Jリーグカップ(ジェイリーグカップ、J. League Cup)は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するクラブが参加するカップ戦である。第1回大会からヤマザキビスケット(略称・YBC、旧ヤマザキナビスコ)が冠スポンサーとなっており、JリーグYBCルヴァンカップ(略称はルヴァンカップ)の大会名称を用いている。
J1リーグや天皇杯と並ぶ日本の国内三大タイトルの1つ。
ルヴァンカップ2025 準決勝 10/8 10/12(録画)
参加資格
前身であるJSLカップではリーグカップの形態を正しく反映して2部も含めた全てのクラブの参加を認めていたが、Jリーグカップでは2部以下のクラブの出場が見合わせられた期間が長く、2002年大会から2017年大会までは、当該年にJ1に所属するクラブのみにより争われている。参加資格の変遷は以下の通り。
1992年大会:次年度からのリーグ戦開幕に参加する10クラブ
1993年大会・1994年大会:全てのJリーグクラブとJリーグに参加する意思を持つJリーグ準会員クラブ
1996年大会:全てのJリーグクラブ(準会員クラブは不参加)
1997年大会・1998年大会:全てのJリーグクラブおよびJリーグ準会員クラブ
1999年大会 - 2001年大会:全てのJ1・J2所属クラブ
2002年大会 - 2017年大会:全てのJ1所属クラブ
2018年大会 - 2023年大会:全てのJ1所属クラブと前年にJ2に降格したクラブのうち2クラブ(AFCチャンピオンズリーググループステージ出場枠により変動の場合あり)
2024年大会 - :全てのJ1・J2・J3所属クラブ
レギュレーション
大会の参加資格に応じてレギュレーションにも変遷が見られる。長きに亘って「グループステージ+ノックアウトステージ」の形式が採用されたが、全Jリーグクラブが参加する2024年大会は全ての段階においてシングルイリミネーショントーナメントを行うこととされている。
J1が18クラブになり、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)が3月開幕となって開催時期が重複するようになった2003年大会及び2005年大会以降はACL出場クラブがグループステージ(予選リーグ)出場を免除されるようになった。
クラブ別成績
| クラブ名 |
優 |
準 |
優勝年度 |
準優勝年度 |
| 鹿島アントラーズ |
6 |
3 |
1997,2000,2002,2011,2012,2015 |
1999,2003,2006 |
| 東京ヴェルディ |
3 |
1 |
1992,1993,1994 |
1996 |
| FC東京 |
3 |
0 |
2004,2009,2020 |
|
| 浦和レッズ |
2 |
5 |
2003,2016 |
2002,2004,2011,2013,2023 |
| ジュビロ磐田 |
2 |
3 |
1998,2010 |
1994,1997,2001 |
| ガンバ大阪 |
2 |
3 |
2007,2014 |
2005,2015,2016 |
| 柏レイソル |
2 |
1 |
1999,2013 |
2020 |
| ジェフユナイテッド千葉 |
2 |
1 |
2005,2006 |
1998 |
| 名古屋グランパス |
2 |
0 |
2021,2024 |
|
| 清水エスパルス |
1 |
4 |
1996 |
1992,1993,2008,2012 |
| 川崎フロンターレ |
1 |
4 |
2019 |
2000,2007,2009,2017 |
| セレッソ大阪 |
1 |
2 |
2017 |
2021,2022 |
| サンフレッチェ広島 |
1 |
2 |
2022 |
2010,2014 |
| 横浜F・マリノス |
1 |
1 |
2001 |
2018 |
| 大分トリニータ |
1 |
0 |
2008 |
|
| 湘南ベルマーレ |
1 |
0 |
2018 |
|
| アビスパ福岡 |
1 |
0 |
2023 |
|
| 北海道コンサドーレ札幌 |
0 |
1 |
|
2019 |
| アルビレックス新潟 |
0 |
1 |
|
2024 |
最終更新:2025年10月12日 20:41