エクスタシー
集英社文庫
村上 龍
★×1
ド直球なタイトルに偽りのない内容な本。
手元に他の未読本がなくて仕方なく、な感じで読んだ本。
龍を嫌いなわけじゃないんだけど好きでもないというか、
作風がねっとりしすぎてて読むと疲れるというか
あまり積極的に読みたくはないのです。
で、やっぱり読んで疲れた。
この人はたぶん浮ついた気持ちじゃなく、まじめにエロスを突き詰めて書いてるんだろうなと勝手に思ってみました。
だから文学というカテゴリになるのかもしれないけど
自分はエロもエロ文学もさほど好きじゃないんだ…!
文学ならストイックなのがよいです。
不思議な男に出会い、その元カノの女王様に出会い、彼らの運び屋になってヤク中毒で死ぬ話。
途中の少なからぬエロシーンは一部読み飛ばしました。すまん。
恥じる気持ちがあるからSMになるとか、そういう理屈は興味深かったです。
最終更新:2011年02月16日 17:15