PortableApps.com Platform

目次


概要

  • 各種アプリケーションの実行形式と設定ファイルやユーザデータをセットにした動作環境一式をUSBメモリなどで持ち運ぶためのプラットフォーム
    1. 動作させるPCのレジストリに依存しない、痕跡を残さない
    2. 設定ファイル等が相対パスで定義される
  • PortableApps.com Platformで動作するようにパッケージングし直された各種ソフトのポータブル版が用意されている
    • 英語版が主だが、exeファイルやlngファイルを入れ替えるだけで日本語化可能なものもある
  • 「アプリケーション仮想化」の一種であり、インストール先はUSBメモリに限らない:
    • オンラインストレージ (ネットカフェなどでも自分の環境が使える)
      • オンラインストレージを使う場合は、TrueCryptなどで暗号化をすること
    • LAN内のファイルサーバ (LAN内の別のクライアントPCでも共通の環境が使える)
    • ローカルのハードディスクドライブ (アプリ設定情報の管理・バックアップが簡単になる)
  • 2009年のSourceForge Community Choice Awardsの4部門で受賞獲得

URL

インストール

  • ポータブル版の各種ソフトをインストールするには、
    1. ランチャメニューの オプション(O) > より多くのアプリケーションの取得(G) を使ってサイトからインストーラパッケージ(paf形式)をダウンロードする
    2. ランチャメニューの オプション(O) > 新しいアプリケーションのインストール(I) を使って、ダウンロードしたpaf形式ファイルを選択する
    3. USBメモリの定められた特定のフォルダに配置される
  • インストール例

PortableAppscom Platform向けに用意されている主なポータブルアプリケーション

設定

  • ランチャメニュー > オプション(O)
    • 小さいフォント(S)
    • 言語(A) > Japanese

Tips

  • PortableApps.comをインストールするUSBメモリのフォーマットとしては、FATもしくはFAT32を使うこと。
    • NTFSを使用すると「所有者」情報もファイルシステムに記録されアクセス制限の対象になるため、ユーザアカウントの同期ができていない接続先のPCからは書き込み動作でエラーになる。
  • PortableApps.com Platform 自身には明示的なプロキシ設定がない
    • 「設定を自動的に検出する(A)」オプションをONにしておくこと
    • そうしないと、PortableApps.com Platform Updater がプロキシの検出に失敗することがある

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最終更新:2012年03月18日 15:49
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