「な……」
「何、ですかこれは…」
「うげ……」
2組の方から漂っていた謎の臭いに疑問を感じたキラ、伊織、華燐が教室を見ると、そこには屍の如くピクリともしない生徒達が。
「この甘ったるい臭いに、生徒達の口角から流れている茶色の液体…そして今日はバレンタインデー……」
「つまり料理下手どころじゃない料理下手が引き起こしたって事ぉ?」
「ええ。こんな事出来るのは…」
『トキコ(さん)…』
異口同音する3人。
「全く…たまには人の役に立つ事をして欲しいものです」
「ああ…私もいつか料理を食わされたが、アンドロイドでなければどうなっていたか…」
「ねー。…ん?」
ガサガサッ
「…物音?」
「しかし2組の生徒は…」
「…まさか」
恐る恐る足を踏み入れ、覗く3人。
そこにいたのは―――。
「あーあ勿体ない。折角くれたんだから、残さず食べなきゃ」
あのトキコが作ったチョコを平気で食べている、”
異常大喰漢少女”。
その様はまるで屍の上に立つ、バトルロワイヤルの勝者だった。
「そうだ…」
「私も忘れていました…」
「…アタシも」
『簀がいたんだ…』
-余談-
「
イチロ先生、チョコどうぞ」
「おーカナミちゃん! ありがとう!! いやー嬉しいなあ」
「喜んで頂けて何よりです」
「じゃあ先生からお礼にチューしてあげよう!」
「え…ええっ!? い、いいです!」
「そーんな恥ずかしがらなくてm」
「テメェ何カナちゃんにセクハラしてんだよこのスケベ教師死ねや!!!!!」
「え、ちょ、
ミユカちゃん、ジャーマンスープレックスとかやめtギャァァアアアアアア!!??!?」
最終更新:2012年02月15日 14:25