その頃、女子達はというと
サクラ「ここが食糧倉庫だよ。」
朋美「うわわっ、すっごく大きいねぇ!」
歌乃「これ・・・一生のうちに使いきれるのでしょうか・・・。」
さゆり「他にはアイスルームとか猫缶ルームとかあるよ。」
朋美「(うわ・・・、アイスルームって、何か寒そう・・・。)」
歌乃「(猫缶ルームって・・・この家、ペット飼ってるのかな?)」
サクラ「他にもいろんな部屋があるけどちょっと危険な部屋もあるんだよ。」
朋美「危険な部屋・・・?」
歌乃「(違う意味の『危険』を想像中)」
さゆり「・・・(読心術使用中)そういう意味じゃないから。たとえば、武器庫とかトレーニングルームとか。」
朋美「うわ、聞いてるだけでも怖くなるね・・・。」
歌乃「何だ、そっちじゃなかったんですか・・・。」
サクラ「・・・・拷問室もあるけど(ボソッ)」
朋美「・・・なるべく、そっちにだけは行きたくないね・・・。」
歌乃「・・・すごく怖いです・・・。」
さゆり「まあ、行かないから大丈夫だよ。」
サクラ「じゃあ、次はキッチンに行こうか。」
~キッチン~
さゆり「ここがキッチンだよ。」
朋美「わぁ~、やっぱり広いね!」
歌乃「『やっぱり』って・・・でも、ウチのキッチンよりは数倍広いね・・・。」
サクラ「あっ、そういえば今日の晩ご飯当番はぼく達だった!」
さゆり「・・・・手伝ってくれない。」
朋美「あ、いいの?やった!よーし、がんばるよ~!」
歌乃「いや、朋美ちゃん、アンタ子供じゃないんだから、ね・・・。」
と言うわけで晩ご飯の準備が始まった。
サクラ「・・・さゆりもするの?」
さゆり「うん、するよ。」
サクラ「・・・・やめといた方が・・・・」
さゆり「何か言った?」
サクラ「い、いえなにも。」
歌乃「(サクラに向かって耳打ち)・・・な、なにかいけないことでもあるんですか?」
サクラ「(歌乃に向かって耳打ち)実はさゆりは料理が凄く下手なの。」
歌乃「(サクラに向かって耳打ち)えっ、そうなんですか?!」
サクラ「(歌乃に向かって耳打ち)いつもはねこ君がさゆりの代わりにしてくれるから。」
歌乃「(サクラに向かって)そうなんですか・・・でも、あっちはやる気になってますけど・・・。」
サクラ「(歌乃に向かって)・・・もう、諦めるしかないよ。」
歌乃「(サクラに向かって)・・・その辺は、なんとか私達ががんばるしかないですね・・・。」
サクラ「・・・・・そろそろ料理を始めないと。」
朋美「そうだね♪」
歌乃「じゃあ、始めましょうか。」
そして、料理を作ることが開始された。
サクラ「今日はいつもより多いから腕がなるね。」
朋美「何か、ワクワクするね!」
歌乃「・・・そういうのはもういいから。・・・それで、私たちは何をすればいいですか?」
サクラ「ここの準備をしてて。」
歌乃&朋美「はーい!」
そして、一時間後
サクラ「ふう、やっとできたね。」
さゆり「・・・・・・・・」
歌乃「・・・ど、どうしたんですかさゆりさん?」
朋美「何か、元気無いよ?」
さゆり「本のとおりに作ったはずなのに・・・」
歌乃たちはちら、とさゆりの作った料理を見た。
歌乃「あ、あぁ・・・でも、う、上手くできてると思いますよ・・・ねぇ、朋美ちゃん?」
朋美「あ、あぁ、うん、いいと思う!うんうん、上手いよ!」
さゆり「そ、そう、ならねっ君に食べてもらおうっと。」
朋美「うん、きっとねこ君も喜んでくれると思うよ!」
サクラ「大丈夫だと思うよ!(ねこ君、・・・・がんばってね。)」
そのころ、ねこは
ねこ「(ぞくっ)・・・・なんか寒気が。」
ガット「お前の勘は当たるからなんか怖いな。」
康成「ん、どうしたんだ二人とも。」
裕太「そういえば、噂ではねこ君のガールフレンドであるさゆり君は、すごく・・・料理が下手らしくてね・・・それで、今日の料理当番がそのさゆり君達、ってワケなんだ。」
康成「・・・なあ。」
裕太「ん、何だい?」
康成「・・・Go to home(家に帰ろうぜ)!」
裕太「・・・却下。そんなことしたら、君を燃やすよ?」
康成「・・・スマン、悪かった。」
弘樹「まぁ、料理は楽しむモノ、みんなで楽しく食べようじゃん!」
一夫「・・・心配だなぁ。」
ねこ「・・・・しばらく、旅に出かけてきます。」
ガット「・・・まあ、巻き添えをくらうのはねこだしな。」
裕太「・・・あ、そろそろ来たみたいだよ。」
康成&ねこ「・・・ゴクリ。」
ねこ「くっ!」
シュアアア
幻覚を使って身を隠した。
歌乃「皆さん、料理、できましたよー!」
朋美「今日はいつもより腕にヨリをかけて作ったから、きっとおいしいと思うよ!」
ガット「ああ、わかった。・・・・ねこ、・・・・・まあ、がんばれよ。」
ねこ「・・・・(Go to heaven!)」
弘樹「・・・いい加減、出てきなよ、この照れ屋さん♪」
弘樹はおもむろに銃を取り出すと、いきなりねこに向かって発砲した。
ねこ「おっと。」
しかし、ねこはかわした。
弘樹「・・・せめて幻覚ぐらいは解こうよ、ね?」
康成「・・・いい加減、やめろ、弘樹。」
弘樹「・・・ごめん。つい・・・やっちゃ」
康成「・・・お前、絶対わざとだろ。というか、お前はウケを狙いたいわけか?」
ガット「・・・ねこ、今、逃げると後が怖いぞ。」
ねこ「・・・・しょうがないな。」
ねこは幻覚を解いた。
裕太「・・・まぁ、ねこ君、その・・・何だ。」
康成「・・・Good luck(頑張れ)!」
ガット「・・・・・生きろよ。」
~リビング~
サクラ「遅いよ、皆。」
さゆり「もう、ご飯はできてるよ。」
康成「スマン、つい会議を」
裕太「ダメだよ、康成君、今それを言っちゃあ・・・。」
ガット「まあ、ちょっとな。」
ねこ「・・・・・・・・じゃあ、ご飯を食べようか。」
さゆり「うん、わかった。」
サクラ「(うわ、すごくブルーなオーラがする。)」
康成「(裕太に耳打ち)・・・あいつ、大丈夫なんだろうか。」
裕太「(康成に耳打ちを返す)・・・まぁ、見守ることしかできないけどね。」
弘樹「・・・じゃあ、皆席に着いて、ね!」
康成「・・・お前、仕切るな。」
そして、食事の時間
ねこ「お、おいしそうだね。」
さゆり「頑張ったの。」
ガット「(南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏)」
サクラ「(が、頑張って。)」
康成「(・・・南無阿弥陀仏。)」
裕太「(・・・召されたら、また復活魔法かけてあげるから、心配しないでくれたまえ・・・。)」
弘樹「・・・どうしたの、ねこ君。早く食べてあげなよ。」
康成「お前、二度と喋れなくしてやろうか?なぁ?」
ねこ「(弘樹、いつかバラバラにしてやる!・・・・あとで藁人形でもしてやる!)いただきます。」
パクッ
康成「(い、行ったー!)」
裕太「(・・・頑張るんだ。)」
一夫「(・・・うわー、ねこさんの弘樹さんに対する感情が・・・黒いし、怖い。)」
弘樹「(・・・あれ、おいしいのかな?)」
ねこ「・・・・・・おいしいよ。」
さゆり「ありがとう!」
そして、30分後
ねこ「ごちそうさま。」
さゆり「じゃあ、片付けてくるね。」
タタタタタッ
康成「・・・お前、大丈夫か?」
裕太「・・・今のうちに・・・」
弘樹「・・・ねk、ムググッ!」
康成「お前は黙ってろ。後でトレーニングルームでじっくり話を聞いてやるから、な!」
ガット「・・・(弘樹にはトレーニングルームで強さMAXのホログラム百体と戦わせてやる。)ねこ、大丈夫か。」
ねこ「・・・・・あ、川が見える・・・・・」
康成「ちょ、ねこ、まだ召されちゃダメだ!しっかりしろ!!!」
裕太「・・・大丈夫、その時は僕の魔法でイヤでも元に戻してあげるよ。」
弘樹「・・・(康成の手を指差す)」
康成「・・・いいから黙ってろ。言っただろ、後でトレーニングルームでフルボkk・・・いや、じっくり話を聞いてやるからってな!!」
ねこ「・・・・おやすみ・・・・・」
バタッ
康成「う、うわぁぁぁ!ねこ、大丈夫かーー!!!」
裕太「・・・(魔法詠唱中)」
ガット「ちっ、・・・こうなったら・・・・お前の猫缶ルームの中身を捨てるぞ!」
ガバッ
ガシッ
ねこ「そんなことをしたら、どうなるか分かるよね。」
ガット「あ、目を覚ました・・・・・冗談だよ。」
パッ
ねこ「なら、いいよ。・・・漢方薬がほしい。」
裕太「あ、それなら、僕がいいヤツを持ってるけど、飲むかい?」
裕太はポケットの中から万能薬を取り出した。
ねこ「あ、ありがとう。」
ゴクッ
ねこ「ふう、楽になった。」
弘樹「そっかぁ、きっとうれしくt」
弘樹が言いかけると、すかさず康成が弘樹にヘッドロックをかけた。
康成「・・・ガット、ちょいとホログラムの出し方を教えてくれないか?」
ガット「ああ、いいぞ。あそこにあるのより強力なのがあるしな。ちょっと、ついて来い。」
康成「おう、分かった。」
弘樹「え、ちょっと、何をする気なんだい?!うわ、やめ・・・。」
一夫「・・・やれやれ、自業自得ってこのことなんですかねぇ・・・。」
裕太「そうだね、一夫君もあんな大人にはならない方がいいよ・・・自分も人のこと言えなかったけどね。」
一夫「アハハ・・・。」
こうして、弘樹はトレーニングという名の拷問へと連れて行かれた・・・。
最終更新:2010年02月21日 16:31