問262
56歳男性。骨髄内臍帯血移植が行われた。移植後、真菌感染症が疑われ、以下の処方について主治医から医薬品情報管理室に相談があった。
(処方)
注射用アムホテリシンBリポソーム製剤 50 mg/バイアル 3バイアル
注射用蒸留水 36 mL
1回 昼 4時間かけて点滴静注
(実務)
主治医からの相談に対する医薬品情報管理室の薬剤師の対応として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
1 添付文書によりアムホテリシンBリポソーム製剤の用法・用量を確認した。
2 アムホテリシンBリポソーム製剤の調製法と注意点を伝えた。
3 医薬品適正使用のために、真菌感染症の診断が確定した後で処方するように提案した。
4 投与中に発熱、悪寒、悪心などが発現した場合、点滴を一時中断し、患者の様子を見るように伝えた。
5 副作用防止のため、腎機能、肝機能、血清電解質の検査を定期的に行うように提案した。
最終更新:2013年06月19日 18:45