「「・・・・・・・・・」」
「あれ、二人とも何してんの?」
「あ、ユイちゃんだー。今ねー、ケイくんに勉強教えて貰ってるの。」
「へぇー、何の?」
「数学。」
「・・・数学、ねぇ。」
「あ、トキコ、そこxのほうを代入するんじゃなくて、yだよ。」
「えぇー?おんなじじゃん、こんなん!」
「いや、違うから!!」
「・・・・・・・・・」
「・・・どうかした?ユウイ。」
「別に、なんでも・・・」
「数学、イヤ?」
「・・・あー、うん、まぁね、苦手教科だし・・・わけ分からなくならない?」
「なるー!」
「でも嫌だからって投げちゃ駄目だって。自分が嫌だと意識するものに立ち向かって克服しなきゃ、いつまで経っても成長できないよ。」
「成長しなくていいもん、ケイくんだってもっと現実見たほうがいいよ。
ホウオウグループ?何それおいしいの?」
「うっさい!!こっちはいつでも真面目・・・!!」
「でもさー、トキコの言うこと分かるかも。だって、因数分解なんて現実のどこで使うのさ?早く解く為の手段の一つみたいなもんだろ?」
「そりゃそうかもしれないけど、だからって何も投げ出すことは・・・」
「ぽえぽえ!」
「トキコ、ちょっと黙ってて。」
「ぶー。」
「あはは」
「・・・ねぇ、ユイちゃん。」
「何?」
「ユイちゃんの筆箱、シャーペンないね。」
「あ、・・・ちょっと今日忘れてきちゃってさー、家に・・・」
「ホント?」
「え?」
「それ、ホント?」
「・・・いや、ホントだけど。」
「そっか。」
「・・・?」
ユウイと
ケイイチとトーキングin放課後の教室
「数学とシャーペン」
「・・・時々変な子だなぁ、トキコって。」
「・・・・・・」
投下順
最終更新:2013年06月12日 19:45