Synkron

目次


概要

  • マルチプラットフォーム(Linux/Mac/Win)対応のフォルダ同期ツール
    • 「Propagate deletions」オプションがあり、他の多くの同期ツール(SyncToyToucanなど)で問題だった「片方で削除したファイルが他方からの同期により復活してしまう」問題がクリアされている
    • 同期による変更履歴を残すこともできる (c.f. BunBackup
    • 同期対象の各フォルダに「Master/Slave」属性を付けられる。Slave側はMaster側のミラーリングコピーとなり、Slave側の変更はMaster側の変更で上書きされる。 (c.f. BunBackup
    • 3つ以上のフォルダを同期させることもできる
    • Multisync(複同期化)機能を使うと、複数の場所の同期フォルダを一箇所にまとめることができる(バックアップ向き)
    • 「Detect collisions」(衝突検出)オプションがある
    • 「Change allowed time difference」オプションによって時刻の同一性判定に幅を持たせられ、タイムスタンプの分解能が違うWindows系ファイルシステム(FAT、NTFS)とLinux系サーバ(Samba、NAS等)との間での同期も動作させられる
  • PortableApps.com Platform用のポータブル版が存在する
    [2009.12.06] バージョン1.6.0ベースのテストリリース版(http://portableapps.com/node/21036)がある。正式リリース版はバージョン1.3.0ベースであり、以下の機能不足がある。
    • 同期前のプレビュー機能がない
    • UNCは使えず、共有フォルダを扱う場合にはドライブ名を割り当てる必要がある
    • 「Detect collisions」(衝突検出)オプションがない
    • 「Change allowed time difference」オプションによって時刻の同一性判定に幅を持たせられ、タイムスタンプの分解能が違うWindows系ファイルシステム(FAT、NTFS)と
    • 同期による変更履歴が保管される場所が %HOMEPATH%\.Synkron に固定されていて変更できない
  • 日本語のメニューやメッセージの翻訳の質が悪いので、英語表示のまま使った方がよい

URL

インストール

  • 普通に

設定

  • Propagate deletions: ON
  • Detect collisions: ON
  • Change allowed time difference: 2秒 (デフォルトのまま)

類似ソフト

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最終更新:2009年12月06日 10:02