クロスレシオ(和製英語)
実は和製英語で、日本ではまずこうは呼ばないが英語では「close ratio」(クローズ(閉じた・狭い)レシオ)である。クロスミッションは正しいので、これとの混同によるものと思われるが、どうもこれは海外でも時々混同されている様だ。
クロスレシオの傾向は以下の通り。
- シフトポジション(未作成)ごとの速度対回転数の差が小さくなる。
- 使えるギア比(未作成)の範囲はある程度決まっているので、間隔を狭く取るとシフトポジションの数が増える。
- トルクバンド(未作成)が狭い出力特性(未作成)との組み合わせが特に良い。
メリット
- トルクバンド(未作成)を理解して回転数を自在にコントロールできれば、速くも遅くも自由に加減速をコントロールしやすい。
- 回転数差が小さいのでシフトショック(未作成)を抑えられる。
- トルクバンド(未作成)を広さを捨てたエンジンは、ピークの馬力(未作成)を稼ぎやすい。
- 操作の自由度とスポーツ性(未作成)が高い。
デメリット
- シフトチェンジ(未作成)回数が多くなって操作が忙しい。
- そのエンジンのトルクバンド(未作成)を理解できていないと、回転数が合わずに加速しづらい。
- トルクバンド(未作成)の狭い出力特性(未作成)は、ピーキー(未作成)で扱いにくい。
2007年05月30日