今日は2028年の高校ではもはや珍しいものとなった校外学習。
この日の校外学習ではなんと近くの山にある野外調理場でカレーライスを作ってその日の昼食にしようというものである。
生徒達が楽しみにしている中、康成率いる男性グループは・・・?
康成「よーーーっし、俺が独り暮らしで培った全ての料理パワー、みせてやろうじゃないか!!!」
裕太「・・・それって何のパワーなんだい?」
弘樹「聞いたこと、ないなあ・・・。」
一夫「同じく、初耳です・・・。」
康成「フッフッフ、聞いて驚くなよ~?!皆、こっちに集まれ・・・ゴニョゴニョ・・・」
3人「・・・。」
一夫「な、なんだってーーーーーーーーーーー?!!」
弘樹「・・・即却下。」
康成「・・・スミマセン。」
そして、野外調理場にて。
康成「さぁて、はじめるか!」
裕太「・・・さっきみたいなことは、絶対しないでくれよ。」
弘樹「・・・本当だよ、そんなことしてたら絶対僕たち飢え死にしちゃうよぉ~!」
一夫「・・・確かに、弘樹さんは特にキツそうですね・・・。」
康成「・・・思ったんだが、なぜ高校の校外学習に一夫がいるんだ?」
一夫「・・・ちょうど学校が休みの日で、『暇だから連れて行ってください』って先生にいったらたちまちOKしてくださって・・・。」
康成「・・・そんな言い訳が通用するかぁぁぁぁ!!!」
一夫「す、すみませーーーん!」
康成「・・・まぁ、いい。さあ、アクションコマンド・Tipe:One発動だ!よーし弘樹、お前は畑に行ってジャガイモを取って来い!」
弘樹「・・・結局しなきゃならないのか・・・」
康成「・・・つべこべ言わずに行け!」
弘樹「・・・は~い・・・。」
康成「次に一夫と裕太。お前達も畑に行ってニンジンを取って来い!」
一夫「(・・・今の先輩には逆らえそうにない・・・。)・・・分かりました、いってきます・・・。」
裕太「(あーあ、ついに康成君のスイッチがON状態になったね。)・・・分かった分かった。行ってくるよ。」
10分後、3人はそれぞれいわれた食材をめいっぱい取って戻ってきた。
一夫「ふう・・・先輩、取ってきましたよ~!」
裕太「ぜえ、ぜえ・・・と、取ってきたよ康成君・・・。」
弘樹「・・・これで、いいかい?」
康成「おう、OKだぜ。じゃあ、次。弘樹!お前にはこれを渡す。」
弘樹「・・・何だい、これは。」
康成「その名も・・・『農業名人セット』~!!!!」
弘樹「・・・はァ?!!!」
裕太「ちょ、康成君、それはキツいんじゃないかい?!!!」
一夫「そ、そんなの、聞いてませんでしたよ?!!!」
康成「お黙り!弘樹は黙って米を作って来い!お前ら二人は玉ねぎを」
裕太「君が行って来な!!!」
一夫「先輩が行ってきてください!!」
康成「・・・分かったよ、じゃあ一夫も来なさい。」
一夫「やっぱりそうなりますかぁ~~~(泣)」
弘樹「・・・で、僕はどうすれば?」
裕太「・・・いってらっしゃ」
弘樹「何でそうなるの!!!!?」
それを見ていた歌乃率いる女子グループはこんな話をしていた。
歌乃「・・・何やってるんでしょうか、康成さんたち。」
朋美「何か、楽しそうでいいじゃん!」
女子生徒A「そういう問題じゃないと思うけど・・・。」
女児生徒B「まぁ、私たちは普通にカレー作ってましょ♪」
歌乃「そ、そうですね。」
朋美「・・・なんか、ヒロクンが田んぼ作っちゃったけど?!!!」
一同「えぇぇぇぇぇーーーーっ?!!!」
一方、田んぼを作った弘樹は、かなり苦戦していた。
弘樹「うわー、田植えだけでこんなに苦労するって・・・農家の気持ちがよく分かるよ(泣)」
その頃、一夫と康成は玉ねぎを取って帰ってきた。
裕太「・・・遅いよ。」
康成「・・・スマン。」
一夫「・・・すみません。」
康成「ところで弘樹は?」
裕太「・・・畑仕事。」
一夫「・・・本当にいっちゃったんですか・・・。」
そうして、秋ごろ。
弘樹「よーし、できたぞ!僕らの米!早速これをもって行くだけ!(おーい、皆~!)」
康成「・・・遅いぞ、もう半年ぐらいはメシ食ってないぞ。」
裕太「君が言い出したんじゃないか。」
一夫「・・・まぁまぁ。素材は僕と裕太さんでもって来ましたし、ようやくこれでしたごしらえ開始ですね!・・・その間がすごく大変でしたが。」
~回想~
裕太「・・・ちょっと暇だから手裏剣でも投げてくるよ。」
一夫「えぇ~?!」
康成「・・・好きにしろ。」
一夫「って、いいんかいっ!!」
裕太「ありがとう。」
裕太は即席の的を作って手裏剣を投げ始めた。
康成「・・・さて、俺も暇だから・・・。」
康成はその場に座ると、おもむろにズボンのチャックをおろs(略)
一夫「ちょ、何やってるんですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ・・・・・!!!!!!?って、うわあああああああ?!!!」
(以下、自主規制させていただきます・・・)
~回想終了~
一夫「・・・と、いうわけです。」
弘樹「・・・へぇ、た、大変だったんだね・・・」
裕太「ま、まぁ、そんなことを今は言っている場合じゃないね。早く作ろう。」
康成「よし、下ごしらえ完了!!!」
3人「は、早ぁ~~~~~~っっ?!!!」
康成「よし、裕太、一夫。早くカレーを煮込むんだ!」
裕太「言われなくとも・・・」
一夫「分かってますよ!」
二人はそういうと、水を張った鍋を持ってきて、火をつけた。
~およそ1時間後。~
裕太「・・・・できた!」
一夫「やっと・・・。」
弘樹「・・・これで・・・。」
康成「念願の食事にありつける!!」
裕太「・・・では・・・。」
弘樹「手を合わせて・・・。」
一同「いただきます!!!」
4人は勢い欲カレーを口に運んだ。
一同「・・・・・・・・・・・。」
康成「・・・ブハァァァァァ?!!(バタッ)」
裕太「・・・ゲホッゲホッ、こりゃ野菜が中から腐ってるね・・・。(バタッ)」
一夫「こ、これは、このヨの食べ物じゃ、ないですよ・・・(バタッ)」
弘樹「パ○ラッ○ュ・・・僕もう疲れたよ・・・(バタッ)」
その約10日後、噂を聞きつけた先生方と救急隊員が駆けつけ、4人は病院側の懸命な手当てにより約3ヵ月後に復活したという・・・。
最終更新:2010年03月06日 22:14