フェデリコ・カルパッチョの極上の憂鬱
1997
幻冬舎文庫
フェデリコ・カルパッチョ,木暮 修
★×4
タイトルが気になって手に取った一冊。
マグロのカルパッチョ食べたい。
おしゃれで美食家で躁鬱ぎみの愉快なイタリア人の旅行とか食事とかのエッセイでした。
そしてとてもおもしろい。
主に電車が読書場なのですけど、笑いを噛み殺すのがけっこう大変だったのでした。韻を踏んだりとかの言い回しが軽妙にして絶妙。凄い。訳者さんが間に入ってる時点でナマ文とは違うのは分かるのですけど、まあいいのです。おもしろいのですもの。
面白すぎるので家族にも勧めてみたらば、読後のこんな感想をいただきました。そ、そうなのかしら。
「これ訳者が書いてんじゃないの?」
最終更新:2011年02月16日 13:36