春休みも残り半分となったある日、康成は妙に暇を持て余していた。
康成「さぁて、何しようかなっと♪んー・・・・・・・・・・・・。うは、することねぇぇぇぇぇぇ!!?」
叫ぶ康成の元に、とある二人組みが来たようだ。裕太と弘樹である。
弘樹「康成君~、いるか~い♪?!」
裕太「今日は面白いものを持ってきたから、一緒にやろうよ。」
康成はそれを聞いて、黙っていられるはずが無かった。
康成「おおっ、何だ何だ?!俺にも見せろよ!」
裕太「まぁ、そう慌てることはないよ、まずは僕たちの模範試合を見ていてくれたまえ。」
康成「試合、って・・・あまり暴れるなよ?」
弘樹「大丈夫だって♪ただのカードゲームだから!」
康成「あぁ、そうなんだ・・・ならいいけどな。」
裕太「カードをよく切って、五枚引いて・・・っと。じゃあ、行くよ・・・」
弘樹「望むところだよ!じゃあ・・・」
(※裕太『闇属性デッキ』VS『古代の機械(アンティーク・ギア)デッキ』弘樹)
裕太&弘樹「デュエル!」
弘樹「じゃあ、まずは僕から行くよ!ドロー!(※弘樹の手札:歯車街(ギア・タウンX1、古代の機械戦車(アンティーク・ギアタンク)、古代の機械巨竜(アンティーク・ギアガジェルドラゴン)X1、融合X1、沼地の魔神王X1、リミッター解除X1)(・・・やばい・・・このターンモンスター召喚できないじゃんか・・・しかもきてはいけないセットが来たし・・・)ふ、フィールド魔法発動!『歯車街(ギア・タウン)』!・・・ターンエンドぉ・・・(泣)」
裕太「あぁ・・・どうやら君は”手札事故”を起こしたみたいだね。顔を見れば丸分かりだよ。」
康成「ん?手札事故?」
裕太「手札事故とは、一般に手札の内容が極端に偏ってることを言うんだよ。たとえば、『場に出せるモンスターがいない、とか、逆にモンスターしか出てこなかったり、とかね。」
康成「ほぉ~・・・(本当だな・・・弘樹の手札には緑のカードとモンスターらしきオレンジの枠のカード・・・一枚はATKとDEFの値が低くて、もう一つは『☆(レベル)』の数が多いやつで・・・)」
裕太「とにかく、それでも容赦なしだよ、ドロー!(手札:手札断殺X1、キラー・トマトX1、メタモルポッドX1、魔導戦士ブレイカーX1、終わりの始まりX1、終末の騎士X1)・・・まぁ、可もなく不可もなく、だね。行くよ。・・・来い、魔導戦士ブレイカー!・・・バトル、魔導戦士ブレイカーで、直接攻撃(ダイレクト・アタック)!」
弘樹「うわぁ!食らっちゃった・・・。」
弘樹のLP:6100
裕太「じゃあ、僕は・・・ターン終了!」
弘樹「僕のターン!ドロー!!!(引いたカード:サイクロン)(・・・よし、このターンで、決める!!!)・・・僕は、手札より魔法カード発動!『サイクロン』!これにより、場の『歯車街』を破壊!そして、『歯車街』の効果発動!デッキより・・・えーと・・・これだ!古代の機械巨竜(アンティーク・ギアガジェルドラゴン)』を特殊召喚!!さらに、手札より、『融合』発動!ここで『沼地の魔神王』の効果でこいつを『古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム)』の代わりに!」
裕太「(来るか・・・)」
康成「(何か来るのか・・・?!)」
「・・・3つの力が合わさって、新たな力を呼び起こす!起動せよ!『古代の機械究極巨人(アンティーク・ギア・アルティメット・ゴーレム)』!!!」
裕太「もう来たんだ・・・あれほど事故の表情を見せてたのにね。」
弘樹「まだ終わらないよ!手札より、装備魔法『古代の機械戦車(アンティーク・ギアタンク)発動!!これにより、こいつの攻撃力は5000に!」
裕太「フム・・・でも、まだその攻撃力じゃ僕を1ターンで倒すことは無理だよ・・・って、何だいその笑顔は・・・まさか!」
弘樹「そうさ、その『まさか』さ!!!僕は手札より魔法カード発動!『リミッター解除』!!これによりアルティメットゴーレムのもともとの攻撃力の倍である8800にギアタンクの上昇分600を加算!合計、9400!!!」
裕太「なっ・・・!」
弘樹「踏み潰せ!アンティーク・ギア・アルティメット・ゴーレム!魔導戦士ブレイカーに攻撃だぁ!!!」
裕太「うわぁぁぁぁぁぁぁ?!!!」
裕太のLP:500
裕太「クソッ・・・でも、そのモンスターはこのターンに破壊されるはずだよ。墓地にアンティーク・ギア・ゴーレムはいないし・・・」
弘樹「フフフッ、忘れたのかい?ギアタンクの効果を!『このカードが破壊され墓地に送られた時、相手ライフに600ポイントダメージを受ける』・・・そう、僕がターンを終了した瞬間、君は負けるんだ!!」
裕太「そ、そんな・・・・・・。」
弘樹「フフッ、『ターン・エンド』!」
裕太「ぐわぁぁぁぁ!」
裕太のLP:0!
裕太「・・・くっ、負けたよ。」
弘樹「やった、勝った!」
康成「おお!!こんなことができるのか!」
裕太「・・・そうだよ、『最後まで何が起こるかわからない』・・・これだからこのゲームは面白いんだよ!」
康成「なるほど・・・これは面白そうだな!ようし、俺もすぐに強くなって見せるから、待ってろよお前ら!」
裕太「うん、その意気だよ康成君!」
弘樹「その時は一緒にやろうね!」
こうして、康成のデッキ製作計画が発動した・・・
~あとに書くもの~
えーと、とりあえず疲れました。・・・なぜかって?・・・いや、横でがんばって一人デュエルしながらキーボード打ってたもので・・・
まぁ、康成も始めるというので生暖かく見守ってやりましょう!(ぁ)
そういえば、一夫君はどうするのでしょうか・・・。注目です。
最終更新:2010年03月26日 20:20