四日間の奇蹟
宝島社文庫
浅倉 卓弥
★×4
再読してもやっぱりいい本だなあと思う本。
最初は「このミス」ブランドにつられて読んで、その後人からも薦められて、
体調悪くて寝付けなかった夜に再読。
やっぱりいい本。
ミステリ=探偵小説と思ってると大幅に裏切られますが
何らかの謎があるのを大雑把にミステリと言ってしまえばいいんじゃないの?
面白いし何でもありなんじゃないかなあ。
ジャンルはあまり気にしないほうなので
「面白いけどこれはミステリじゃない」という類の書評を見ると
面白い以外に何を望むんだーと思います。
読み終わってから、某東野の作品と被ってると叩かれてることを知ったのですが
元のほうを読んだことがないのでパクリかどうかは判断しかねる…
ただ、マンガなんかでよく使われる設定ではあるので
東野がオリジナルかというとそうとも思えない気がします。
子供のころ、小学○年生的な雑誌で似たような設定の短編読んだような。
パクリ問題は現物読まないとなんともいえないので
元のほう読んでからまた考えてみたいです。
主人公やヒロインがいい人すぎないところが好きだー。
最終更新:2011年05月30日 13:30