ねこ「・・・・・じゃあ・・・・・配置に・・・・ついて・・・・・・」
康成「・・・どうした?何かヘンなもんでも食ったか??」
裕太「ふむぅ・・・どうやら、そうみたいだね。」
弘樹「・・・大丈夫?」
一夫「・・・無理、しない方が、よろしいかと・・・。」
ねこ「いや、だいじょうb、・・・・・じゃないかも・・・」
康成「・・・顔色、悪いぞ?」
裕太「・・・僕が、治してあげようか?」
ねこ「う、うん、頼むよ・・・・」
(体調が悪い理由は歌とヒットマンの『季節小説 バレンタインデー』を見てください。)
ガット「・・・俺がしとくから、・・・・じゃあ、ホログラムだすぞ!」
シュッ
ホロねこ「・・・・はあ、オリジナルは大丈夫かな?」
ホロガット「・・・まあ、戦いに集中することだ。」
ホロ康成「・・・そうだな、相手もけっこうやるからな。」
康成「・・・さすが俺のホログラム。よく分かってるな。」
弘樹「とりあえず僕は後ろから援護射撃するよ!」
一夫「じゃあ、僕と康成さんは前に出てあの二人を・・・。」
康成「そうだな。お、もう始まるみたいだぜ。」
ガット「それでは、バトル開始!」
ホロガット「チェーンソード!」
ガキンッ
康成「おっと!あぶねぇな!」
一夫「おお、康成さんナイスです!」
弘樹「よし、じゃあ次は僕が・・・バースト・シュート!」
(ドーン!)
ホロねこ「・・・・てやっ!」
ホロねこは地面を蹴って壁を作ってガードした。
弘樹の放った銃弾は、その壁に少しめり込んで止まった。
弘樹「あーっ、ダメかぁ!」
康成「くそっ、厄介な壁だな・・・。」
ホロねこ「よっと、いくよ!」
バキンッ
ホロねこは康成を殴った。
康成「・・・来るか。」
康成は冷静な判断で腕を前面に構え、守りの体勢をとった。
ベキッ!
康成「・・・痛ぇ・・・。さすがねこだな・・・ホログラムとはいえ、破壊力バツグンだなぁ。」
ホロガット「よそ見は禁物だぜ!クロスブラスト!」
巨大な衝撃波が飛んできた。
康成「うわッ?!危ねっ!」
康成は軽い身のこなしでその衝撃波をヒラリとかわした。
が、その衝撃でバランスを崩したのか、康成は着地に失敗し壁に叩き付けられてしまった。
康成「痛っ!!・・・くぅ~っ。」
弘樹「だ、大丈夫?!」
一夫「・・・って、弘樹さん?!!よ、横!!!(いつの間にか避けてる)」
弘樹「えっ・・・うわぁ?!」
(ドーン!)
弘樹「痛ぁ~っ!・・・やるねぇ、さすがガットさんのホログラムだけあるね・・・!」
康成「(・・・どうする、ねことガットに攻撃したら危険だし・・・だったら、一番よく知ってる・・・)・・・行くぞ!フォール・クラッシュ!」
康成は高く跳び上がり、ホログラムの自分めがけてかかと落としを食らわせた。
(バキッ!)
ホロ康成「おっと、その技は空中では向きを変えられないの、忘れてたか?」
さすが康成のホログラム。自分の技の弱点など全てお見通しだ。ホロ康成は、それを軽く避けた。向きを変えられない康成は、そのままトレーニングルームの硬い地面にたたきつけられた。
康成「いてぇ!!!・・・やっぱ無理か・・・。くそぉ!」
その頃、弘樹達の方は、
ホロねこ「イービルブラスト!」
バゴーンッ
弘樹「うわぁ!!!?」
一夫「わわっ!!」
二人は、その攻撃を間一髪で避けた。
弘樹「じゃあ、起き際に、一発!トルネード・ショット!」
と、弘樹が地面に向けて銃弾を放つと、そこから巨大な竜巻が姿を現した。
ホロガット「俺がいることを忘れるなよ。クロススラッシュ!」
すると、竜巻は切られて壁にぶつかった。
弘樹「何っ!・・・やるねぇ・・・。」
一夫「これはいったい・・・。」
弘樹「か、一夫君も何か攻撃してよ!」
一夫「え、あ、分かりましたっ、えーっと・・・」
一夫は瞑想を始めた。しばらくして、一気に目を見開き、後ろから相手に凄いスピードで斬りかかった。
一夫「・・・行きますよ!理心・黒川流、第十九の巻、光速迅雷斬!!」
ホロガット「後ろか!・・・瞬光斬!」
シュッ
今度はホロガットが一夫の後ろに回った。
一夫「・・・僕がそんな甘い人だと、思わないでくださいよ?!」
一夫も負けじとクルリと体を後ろにひねり、ホロガットに攻撃を仕掛けた。
ホロガット「かかったな、ホーミング・チェーン・ソード!」
すると、一夫の後ろからチェーンのついた剣が飛んできた。
弘樹「か、一夫君、危ない!・・・クラッシュ・バースト・ショット!!!」
弘樹の放った銃弾がうねりを上げながら飛んできた。
一度はチェーンソードを弾いたものの、それはまた一夫に向けて飛んでくる。
ホロねこ「弘樹、君の相手は僕だよ!」
バキッ!!?
ホロねこが弘樹がいた場所を殴り壊した。
弘樹「うわっ?!!」
弘樹はそれをコンマ1秒のタイミングで避けた。
ホロねこ「ふーん、やるね。でも、向こうはどうなってるかな。」
一夫「うわわっ!この剣、まだ追っかけてくる!うわ、うわ!来るな!」
一夫はまだチェーンソードに苦戦している。ふと、一夫が気づいた。
一夫「・・・あれ、もしかしてこれって、斬れちゃったりするかな・・・ええい、考えてる暇はない、いこう!・・・理心・黒川流、第三十三の巻・・・閃光斬!」
一夫が体を180度傾けると、一気にチェーンソードを斬り落とした。
ホロガット「ぐっ、何!」
一夫「(ようし、今なら!)理心・黒川流、二刀流居合い第一の巻・・・龍撃雷光斬!」
一夫は次の瞬間、ホロガットに渾身の一撃を食らわせた。
ホロガット「くっ、こうなったら!」
チャキンッ
ホロガットは剣を前に突き出した。
ホロガット「くらえ、チェーンインパクト!」
ドカーーーン!
そういうと、剣先が一夫の方に向かって爆発した。
一夫「うわーーーっ!!!」
が、吹っ飛び際に振った刀の先が、ホロガットにも当たったようだった。
ホロガット「ぐぁぁぁぁあ!!」
一夫「うわぁぁぁぁ!!!」
ドサ・・・ッ
一夫「・・・いてて・・・ど、どうだ?」
ホロガット「ぐっ、思ったよりできるな。・・・・うっ。」
バタッ
一夫「・・・やっ・・・た?やった・・・僕、勝ったん・・・うっ。」
どうやら一夫もさっきの爆発で大ダメージを受けているようだ。
その頃、弘樹は
ホロねこ「くっ、まさかガットが倒されるなんて!」
弘樹「か、一夫君もああ見えて特訓を重ねてるからね・・・。」
ホロねこ「まあ、先にそっちを倒すまでだ。くらえ、パワー・インパクト!」
ホロねこは弘樹の後ろに回ってパンチを繰り出した。
弘樹「うわ、やばい!」
その攻撃は弘樹の腹をかすめて、またしても壁にヒビを入れた。
ホロねこ「・・・防弾チョッキを装備してるね。」
弘樹「・・・うん、これが無かったら危なかったところだよ・・・じゃあ、今度はこっちの番だよ!」
すると弘樹は、天井に飛び上がって張り付いた。
弘樹「・・・スパイダー・インパクト・ショット!」
すると、彼自慢の速射力でホロねこに連続攻撃を仕掛ける。
ホロねこ「うわっ、あ、危ないな。」
しかし、ホロねこは銃弾をことごとくかわしている。
ホロねこ「・・・ならば、ふんっ!」
バキッ
ホロねこは地面をえぐって出したトレーニングルームの素材を投げつけた。
ホロねこ「必殺 スロウアタック!」
シュゥゥゥゥゥゥウ
弘樹「あ、危なっ!」
弘樹はそれを間一髪で避けたが、そちらの方向には壁があった。
弘樹「あ・・・壁?!何とかしないと・・・よし、こうなりゃ一か八か!えいっ!」
弘樹は勢いよく壁を蹴り、飛びながら指を鳴らした。
すると、どこからともなくロケットランチャーが出てきた。
弘樹「うおぉぉぉ、いっけぇぇぇぇーーっ!!発射ぁーーっ!!!」
弘樹は、ロケットランチャーを近距離でぶっ放した。
ホロねこ「・・・こうなったら、ブラスト・ショット・ナックル!」
ホロねこは近づいてきた弘樹の腹目がけて殴った。
バグシャッ
弘樹「うわぁぁぁぁぁ!!?」
その瞬間、ロケットランチャーの弾がすさまじい音を立てて爆発した。
ボゴーーーン!
弘樹「(や、やっぱ、ダメか・・・。)」
弘樹は吹っ飛びながらそう思っていた。
ホロねこ「うっ、爆発か。・・・・ふっ!」
ホロねこはジャンプで避けた。
弘樹「うっ・・・さ、さすがに、この方法、は・・・無理だった・・・か。」
ドサァ・・・ッ
裕太「・・・勝負、ありだね。一夫君も合わせて手当てしないとね。」
裕太は二人を引きずって部屋の外まで運んでいった。
ガット「治療室はトレーニングルームを抜けてから左にあるからな!」
裕太「分かった、行ってくるよ。」
裕太は二人を引きずりながら、治療室へと急いだ。
その頃、康成は、
康成「くそっ、これで2対1になったか・・・やべぇな。」
ホロ康成「・・・よそ見しないほうがいいぜ。でやっ!」
ホロ康成は横を見ている康成に強烈な回し蹴りを放った。
康成「うげっ!やべ!!」
康成は慌ててバク転で攻撃をかわした。
康成「くそ、じゃあ、これならどうだ?!」
そして目の前にあった壁を利用して一撃を放った。
康成「極神流、壁烈撃!」
その蹴りはわずかにホロ康成の腕をかすめた。
ホロ康成「・・・くっ、やるな。だが、その技には着地後のスキが大きい。・・・これまでだ!極神流、第一奥義!百・烈・乱舞!!!」
ホロ康成はその手と足による、強烈な連続攻撃を放った。康成はもう防御姿勢をとる以外にどうすることもできない。
康成「(や、やべぇ・・・どうすれば・・・。どこかに、逆転のチャンスはめぐってくるはずだ・・・考えろ、俺。)」
ふと、康成はある技のことを思い出した。
康成「(・・・そうか、これを使えば・・・できるかどうか不安だが・・。)・・・極神流、反撃奥義!真・鏡撃!!」
康成は連続攻撃をことごとく跳ね返し、ホロ康成を吹っ飛ばした。
そして一気に反撃の体勢に入った。
ホロ康成「ぐわっ?!」
康成「フッ、進化した俺の実力、見せてやるぜ!!!・・・極神流、最終奥義!!残・月・溜・爆・撃!!!」
康成はその手から小さな炎の塊をホロ康成目がけて放った。その塊がホロ康成の前で止まると、轟音を立てて爆発した。
その衝撃で、康成も少し吹っ飛ばされた。
康成「・・・うわっ!・・・身転受!」
康成は思い切り受身を取ったために助かった。
康成「・・・倒したか?」
ふと向こうを見ると、そこにはホロ康成が倒れていた。
ホロ康成「・・・ぐ・・・ッ。そんな技、どこで、覚えたん・・・だ。」
康成「・・・裕太に教えてもらったのを自分流にしただけさ。」
ホロ康成「・・・そうか、裕太が、そんなに変わっていたとは、な・・・・・・上出来だ、なかなか強かった・・・ぞ。」
シュゥゥゥゥ・・・
康成「・・・よし、残るは・・・。」
康成が振り向いた視線の先には、ホログラムのねこがいた。
ホロねこ「もう、僕と康成だけだね。」
康成「ああ、そうだな。お互い全力で行こうぜ!」
ホロねこ「ああ、望むところだ!」
ホロねこはそう言いながらロケットランチャーをぶっ放した。
康成「おっと!それ、終わったら返しとけよな!」
そう言いつつ康成は余裕で攻撃をかわした。
ホロねこ「ふっ!急所突き。」
ホロねこは康成の急所を殴った。
康成「よっ・・・イテッ。さすがねこ、ちょっと当たっただけでも痛ぇな・・・。だが、こっちも負けてないぜ!」
そう言って康成は空中からかかと落としを放った。
ホロねこ「だが、空中では受身は取れまい。くらえ、ファイアー・ナックル!」
そう言うとホロねこは火の様なパンチを放った。
康成「うわっ、危ね!でも、腕に乗って飛べば・・・。」
康成はホロねこの上腕あたりに乗り、ジャンプしてホロねこの後ろに飛び降りた。
康成「・・・さすがに熱いぜ。でも、後ろからなら・・・極神流、雷鳴拳!」
康成は腕に電気を帯びながらホロねこに殴りかかった。
ホロねこ「・・・瞬光拳・・・」
シュッ
ホロねこが康成の前から消えた。
康成「・・・さすがに、そう来ることは考えてなかったな。なら!」
康成は腕に帯びていた電気を消し、バックフリップでその後ろに回りこんだ。
ホロねこ「ふっ、黒龍拳!」
シャァァァァァア
康成「そう来るか・・・なら・・・極神流、炸裂拳(リアクティブ・ナックル)!」
康成はそう言って捨て身の一撃を放つ体勢に入った。
ホロねこ「くっ。(当たるか、だがこっちの攻撃も避けれまい!)」
バキッ!!!
両方のパンチが両方の腹に当たった。
康成「ぐ・・・ッ!」
ホロねこ「ぐっ・・・・・まだだ。」
康成「・・・こっちだって、ダテに10年間鍛えてきたわけじゃねぇからな・・・極神流、第二最終奥義!爆・炎・撃破!」
康成は腕にあふれんばかりの炎をまとって渾身の一撃を放った。が、ホロねこも黙ってはいられない。
ホロねこ「いいだろう、ならば、この状態の一番威力の高い技を食らえ!ブラスト・ショット・ナックル!」
ホロねこも一番攻撃力のある技を放った。
康成「・・・」
康成は腕に全ての気力を腕に込めているせいで、喋ることもできないようだ。
ホロねこ「・・・これで・・・終わりだ!」
先にホロねこが康成に向かって殴りかかってきた。
康成もようやくホロねこに向かって走り出した。
ホロねこ「ふっ!」
康成「・・・終わりだ。」
バキンッ!!!
二人の攻撃はほぼ同時に当たった。
ホロねこ「ぐっ、まさか、これほどとは。」
バタッ
康成「ぐふ・・・っ。やっぱりホログラムだと油断してたみたいだな・・・。」
康成もその攻撃を正面から食らい、その痛みからかその場に片ひざを付いてしまった。
ガット「バトル終了だ。あっ、ちなみにバトルが終わったから痛みは消えるからな。」
康成「・・・あれ?!急に痛くなくなったぞ・・・?」
一方、治療室でも例外ではなかったらしい。・・・自分の放った攻撃を食らった弘樹を除いて・・・。
一夫「・・・あれ、動ける?!きゅ、急に痛みを感じなくなりました・・・。」
弘樹「え、それって・・・あるの?僕、まだ痛いんだけど・・・。」
裕太「・・・君は、仕方がないだろう?だって、自分が撃ったロケットランチャーの爆風に巻き込まれてるんだから。」
弘樹「えー、そんなのってないよぉ!!」
裕太「あ、動いたらさらに悪化するよ?!ちょ、うわーーー!」
康成「・・・治療室、やけににぎやかだなぁ・・・。」
ホロねこ「まあ、元気があっていいじゃん。」
康成「・・・って、まだいたのかよ。」
ホロねこ「まあ、そろそろ消えるけどね。じゃあね。」
シュッ
康成「お、おう・・・って、消えちまったな・・・しょうがねぇ、治療室、のぞいてくるか。」
康成は忍び足で治療室へ入ったが・・・。
3人「・・・(ギロッ)」
康成「お、お前ら・・・なんだそのにらみは・・・うわぁぁぁぁぁぁ?!!」
こうして、(一応)男達の壮絶な戦いは幕を閉じたのであった・・・ただ、治療室の4人を除いて。
ねこ「出番が無かった・・・」
ガット「まあ、ホロたちが頑張ったからな。」
ねこ「・・・あれ、四人は?」
ガット「・・・・ほっとくか。」
康成「ちょ、二人とも、助けてくれよー!!・・・って、行っちまった・・・。」
4人の戦争は、夕方まで続いたと言う・・・。
最終更新:2010年02月15日 16:16