大晦日。一年の締めくくりの日。
この日あたりになると、人々は『大掃除』という普段より多くの手間と時間をかけた掃除をすることであろう。
今日はその中で『高山家』(だが一人暮らし)の掃除の様子を覗いてみよう。
康成「・・・と言うわけなんだ。お前ら、やってくれるよな?」
裕太「いや、俺忙しいs・・・」
康成「(裕太の耳元に近づいて)あれ~、いいのかなぁ~?今頑張ってくれたら千円やるのになぁ~?(お札をヒラヒラさせながら)」
裕太「か・・・金?!うおぉぉぉ、やるやる!やるぜぇぇぇぇぇ!!!!」
康成「(よしよし、上手くいった・・・)お前らもやってくれるよな?よな?(どっかのアニメ風に)」
弘樹「当然だよ!だって僕ら、親友・・・いや家族みたいなものでしょ?」
一夫「そうですよ!先輩のために何もしないワケないじゃないですか!」
作者「お、おう・・・(ちくしょー、何で俺が住民の家の掃除までやらねぇといけないんだ・・・自分の家だけで精一杯だっての・・・)」
康成「じゃあ、決まりだな!えーと、じゃあ・・・。よし、弘樹!お前は玄関から廊下にかけて!一夫君は俺の寝室!そんでもって裕太は台所!」
一夫「OK!」
裕太「おう!」
弘樹「うん!」
康成「(うわ・・・バラッバラ・・・)そんで、大家さんは・・・そうだ!トイレと風呂場を頼みますね♪」
作者「わ、分かったよ、分かったから・・・(なぜ俺にソコを・・・)」
と、4人はふと考える。何かおかしい点に気づいたようだ。
裕太「って、康成はどうするんd・・・」
と、とんでもない早さで康成が答えた。
康成「え、現場監督♪」
しばらく置いて4人が突っ込んだ。
4人「って、お前の家だろ!!!お前もやらんかいっ!!!(妙に声がそろう)」
康成「・・・バレたか。じゃあ俺は遊び部屋やるわ。」
こうして、男5人の大掃除、名づけて『高山家お掃除プロジェクト typeX 挑戦sy(略)』が始まった・・・。
真っ先に行動に出たのは、玄関・廊下担当の弘樹だった。
弘樹「よし、掃除掃除・・・まずは計画を立てないとね・・・えーと、先ずは・・・(しばらく考える)・・・よし!まずは廊下のワックス掛け、乾かしている間に靴磨き、それがすんだら次は玄関の掃き掃除、雑巾掛け・・・」
どうやら、彼自慢の思考力で掃除の効率を上げるようだ。
一方、金の力に圧倒された台所担当の裕太は、
裕太「金、金~~~っ(ゴシゴシ)、金金金~~~っ(キュッキュッ)♪」
と、掃除中いちいち『金』『金』といってどうもうるさい。そのうるささは、
康成「おい裕太、金金言わないで集中しろ!後でやるからよ!」
と向こうから注意をされるほど。
・・・そんな奴はほっといて、真面目で一度心に決めた事は絶対に曲げない寝室担当の一夫は、
一夫「よし、先輩のためだ、頑張ってここ一帯きれいにしてやるぞぉ!」
と、決意を新たに、全身全霊を込めて掃除に取り組む構えだ。
そして、風呂場・トイレ担当のこの方は・・・
作者「あ゛ぁぁぁぁぁぁーーー!!!何・で・俺・が・こ・ん・な・こ・と・をぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!締め切りが明日でまだ半分も書きあがってねぇんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!くそぉぉぉーーーーっ、早く帰らせてくr・・・うわッ?!(ズテーン!!)」
4人はその音を聞き逃さなかった。すぐさま駆けつける。
康成「何があったんだ?」
裕太「あぁ・・・札束がそこにいっぱい横たわってるぞ・・・」
弘樹「な、何があったんですか大家さん・・・。」
一夫「だ・・・大丈夫ですか?すごい体制でコケてますけど・・・」
口々に聞く4人。面倒そうに答える作者。
作者「くぅぅー・・・な、何でこんなところにせっけんが落ちてるんだよ・・・」
康成は吹き出した後に言った。
康成「ブハハハハハッ!!!それ、俺が仕掛けておいたんだよブハハ!!!ままままさか、ここここんな単純な罠にひひひ引っ掛かるなんて、お、お、思わなかったぜブハハハハハハハハ(爆笑)!!!!」
弘樹「ま、まぁまぁ、康成君、落ち着いて!ほら、あの大家さんの顔・・・」
作者「・・・康成ィ・・・この野郎・・・貴様ァ・・・許さん・・・許さんぞォ・・・!」
康成「ブハハ、ブハ、ブハ・・・お、お、大家さん?まぁ、そんな怖い顔しないで、ね・・・って、うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」
(修羅場につきしばらくお待ちください・・・)
康成「ほげぇ・・・(ボロッ)」
作者「ふぅ(パンパン)・・・あ!あぁぁぁぁぁぁぁ!!!やべえ!そろそろ家に帰らんとやべぇぇぇぇ!じゃあな!アディオス!」
康成「あぁ・・・好きに、しろ・・・」
が、まだトイレの掃除が済んでいない。しょうがないのでそこは康成がすることにした。
一夫「ようし、できた・・・」
康成「ふぅッ、こんなモンかな!」
弘樹「これで、よしっと!あー、終わった!」
裕太「康成ー、俺もできたぞー!もちろん、例のブツはくれるよな・・・?」
康成は「何言ってるんだ」と言いたげな表情で、
康成「だーれがお前なんかにあげるって言った?」
と言った。裕太は耳を疑った。
裕太「・・・は?お前、終わったらくれるって・・・」
康成は、
康成「んあ?確かに『あげる』と言った。確かに言ったよ?だけどな、お前、頑張ってないじゃん。いいか?『頑張る』とはな、その事に一生懸命、全身全霊を込めて取り組む事だろ?それを金の力に頼って、しかも掃除中、声にも出してたよな?」
と変な屁理屈を言い放った。裕太はついにキレた。
裕太「・・・手前ェ・・・何だよヘリ来るばっかり!!!!これだからいつもお前はこうなんだ!!あぁ、もう許せん!こうしてやる!」
(再び修羅場につきしばらくお待ちください・・・)
裕太「ハァ・・・ハァ・・・きょ、今日はこのぐらいにしといてやる。」
と、康成は何食わぬ顔で立ち上がった。
弘樹「や、康成君?!大丈夫なの?!」
康成「んあ?あんなの効かねぇよ。あいつの腕っ節、知ってるだろ?」
弘樹「そ、そうだったね・・・」
康成「あ、さっきのでまた散らかったから、裕太、お前掃除頼むぞ。」
裕太「そ、そんなぁ・・・(泣)。」
こうして、なんかおかしい高山家お掃除プロジェクト typ(略)は終わりを告げた。
~オマケ~
・・・ちなみに、作者はその後どうしたかというと・・・
作者「す、すみません・・・もう少しだけ・・・待ってください・・・(頭を何度も下げながら)あと一日・・・いや、あと30ぷ・・・」
編集長「却下。お前何のつもりだ?締め切りは厳守だと何度も言ってるだろうが。もうお前今日で契約打ち切り。もう書かなくていいぞ。」
作者「そ、そんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・(絶望)。」
編集長「・・・嘘だよ。1日待ってやる。それまでにできなかったら・・・分かるよな?では、失礼。」
作者「よ、よかった・・・。」
~あとがき・反省~
また性懲りもなく変なネタ。
まぁ、大晦日ネタでこうなるとは思ってませんでしたが(´・ω・`)
自分でも反省しております。ハイ。
まぁ、長編の方も頑張ってますので、そちらの方もよろしくおねがいします。
では、(`・ω・´)ノ アディオス!
最終更新:2009年12月29日 21:40