寄せながら、しかし甘んじて受け入れ、黙って見過ごすよりどうしようもない、そんな普通の可愛らしさである。 日常の頭に非の輝きが灯ったのは、道端に何気無く落ちていた仮面を拾った、その瞬間からだった。 当時の彼には知る由も無かったが、それは本来、その場所にある筈が無い代物であった。 ディオゲネスクラブ、正義の仮面。 秘密結社の更に秘密、その裏側に潜む者達が小道具を手にした時、正義と裏腹の憎悪が、緩やかに鎌首を上げ―― ――焔が、何もかもを滅ぼす焔が、彼の身だけを例外としたのは (と、言っても、完全に無事と言う訳では無い。髪と、そして眼の色は永久に変容してしまった) 力を手にしたのとまるで同じ、幸運以外の何者でもなかった。 少なくとも、紅き担い手に手心等無かった筈である。それだけの事を、彼はほんの数時間の間にしでかしてしまったのだから。 それが、彼自身の本意かどうかは、真の意味では誰にも解らない。 だが、彼を(結果的に)救った者達は、それを外的要因、即ち、仮面の所為と見定めた。 そして保護と監視の名目の元、著しい人員不足の穴埋めが為、彼を己が組織の一員へ――UGNエージェントへと迎え入れたのである。 不用意に触れれば指どころか手諸共切られそうな性格とは言え、 道徳も持っていれば、良心もちゃんと備わっている彼は、己が行いを悔い改め、快くその提案を受け入れた。 そうして訓練、派遣、合間の学業という、忙しない超越者の生活が始まったが、しかし残念ながらそれは長くは続かなかった。 失われた仮面、失われた力を、彼はどうしても忘れる事が出来なかったのである。 募る不満は精神を荒ませ、日常/非日常問わず、周囲の者への刃となった。 離れて之く友の背に罪悪感を覚えつつも、想いはあの日、あの時に抱いた高揚感、全能感へ否が応も無く向かい、 夜明けにベッドで目覚めれば、流れる涙と共に、シーツを鷲掴んでいる空の掌に気付かされる。 いっそ憎々しき衝動に身を任せ、ジャームに成り果てられれば楽には違いなくも、 今でもあの焔が、瞼の裏に焼き付いて離れなければ、そんな事はする気にもならず。 学園島への招待が届いたのは、その様な狂おしき日々のまっただ中の事であった……