メタボリックス怪人名鑑

メタボリックス怪人名鑑(1)(スイハンジャー誕生編)


甘味獣 ケーキメタボ(第1話~第2話)

【解説】テラスイーツ日本支部の再侵略計画の尖兵。
    数年前に秋月博士に計画を阻まれて以来、再侵攻のその日まで温存され続けてきたメタボリックス怪人第一号である。
    ハル閣下のプロデュースしたケーキショップ「マーメイド」を任され、来店する人間をテラスイーツ脂肪で汚染していた。
    しかしスイハンジャーとなったやよい、亜美、美希の妨害に逢い、ケーキショップは壊滅。
    最後はスイハンオレンジのオレンジダイナミックの前にあえなく敗れ去ってしまう。
    続けて出現した第2話においては、¥迎獣による巨大化を初めて成功させるも、
    やはり初めて登場したスイハンジャーロボのモーガニックセイバーにより敗退する。
【身長】2.1m
【体重】189kg
【武器】大型の三叉槍・フォークスピア
【得意能力】高速に硬化する生クリーム攻撃、イチゴ型爆弾
【特徴】ケーキメタボは甘いお菓子が大好きな愚民を改造して誕生した甘味獣である。
    大型のフォークなどを使った直接の戦闘の他に、自身の体からケーキを生み出す能力を持つ。
    驚天パティシエ・マミナノダーの部下であり、その作り出すケーキの味は彼女の折り紙つき。
【性格】真面目で勤勉な仕事人間
【弱点】熱と湿気(生菓子の為
【やられ台詞】「ぐわぁぁああぁぁぁあああッ!!!!」(第1話)
         「ケーキ入刀ォォォォォー!!!!」(第2話)
【声優(希望)】 飯塚昭三

激写獣 コゾウメタボ(第3話)

【解説】カメラを片手にアイドルや街の女性の恥ずかしい一瞬を激写し、それをばら撒くことで愚民を増やそうと作られた怪人。 
    またそれらをテラスイーツが用意した裏の店舗で売りさばき、資金を得ようともした。
    戦いに慣れないスイハンジャーの変身を妨害し、きわどい一瞬を激写するも現像を前にフィルムは焼かれてしまう。
    改造資金をケチり、デジカメにしなかった事を悔しがるハル閣下を尻目に、スイハンジャーストームによって撃破されてしまった。
【身長】2.4m
【体重】97kg
【武器】目くらましのコゾウフラッシュ、不要フィルムの拘束攻撃
【得意能力】目にも止まらぬ早い激写、脅威の動体視力、反射神経
【特徴】コゾウメタボは格闘ゲームが得意な愚民を改造して誕生した激写獣である。
    その最大の特徴は、人並み外れた動体視力と反射神経にある。
    今時珍しいフィルムカメラなのは、ハル閣下が資金を渋った事と、カメラ小僧はフィルムに限ると、偏った知識の先行によるもの。
【性格】さわやかな態度の「紳士」
【弱点】フィルムに太陽光線を直接浴びせる事
【やられ台詞】「これじゃ無理だね・・・ピューリッツァー賞!!」
【声優(希望)】大川透

遠泳獣 マグロメタボ(第4話)

【解説】食品会社「GMNフーズ」社長として都内のツナ缶を買占め、転売する事によって急速に利益を上げようとした怪人。
    実はこの会社はテラスイーツの子会社で、潜伏期間中に資金を集める役割を担っていた。
    そしてテラスイーツ日本支部が本格的な活動を再開したことを受け、より多くの資金を得るために今回の作戦を試みる。
    だが、その大規模かつせせこましいやり方がやよいらスイハンジャーを引き寄せ、その野望は果てることになる。
    港での戦いでは持ち前の速さと堅さを発揮しスイハンジャーを苦しめるが、ライムの狙い済ました射撃に弱点のエラを射抜かれ動きを止められてしまうと、
    最後は朝餉聖剣の起動に成功したオレンジの必殺技を受けて撃破された。
【身長】2.8m
【体重】274kg
【武器】鋭利なヒレ、硬い皮膚、強靭な尾ビレ
【得意能力】水中を高速で移動、ジャンプしての体当り
【特徴】マグロメタボは借金を重ね、遠洋漁業に参加していた倒産寸前の社長を改造して誕生した遠泳獣。
    世間と太平洋の荒波に揉まれた強靭な肉体はモーニングソードの刃を受け付けない。
    また全身のヒレは刃物のように鋭く、尾は一振りで電柱10本をへし折ってしまう。
    水中戦にその真価を発揮し、メタボリックス軍団の中でもその右に出るものはいない。
    渦巻きを身に纏っての体当たり技である「超級覇王遠泳弾」も強力。
【性格】熟達した武人
【弱点】未発達なエラ
【やられ台詞】「いやん、パッかーーん!!」
【声優(希望)】秋元羊介

蒼白獣 モヤシメタボ(第5話)

【解説】高槻家がもやしを分けてもらっている農家を襲い、罠をはってスイハンジャーを待ち伏せた卑劣な怪人。
    変身前の3人を全身の長いもやしでがんじがらめにし、朝の番組ギリギリの状況まで持っていこうとしたPTAの敵である。
    もやしのヒゲがやよいの服の中に入り込もうとした時、間一髪秋月博士が登場。見事大きなお友達の期待は裏切られた。    
    奇襲の失敗したモヤシメタボはスイハンジャーの敵ではなく、巨大化してもあっさりと敗退してしまう情けない最後となってしまった。    
【身長】3.7m(全長)
【体重】82kg
【武器】長くしなやかな体、長いヒゲ(根
【得意能力】長いヒゲを利用した拘束プレイ、細長い体を利用した回避
【特徴】モヤシメタボはアイドル好きなやせ細った愚民を改造して誕生した蒼白獣。
    選抜理由は「暗くて細くて目立たないから奇襲向け」という閣下のお言葉。 
    そんな理由でも閣下の為ならば、と彼は改造を受け入れスイハンジャーと対峙する。
    殆ど使い捨てだったモヤシメタボも、やよいにあそこまで迫れたことはある意味本望だったのではないだろうか。
【性格】気遣いの出来た「紳士」
【弱点】高槻やよい
【やられ台詞】「!!・・・ふぅ・・・」
【声優(希望)】二又一成

滅菌獣 シャフツメタボ(第6話)

【解説】亜美のバイトする牧場直営の牛乳業者を襲い、貯蔵された牛乳を水で薄めてテラスイーツ脂肪を混入させ
    品質を誤魔化し、人々の健康を脅かした上に資金をも得ようとした怪人。    
    国内の酪農業者が減っている上、お隣の国の牛乳問題を看過出来ないスイハンジャーと戦う。
    上司であるマミナノダーを伴って登場したシャフツメタボはかなりの善戦を見せる。
    しかしマミナノダーがスイハンレモンの前に撤退するや否や均衡は崩れ、檸檬残悔拳によって10秒後に消滅してしまった。
【身長】2.5m
【体重】300kg
【武器】牛乳フタソーサー、体内の超高温牛乳、牛乳瓶型爆弾
【得意能力】自らの体内から放つ高温牛乳かけ攻撃、マミナノダーを見真似たシャフツ流メタボ聖拳
【特徴】シャフツメタボは牛乳嫌いな愚民を改造して誕生した滅菌獣である。
    牛乳への憎しみは人一倍で、喜び勇んでマミナノダーの作戦に参加する。
    体内から放つ牛乳は240℃と高温で、本来ならば牛乳にここまでの煮沸滅菌は必要としない。
    組織のコスト削減や作業の簡易化の為に高温煮沸2秒、という方法をとっているのである。
    なお、テラスイーツの販売した牛乳はシャフツメタボの生搾りである。
【性格】天才を自称するほどの自信家にしてテラスイーツ随一の外道
【弱点】不測の事態、自身より技量の上回る相手(当たり前だが。。
【やられ台詞】「う、うわr(最後まで言えず爆死)」
【声優(希望)】 土師孝也

幻覚獣 トリップメタボ(第7話)

【解説】独自に品種改良した、人間に幻覚症状を引き起こす毒キノコを肉まんの具として混入させ、売り上げを活動資金に利用しようとした怪人。
    キノコの元手はタダな上、売り上げ向上とともに幻覚症状の人間を多発させ、社会の治安低下をも狙った憎むべき敵である。
    偶然を装って事件を引き起こす企みは着々と進行し、多発する通り魔事件は日本中の茶の間を騒がせる程にまでなったが、
    大学での通り魔事件に居合わせた秋月博士と、以前から何者かの暗躍に気付き捜査を進めていた
    対世界犯罪対策1課のある刑事の協力によって、トリップメタボの存在は白日の下に晒される。
    行方を眩ますために二人を始末しようとするトリップメタボだったが、ただの人間であるはずのその刑事に予想以上の苦戦を強いられ、
    最後は駆けつけたスイハンジャーによってとどめを差された。
【身長】2.7m
【体重】163kg
【武器】粘着性のある菌糸、毒を含む胞子、両腕のきのこ爆弾
【得意能力】相手の動きを封じる菌糸による拘束攻撃、傘の下から放出する胞子攻撃、分身を生み出しけしかける幻覚殺法
【特徴】トリップメタボは、毒キノコ研究の第一人者であった博士、玉白鬼茸(たましろおにたけ)を改造して誕生した幻覚獣である。
    彼が新たに発見した毒キノコが、秋月博士のME理論が原因で社会に認められなかった事を逆恨みし、テラスイーツに志願した。
    当時の経験を生かし、幻覚症状を誘発する肉まんを開発するなど反社会的な思想が見え隠れした。
    彼の目的は、身勝手な気持ちに起因する、自分を拒絶した社会への復讐である。
    傘の下から放つ胞子は人間に幻覚を見せるだけではなく、神経に作用し全身麻痺を引き起こさせたり、笑いを止まらなくしてしまう。
    改造元の人間からして陰湿な性格だったらしく、自分の直接攻撃よりもそういった症状に苦しむ相手の様を見て楽しむ節もあった。
    そのマッドぶりには、さすがの2大バk歌姫もドン引きしていた。 
【性格】弱いものを見下す選民思想
【弱点】挫けない意思を持った相手、過信のあまり相手の実力を甘く見る
【やられ台詞】「何かの…間違いだアァァァァーーーーッ!!!!」
【声優(希望)】飛田展男

エアー獣 アサミンゴス飛翔体(第7話~)

【解説】第7話終了直前にシルエットのみ登場、第8話にて本格参戦。
    アサミンゴスがシラフで本格的に戦闘を行う際の形態。
    背中の蒼い翼で空中を飛び回り、スイハンジャーを撹乱する。
    必殺技はマッハ7.2/hのスピードで急降下してあらゆる方向から放つ飛び蹴りの
    「エアリアル・デストラクション」。ただし名前が長いので
    敵味方全員に「エアーD」と呼ばれている(言いだしっぺはチアキング)。
    その攻撃はまるで「幻のよう」で「肉眼で捉えることができず」、
    食らった相手は「前後不覚」に陥る。「空力性能に優れた」アサミンゴスならではの
    「揺れることなく」正確に「ハードな」ダメージを与える「AAAクラスの」技ではあるのだが、
    これらの指摘を行うとどういうわけかアサミンゴスは盛大にヘコむ。
    また、翼をもがれると生きていけない。
【身長】1.58m
【体重】ひみつ
【武器】蒼い羽根共同手裏剣
【得意能力】空を飛ぶ程度の能力、破壊音波を収束させて放つ超音波メス(ただしとっても疲れる)、合体技「歌姫楽園」
【特徴】サンシメタボ・ヤマセメタボの援護を行うために変身。
    飛行能力のないスイハンジャーを大いに苦しめるが、ライムハリケーンの
    巻き添えにあって矢サミンゴスになってしまい敗退。
    実は攻撃を受けると割とあっさり変身が解けるのが弱点。
    21話以降はノミンゴス形態での戦闘が増え、素面での変身は戦いよりも逃亡時に使われることが目立つようになっていく。
【性格】欲望に正直な「淑女」
【弱点】高槻やよい、打たれ弱さ、2枚の蒼い翼(もがれては生きていけない
【やられ台詞】「や、矢サミンゴス~!」
【声優】今井麻美

破局獣 サンシメタボ・ヤマセメタボ(第8話)

【解説】街のカップルに倦怠期を呼んで破局に導き、ヤケ食いを誘発させ、メタボ人間を増やそうとした二人一組の怪人。
    少子化の進むこの国の未来を、そして何より人々の幸せを奪う憎むべき敵に、スイハンジャーの怒りは燃える。
    混乱する人々を縫って現れたスイハンジャーと戦い、幹部アサミンゴスとチアキングの援護によって3人を追い詰める。
    しかし愛する「Pさん」の呼びかけに俄然やる気を出したライムに一気に逆転を許し、さらには完成したモルゲンアーチェリーも到着。
    ライムハリケーンの初お披露目と共にまとめて倒されてしまった。
【身長】2m、1.84m
【体重】87kg、秘密
【武器】16マスの神経衰弱ボックス(当てたモノによって攻撃の種類が変わる
【得意能力】笑いを誘う年季の入った軽快なトーク、心引き裂く破局ビーム
【特徴】サンシメタボとヤマセメタボは、幾つもの披露宴の司会をこなしてきた名コンビを改造して誕生した怪人である。
    誕生日が近いのにまだ運命の人が現れないアサミンゴスとチアキングが、カップルの存在を妬んで作り出した。
    この作戦にはハル閣下も二つ返事で許可を出したという。ある種、女の情念の塊。
    破局ビームによってカップルの熱々な心を瞬間冷却し、その仲を引き裂く。
    神経衰弱ボックスはその中に8種類の異なる攻撃方法が書かれており、外すとその時オープンされた方法による反撃を受ける。
    またあらゆる攻撃を弾き返すバリアーの役割も併せ持つため、相手にとっては非常に厄介である。
【性格】恋と欲望を弄ぶ道化師
【弱点】ツッコミを上回るバカップルのノロケ
【やられ台詞】「たわしっ!!」「残念でしたぁ・・・!!」
【声優(希望)】 桂三枝(サンシメタボ)・山瀬まみ(ヤマセメタボ)

粗茶獣 デガラシメタボ(第9話~第10話)

【解説】世界的な風邪の大流行に便乗し、病気予防に効果的なお茶を効能の薄い出涸らしに変えて社会的混乱の拡大を目論んだ怪人。
    歌姫二人が進めていた作戦だったが、8話でアサミンゴスが負傷してしまったことで急遽マミナノダーが引き継いだ。
    しょうもない作戦内容に毒づきながらも真面目に指揮を執るマミナノダーと共に、街中のお茶を出涸らしに替え、混乱に陥れた。
    騒ぎを察知したスイハンジャーにはマミナノダーと共に戦い優位に立つものの、突如現れた謎のくノ一に撤退へと追い込まれてしまう。
    その後ハル閣下に再改造を施され、二番煎じとして強化されたデガラシメタボは9話と逆に謎のくノ一を苦戦させるが、
    ピンチの中で心を通わせたスイハンジャーと謎のくノ一の連携には敵わなかった。
    最後はアンナの必殺技ノゥルーズドリルで隙を作られた所を、スイハンジャーストームでとどめを刺される。
    巨大化後の戦いはミスドリラーの初お披露目となった。
【身長】1.9m
【体重】121kg
【武器】急須型高圧熱湯砲、出涸らし茶葉
   (強化後)右手と一体化した茶柱ブレード、左腕部茶殻ガトリングランチャー、後背部に格納された急須ビット
【得意能力】ペットボトルを開けずにお茶の中身を摩り替える能力、茶葉を使った目くらましや目つぶし
【特徴】デガラシメタボは、メタボ体質の改善の為にお茶を飲み続けてきた愚民を改造して誕生した怪人である。
    テラスイーツの一員となってからは、閣下の命令のままにメタボ人間を増やす為、お茶の品質を貶める。
    フタを空けずに中身を入れ替える、地味ながら見破られにくい手口で出がらしのお茶を広める。
    武装も充実しており、戦闘も平均以上にこなす。
    マミナノダーとの波状攻撃はスイハンジャーを一時的とは言え追い詰めた。
    二番煎じは謎のくノ一に対抗するため任務遂行力よりも直接的な戦闘性能に重点を置いた改造がされている。
    まだ研究半ばながら、現在までのスイハンジャー戦で集積されたデータも実験的に投入されており、
    技術班が珍しく本気出してたことが伺える。『日本支部製』という枠組みの中では、本当に10話時点での最強怪人だった。
【性格】主を立てる「武士(もののふ)」
【弱点】水をかけられると防御力低下、本物の玉露の味
【やられ台詞】「葉っぱァーー!!」
【声優(希望)】藤田圭宣→千葉繁(二番煎じ)

甘味獣 チーズケーキメタボ(第11話)

【解説】ハル閣下が、愚民再生リサイクル計画のテストケースとして蘇らせたケーキメタボに再改造を施し、強化した怪人。
    だが以前対戦した時よりも戦士として成長していたスイハンジャーには遥かに力及ばず、番組アバンタイトルで撃破され、
    タイトルコール前にスイハンジャーロボのモーガニックセイバーであっけなく敗北した。
【身長】2.2m
【体重】186kg
【武器】材質を向上したフォークスピアシルバー
【得意能力】打撃を半減するしっとり生地
【特徴】スイハンジャーに敗れた愚民達の眠る愚民墓場。そこから再び生を受けたのがチーズケーキメタボである。
    これらはまだテスト段階であり、最終的には愚民の中の愚民と謳われた「ある男」の復活を目的としている。
    前回の巨大化に引き続き、初めての蘇生復活のテストケースに選ばれたチーズケーキメタボだったが、
    伝統の「再生怪人の弱体化」を再認識する結果になってしまった。
    だがその真の目的はまた別にあり、その策は見事に完遂している。詳しくは後述のソリッドメタボの項を参照。
【性格】真面目で勤勉な仕事人間
【弱点】熱と湿気
【やられ台詞】「Say Cheeeeeeeese!」
【声優(希望)】塩野勝美

潜入獣 ソリッドメタボ(第11話)

【解説】ハル閣下の命令により、スイハンジャーロボの弱点を探る目的でポーリー地下に潜入した怪人。
    チーズケーキメタボを撃破させ、帰還するロボを追跡、その秘密基地を突き止めたソリッドメタボは、
    ポーリー店主のおばっさんの目を掻い潜り、まんまとスイハンジャー秘密基地に潜入、ロボのモデルとなった如月助手を発見し、
    拉致を敢行。さらにはロボの一部データを回収し持ち去ることに成功する。
    順風満帆に見えたソリッドメタボの行動は、ここで初登場になるスイハンパーポーによって阻まれ、如月助手を奪回されてしまう。
    最後は遅れて駆けつけたスイハンジャーによって撃破される。だがデータそのものは既に電送済みであり、怪人は死して勝利する。
    後にこのデータは、スイハンジャーを大きく苦しめる事になるのだった。
【身長】1.82m
【体重】175kg
【武器】地対空ミサイル「スティンガー」、ベアリングタイプの地雷「クレイモア」など
【得意能力】ハイテク装備を使いこなす、武器のエキスパート。また対人格闘術にも精通
【特徴】「不可能を可能にする」と言われた伝説の傭兵…に憧れたミリタリーマニアの愚民を改造して誕生したのがソリッドメタボである。
    その強い願望に応えた改造は、彼を望みどおりの火器のエキスパートへと変えた。
    全身にハイテク兵器を隠し持ち、それらを駆使した戦術は「閉鎖空間における戦闘の絶対勝利」を築き上げてきた。
    その能力を生かした敵地への潜入、調査、破壊を生業とし、各国のテラスイーツ支部を渡り歩いてきた歴戦の勇者でもある。
    しかしその自信がまさかのスイハンパーポーの攻撃を許し、初の敗退に繋がってしまう。
    彼も、まさかあのアホ毛が凶器だったとは思いも拠らなかったのだろう。
    キャラメルサイズに切り出したテラスイーツ脂肪を勝手に持ち出すことがあり、そのことでマミナノダーによく怒られる。
    しかし本人は「これはレーションだ!敵地への潜入の祭、非常用食料を携行するのは常識だろう」と言って開き直っているとか。
【性格】頼まれるとイヤとはいえない苦労人
【弱点】相手に発見される事、性欲をもて余し気味
【やられ台詞】「ぬおおおおおお!!!!!」閣下「どうしたの!?返事をしなさい!ソリッドメタボ!ソリッドメタボーーーーーッ!!」
【声優(希望)】大塚明夫   

生煮え獣 メッコメタボ(第12話)

【解説】春先の農家を襲撃して種もみを奪って米作りを妨害し、外国米輸入時代の再来を狙った怪人。
    その上日本米の高騰を促し、安価なテラスイーツ製の汚染された米を流通させ人々の健康を脅かし、その上資金の獲得をも狙う。
    専業農家の三隅さん宅を襲い、苗にするはずの種もみを奪い去る。
    偶然その現場に居合わせた亜美によって事件が発覚し、基地にいたやよい、美希の連携によって追い詰められてしまう。
    スイハンレモンの専用装備ブレックフィストの初の撃破対象になった。
【身長】2.1m(人間態・怪人態ともに)
【体重】488kg(鎧込み)
【武器】お箸型の槍、超硬質の羽釜の鎧
【得意能力】口から吐き出す高圧火炎放射、高速回転しながらの体当たり
【特徴】企業の進出により、代々受け継がれた田んぼを奪われた農家の後継ぎを改造して誕生したのが、メッコメタボである。
    その過去から非常にやさぐれており、引き連れる愚民戦闘員は全てモヒカンヘアーの世紀末ファッションを施されている。
    全身を包む羽釜の鎧はその優美な曲面であらゆる攻撃を逸らしてしまい、独楽のように高速で回転しながら行う体当たりは
    鎧の強度と重量も相まって攻防一体の優れた技である。
    火炎放射は相手に直接吹きかけるだけではなく、回転と組み合わせて炎を纏い、体当たりの威力をさらに高めることも出来る。
    戦闘力は総じて高く死角はないかと思われたが、剥き出しとなっている側面の顔が弱点と見破られてからはあっけなかった。
    高速回転によって狙いをつけさせまいとするも、ライムにあっさり右目を射抜かれて動きは止まり、そこをオレンジのパワーでぶん投げられ、
    とうとうマミナノダーを大きく吹き飛ばすことに成功していたレモンの元へ『パス』される。
    最後は空中で身動きのとれないところに狙い澄ました顔面への檸檬百烈拳によって「たわっ」された。
    人間態は顔立ちの整った和装の女性のような姿をしているが、女性離れした高身長に加え声質も喋り方も男性的なままであるために一種異様な雰囲気を醸し出している。
    ちなみにメッコとは、米を炊いた時に芯が残ってしまった状態の事を言う。
    また「芯の残ったご飯はお酒を入れて炊きなおすとよい」という謂れから、お酒が大の苦手。
    チアキングからはよくこのことをネタにからかわれていた。
    大きな声ではいえないが、流通させていた汚染米は政府から高値で買い取ったという噂も・・・。
【性格】世界の何も信じない、やさぐれた無頼漢
【弱点】剥き出しの顔面
【やられ台詞】「おおお、俺はまだ死に……死に……たわっ!?(最後まで言えず爆死)」
【声優(希望)】玄田哲章

バトラー獣 シンドウメタボ(A,B)(第13話)

【解説】秋月博士がスポンサーである水瀬財閥に依頼していた、極秘の設計図を狙って伊織を襲った怪人。
    13話にして初登場となった伊織は、父親から預かったその設計図を持って、執事の新堂と共にポーリーに現れた。
    スポンサーの娘である立場を利用し、スイハンジャーに我侭を尽くす伊織の目を盗んで設計図を持ち去る。
    その後やよいと共に伊織に追い詰められた怪人は、執事(バトラー)の新堂が怪人マスクをかぶっただけのものだった。  
    伊織にやられた振りをして設計図を返そうとしたのだが、そこへテラスイーツ製のバトラー(闘士)獣シンドウ(神童)メタボが
    出現し、スイハンジャー極秘の設計図を奪おうとする。秋月博士の言いつけでその場に集結するスイハンジャー。
    だが意外なシンドウメタボの強さにスイハンジャーは苦戦。三人とも結界術で捕縛され、あわや設計図共々お持ち帰りの危機に瀕してしまう。
    そこへ伊織の素直な嘆願の叫びが響き、その声に応えたやよいは力技で呪縛を破りシンドウメタボと一騎打ち、
    最後には怪人を打ち倒したのである。
【身長】1.91m(A)、2.3m(B)
【体重】71kg(A)、113kg(B)
【武器】特になし(A)、大振りの両手剣「粗覇吐(アラハバキ)」(B)
【得意能力】元軍隊の経験を生かした軍隊式格闘術(A)、各種超能力(B)
【特徴】水瀬家に仕える老執事がマスクをかぶり、伊織に仲直りのきっかけを作ろうとした怪人(?)がシンドウメタボ(A)、
    そしてそれに便乗し、スイハンジャーの秘密の一端を握ろうとした怪人が、シンドウメタボ(B)である。
    Aは生粋の人間であり、怪人マスクをかぶって少女達を翻弄したが、その目的は善意あるものだった。
    しかしBは偶然出現したテラスイーツ製のシンドウメタボで、視聴者を日本語のトリックに巻き込んだ。
    日本古代の武芸を会得しようとしていた沖縄出身の愚民を改造して誕生した。
    その用いる術は超能力といわれているが、結界や呪符などを使った仙道と言った方が正確である。
    また、式神を使役するなどといった陰陽道の心得もある。
    結界で対象の動きを封じ、呪符で木(雷)の術を使いこなす上、粗覇吐と称する大剣による剣戟を行う強敵。
    まさに神童の名にふさわしい怪人である。
【性格】重厚な紳士、誉められると弱い浮かれポンチ
【弱点】
【やられ台詞】「サーターアンダギィィィー!!!」
【声優(希望)】麦人(A)、遠近孝一(B)



  • 【デザイン】の項に疑問が。ろだにあるのは、9割確定?のマキュロ&元帥を除くと準備稿(JPYキングとか)や草案試作が多いし、過去ログ絵を保存してる人も少ないと思う。それを(済)としてしまっては「あるならいいか」って事になって、新しい意見の入る余地が無くなるのではと心配 -- 名無しさん (2009-07-21 20:16:41)
  • ↑それは一理あるかも。現にデガラシとチーズケーキは後から新しい案が出てきたおかげでさらに化けた(化けそう)だし。 -- 名無しさん (2009-07-21 20:49:44)
  • ろだのイラストから想像される、ソリッドメタボの体重ってどれくらいになるかな?誰かそれっぽくなるように修正をお願いしたいw -- 名無しさん (2009-08-10 14:15:52)
  • メッコメタボさんの解説を修正。前のままだと折角の新装備の見せ場がなかったので。 -- 名無しさん (2009-09-16 17:41:47)
  • ↑ブレックフィストの見せ場はマミナノダー戦だから、メッコの方はあえてオレンジ・ライム主導になってたんだよ -- 名無しさん (2009-09-16 18:06:08)
  • 新装備回は新装備無双でいいんじゃね? -- 名無しさん (2009-09-16 18:30:17)
  • とりあえず調整。現行のだと弱点の意味が皆無になってたんで、そこ直しつつフィニッシャーがレモンになるように -- 名無しさん (2009-09-16 18:34:38)
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最終更新:2010年02月11日 11:08
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