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弘樹にとって今年のクリスマスは、過去最大に幸せな物となるかもしれない。
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~数ヶ月前・教室にて。~
そのとき弘樹は、何かソワソワしていた。
彼はよく『何か』ある日にそうなるらしいが・・・詳細は不明である。
弘樹「あぁー、今日はいつにも増して動きが止まらないなぁ・・・どうしたんだろ・・・(ソワソワ)」
康成と裕太はその事をよく知っているので、その程度の事は笑って済ませられる。
康成「ハハハハハハッ!そんなにすごいんじゃあ、お前が召されるか、誰かに告白されるか、かな!!(笑)」
裕太「だな!(笑)もう運命として受け止めるべきだぜ!」
弘樹「そ、そんなことで片付けないでよぉ~・・・(ソワソワ)」
と、やはりそれは的中した。
朋美「弘樹君~!」
弘樹「ひえッ?!」
朋美「あのー、放課後、屋上に来てくれる・・・?」
弘樹「?!!あ、うん・・・」
朋美「じゃ、そういうことで!(タタタタタタッ)」
康成「・・・まぁ・・・行ったほうがいいかもな・・・召される可能性あるけど、精神的に。」
弘樹「う、うん・・・。」
そして、その日の放課後、彼女の方から告白されたのであった・・・。
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弘樹「と言う感じで、クリスマスを迎えたワケなんだけど・・・どうすればいいんだろう?」
その場で考え込む弘樹。普段は理論的に何でも解決できる彼だったが、今回はそううまくはいかなかったようだ。
弘樹「(んー・・・こういうときはプレゼントをあげればいいんだろうけど、さすがに僕の銃じゃ怖がるだろうしな・・・メガネもかけないだろうし・・・)」
と、なにやら変な声が頭に響いた。
???「・・・そりゃそうである。というよりそんな事したら相手も逃げてしまうであろう。」
その声に驚いたのか弘樹は、
弘樹「ひぃッ!!だ、誰?!ももももしかして神様ですかぁ?!」
作者「ハハハ、驚かしてスマンな。俺はすぐ近くのアパートの大家であり小説家でもある。そういやウチのアパートの康成君がお世話になっていたっけな。」
弘樹「は、はい・・・(ヘナヘナ・・・)。」
作者「そう言うときはだな・・・・・・。」
弘樹「はい?」
作者「・・・作者の俺に任せる!以上!」
弘樹「・・・。って、これ小説だったのぉーーーーーっ!!!!」
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~夜。~
弘樹の家に朋美がやってきた。
朋美「(コンコン)弘樹くん♪いるー?」
弘樹「(き、きた・・・頑張れ、僕!)はーい、今行くね~!」
(ガチャッ)
朋美「エヘッ♪来ちゃった♪」
弘樹「ハハッ、こんばんは♪どうぞ、上がって!」
そういって弘樹は、少し寒そうな朋美を自分の部屋に上げる。
しばしの談笑。そしてしばしのゲーム。二人にとってはそれだけでもうれしいことだ。
と、弘樹が何かに気づく。
弘樹「ん?何だい、この箱は。」
と、誰かへのプレゼントらしい箱を指差す。
朋美「あぁ、これ?・・・だ、誰のだと、思う・・・?」
急に顔を赤らめる朋美。さすがの弘樹でも分かりにくいようだ。でも、何とか考えて答えを言ってみる。
弘樹「こ、これ・・・もしかして、僕に・・・?」
朋美「(ビクッ)あ・・・ば、バレた?これね・・・本当はボクが帰るときに渡そうと思ってたんだけど・・・ダメだった?」
さすがに弘樹も照れを隠せずに、言った。
弘樹「い、いや・・・嬉しいよ。僕、こんなことされるの初めてだから・・・分からなかったけど・・・。」
朋美「エヘッ♪正直なんだね、弘樹くんは。ハイ、これ!」
弘樹「本当に・・・いいのかい?僕なんかに・・・。」
朋美「よ、よくなかったらあげないよ!ボクは弘樹くんのことが、だ・・・大好きなんだから・・・。」
弘樹「・・・ありがとう。ね、これ、開けていい?」
朋美「い、いいよ!開けて!」
弘樹「うん・・・(ガサゴソ)」
中に入っていたのは、何ときれいに作られた手編みのマフラーであった。
弘樹「これ・・・君が編んだのかい?」
朋美「うん・・・どう・・・かな?」
弘樹「嬉しい!すごく嬉しい!こういうのって、愛情こもってていいんだよねっ!」
朋美「よかった・・・喜んでくれて。」
弘樹「あ、そうだ。時間もまだあることだし、ちょっと外行こうよ!もちろん、このマフラーも着てね!」
朋美「う、うん!そうだね!」
こうして、二人は聖夜の街へと繰り出していったのであった・・・。

~あとがき・反省~
できました。本当はクリスマスの昨日にこれを完成させたかったのですが、どうも時間が足りなくてできませんでした。スミマセン。
ひとまずこれでクリスマス編は終了です!今度はまた長編にチカラを入れて行こうと思いますので、よろしくお願いします!
では、see you...
最終更新:2009年12月26日 16:09