康成・歌乃にとってこの日は、一年に二度か三度の勝負時の一つ。
歌乃はもうすでにプレゼントを買ってきている。康成は、というと・・・
クリスマス・イブにて。
康成「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、何をあげればいいんだよぉ!えーと、あれでもない、これでもない・・・かといってあれもどうかと・・・。」
そう言うときに限って、裕太が来るものだ。
裕太「おーい、康成ー!遊ぼうぜーー!」
康成「あぁ?!ゴメンな!今日はあいにく無理なんだ!帰ってくれ!」
裕太「・・・分かったよ、もういいよ。もう二度と来てやらない。じゃあな。」
といい、裕太はしぶしぶ帰っていった。
康成はそれでも考え続けた。そして、
康成「んー、そういや、あれから一度も俺の気持ちを素で伝えたことなかったな・・・・・・そうだ!こうすれば、きっと喜ぶぞ!よし!」
そして、クリスマスの夜。康成は歌乃の家へと来ていた。
(ピンポーン)
歌乃「はーい!」
康成「康成ですー!」
歌乃「あ、康成さん・・・こんばんは(微笑)あ、あがって、いいですよ・・・。」
康成「お、ありがとな!おじゃましまーす・・・」
歌乃の家の中はやっぱりきれいだった。さすが女の子、と康成は思った。
康成「うわ、このケーキ、うめぇな!これ、お前の手作りか?」
歌乃「あ、はい、ありがとう・・・ございます(照)こ、この日のためにしっかり作ってきました!」
康成「いや、これ絶対プロ級だって!それに・・・」
楽しい夕食も終わり、しばしの休憩の後に、
康成「なぁ、外でも行くか?きっと楽しいぜ!」
歌乃「あ、そうですね・・・いきましょうか・・・?」
そういって、二人は聖夜の街に繰り出した。
歌乃「き、きれいですね・・・。」
康成「だなー・・・、まるで俺たちの・・・」
歌乃「お、俺たちの・・・何ですか?(ドキドキ)」
康成「い、いやぁ・・・なんでもないさ、なんでもない・・・(照れ隠し)」
歌乃「フフッ、恥ずかしいんですねっ。」
そしてしばらくして、歌乃が言った。
歌乃「あ・・・康成さん・・・手・・・手・・・。」
康成「ん、つないで・・・ほしいのか?」
歌乃「え・・・あ・・・(コクッ)」
康成「ハハッ、それならそうと早く言えよな!いいぜ、ホイ、手。」
と、手をつないだとき、何か声がした。
(康成なのかアレ!・・・くっそー、あんな奴絶交だ!!!!ウワァァァァァァァン!!!)
康成「あれ、誰かが俺を呼んでるような・・・それに、『絶交』の二文字が聞こえたような・・・」
歌乃「・・・きっと、気のせいですよ!そんなわけないじゃないですか、ね!」
康成「・・・ハハッ、そうだよな!」
・
・
・
そして、迎えた勝負の時。公園にて。
歌乃「あの・・・渡したい物が、あるんですけど・・・」
康成「ん、何だ?」
歌乃「こ、これ・・・なんですけど・・・(何かを康成に手渡す)」
康成「あれ、これ・・・新しいラケットじゃん!うわ、すげー!ありがとう!」
歌乃「フフッ・・・喜んでくれて・・・うれしいです(恥)」
と、康成が悩みに悩んだプレゼントを渡すときが来たようだ。
康成「お、俺も・・・渡したい物が・・・」
歌乃「な、何でしょうか・・・?」
康成はすこし間をおいて、
康成「・・・ゴホン。あの・・・物っていうか、気持ちっていうか・・・。」
歌乃「は・・・はい?」
康成「やっぱ何年か一緒にいたけど・・・俺・・・俺・・・やっぱり・・・・・・お前の事が・・・・・・・・・・好きみたいだ・・・。」
康成は頑張ってその言葉を発した。でも歌乃は驚かなかった。
歌乃「なんだぁ・・・そんな事ですか・・・フフッ、そうだとおもいましたよ♪・・・これからも、よろしくお願いします♪」
康成「よ、よかった・・・こ、こちらこそ、よろしくな!(ギュッ)」
t、康成は歌乃を抱き寄せる。
歌乃「あ・・・(照)」
康成「これが・・・俺のできる精一杯の贈り物・・・」
歌乃「・・・暖かい・・・フフフ・・・(ギュッ)」
こうして、康成の先線は成功と言う形で幕を下ろしたのである・・・。
~あとがき・反省~
うん、気力で2つ目完成。長編もあわせると3つめ・・・よく頑張ったぞ僕。
では、最後の一つは・・・夕方にでも書こうかな。ではsee you...
最終更新:2009年12月25日 10:59