2007年よりFC金津(北信越リーグ2部)を母体として活動を開始。
2006年、「NPO福井にJリーグチームをつくる会」と県サッカー協会はJリーグ入りを目指して発足させる新しいチームの名称を発表した。
「サウルコス」は、英語で「恐竜」を意味する「DINOSAUR(ディノサウル)」と「軍団」の「CORPS(コープス)」を組み合わせた造語。
早ければ4年目にJ2昇格が可能だが「5年をメド」(梶本理事長)にJリーグ入りを目指す。
梶本理事長は「できれば07年度中に準加盟の申請をしたい」と話す。
Jリーグをめざすにはチーム力の強化とともに、経営基盤の強化が大きな課題となる。Jリーグ入りするには、練習施設の整備やユースチームなどの下部組織、スタジアムの改修工事が必要で、それらには膨大な費用がかかる。このため、サウルコス福井でも来年度までに、クラブを運営する株式会社の設立を検討している。
新体制初年度となった2007年は北信越リーグ2部で2位、1部7位の新潟経営大学との入れ替え戦を制し、いつのまにか物好きクラブの巣窟と化した感のある1部リーグの戦いに加わることとなった。
2008年は北信越リーグ1部で序盤こそ検討したものの結局7位で終え、新潟医療福祉大学との入れ替え戦に回ったが、それを制し何とか1部残留を果たした。
気がかりな点は前述のチーム発足時に述べられた内容のうち、運営母体の株式会社への転換がまだ行われていないこと。また、準加盟申請も見送られており支援体制の拡大があまり順調ではないのでは?との懸念が感じられてならない。