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オイル上がり - (2006/02/20 (月) 09:46:09) のソース

*オイル上がり
[[4ストロークエンジン]]の不具合の1つ。
[[エンジンオイル]]が異常に[[ピストンリング]]の隙間から
[[燃焼室]]内に入り込む事。
[[燃焼室]]へ[[オイル]]が下からやってくるので、オイル上がり。

この部分は[[エンジンオイル]]で[[潤滑]]されているため、
正常でも[[オイル>エンジンオイル]]がわずかに[[燃焼室]]内に入り込んでいるが、
[[ピストン]]や[[シリンダ]]が[[磨耗]]したり
[[ピストンリング]]が劣化してしまうと、
想定以上の[[オイル>エンジンオイル]]が上がってしまうことになる。

症状は、
-[[オイル]]消費量が妙に多い。
-[[排気口]]から[[2ストロークエンジン]]のように白煙を噴く
-[[吹け]]が悪くなり、[[出力]]が低下する
-[[エンジン]]や[[排気系]]が汚れてしまう
-ピストンの[[潤滑]]がうまく行かなくなる
-異常な量のオイルが燃える時と[[燃焼室]]の温度が通常と変わる
-[[エンジン]]破損の危険性あり

重い不具合なので早急な修理が必要だが、
事実上エンジンの[[オーバーホール]]でしか直せないため、
(最低でも[[腰上]]の[[オーバーホール]])
金銭的に苦しく[[廃車]]行きにされることが多い。
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関連語「[[エンジンオイル]]」「[[オイル下がり]]」
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