ファンタ(茶ファイター)×アリエッタ書いたんで投下。
と言っても本番なし、アリエッタの自慰のみ。
そしていかにも続きがありそうな終わり方でおもらしあり。
あと結構暗い。
私は信じられなかった。
この生活がいつか変わる事が。
いつか幸せになれる事が。
「…ぅん…うぅん…」
「お、気がついたな。大丈夫か?」
「…………!」
私は信じられなかった。
私を介抱してくれた事が。
私を心配してくれた事が。
私が起きたのを見て嬉しそうな顔になった事が。
「逃げて、ごめんなさい………怒られると思ったの…」
「いいっていいって、それより名前、何て言うんだ?」
「…私の…名前は、アリエッタ…ここの、メイド……
この前は…すごく疲れてて…庭を掃除してる最中に倒れてたみたい…」
「ぶっ倒れるまで疲れてたのに働いてたのか?どうしてまた…」
私は信じられなかった。
礼も言わずに逃げた私にまた声をかけてくれた事が。
私の名前を聞いてくれた事が。
私の話をちゃんと聞いてくれる人達がいた事が。
「な、何じゃお前ら!」
「…あ……」
「こんなに健気に働いてるんだからそんなに怒らなくていいじゃないですか。しかも可愛いのに…」
「こいつはわしの使用人じゃ!わしがどう扱おうと勝手じゃろうが!!」
「……ノラミラシラノイソクニノナトラマニマニニ。モラカイミチニノチスチカカイクニキチモナミチ」
「お?………ふ、ふん…!気がそれたわ…とにかく、これからはもっとしっかり働くんじゃぞ!わかったな!」
「……ふっ、あの爺、ルシェ語は分からなかったようだな…アリエッタ、怪我ないか?」
「う、うん…」
私は信じられなかった。
またここに来てくれた事が。
私を庇ってくれた事が。
私を……か、可愛いと言ってくれた事が。
「さぁて、いよいよだ。アリエッタ、忘れ物はないな?」
「忘れて困るもの、ない」
「…さいですか。よぅし、皆、今から俺達は夜逃げ屋ギルドだ」
「まだお日様、沈んでない」
「…こういうのは気分ですのよ?アリエッタさん」
「よく分からないけど…気をつけて行こうね…!」
「む…ああ、そうだな。なぁ、アリエッタ」
「何?」
「行くところがないって言ったよな?なら、家に来るか?」
「え?でも私、戦えない…」
「いや、戦えってんじゃなくて…俺達、家を持ってるんだけど留守が多いからさ。留守の間の事、お前に任せたいんだ」
「私、に?」
「まぁ、嫌なら他にいい所を…」
「やる!やらせて!」
「本当か?じゃあ決まりだな…っと、そろそろ行くか」
「…うん!」
私は、信じたくなった。
この生活から抜け出せる事を。
私でも幸せになれるかもしれないと言う事を。
きっとこれからは、素敵な生活が送れるという事を。
「ふぅ、こんな所かな?」
アリエッタは掃除をし終えた部屋を見回した。
現在、アリエッタは「トチキイ」というギルドの家で住み込みで働いていた。
ちなみにこのギルド、既にいくつかの帝竜を倒してきている。
メンバーはサムライのナムナ、メイジのシャルル、ヒーラーのモル、そしてファイターのファンタである。
彼らが留守の間、アリエッタは家の事を任されていた。
「ファンタ、何してるのかな?」
アリエッタは窓から空を見上げならそう呟いた。
アリエッタはファンタに惹かれていた。
トチキイの人達は皆いい人ではあるが、ファンタはその中でも特別だった。
アリエッタは空から視線を外し、ベッドの方に目を向けた。
ファンタが使っているベッドである。
話は変わるが、この家にはいくつか個人で使えそうな部屋がある。
使わないのも勿体無いのでトチキイのメンバーはとりあえず一人一部屋ずつ持っている。
それでも部屋は余っているのでアリエッタも一つ部屋をもらった。
と言っても特別な物は特に置いてないが。
話を戻し、ファンタの部屋。
アリエッタはファンタのベッドまで歩いて行き、ゆっくりとそこに腰を下ろした。
「帰って…来ないな」
ファンタ達はネバンプレスに謎の帝竜を討伐しに向かった。
それから10日間、まだ彼らは帰ってこない。
アリエッタはファンタに会いたかった。
このギルドハウスに来た時、アリエッタは期待していた。
これからはもっといっぱいファンタと過ごす事が出来ると思っていた。
しかし現実はそう思い通りにはならなかった。
留守が多いとは聞いていた。
もちろん、それは仕方のない事だとも思った。
しかし、やはり会いたいものは会いたいのだ。
その気持ちはアリエッタの中で日に日に強くなっていった。
おまけにいくら彼らがすごいギルドと言っても命の保障などどこにもない。
トチキイが倒れた、と言う報告も噂もなかったが、不安は常にアリエッタに付きまとった。
「ファンタ……」
アリエッタはふと視線をずらし、ファンタのベッドを見据える。
「ファンタ…ファン、タ…」
アリエッタは枕の方に向かって倒れ、そのまま枕に顔を埋めた。
留守が多いとは言え、真竜が出現するまではギルドハウスに泊まる事は少なくなかった。
だから、枕を含むファンタのベッドには彼の匂いがついていた。
アリエッタは枕を抱きかかえると、ベッドの上で体を丸める。
「んっ…これ、ファンタの…匂い…」
枕についた匂いを嗅ぎ、さらに枕に顔を埋める。
アリエッタはそのまま右手でスカートをずり上げていく。
ある程度ずり上げると、アリエッタはそのままショーツ越しに秘裂を人差し指でなぞる。
「んぅ…ファンタぁ…」
自慰をする事は何度もあった。
このギルドハウスに来てからは毎晩彼を想って自分を慰めた。
しかしそれは自分の部屋で、自分のベッドでしてきた事。
このようにファンタのベッドの上でする事はなかった。
こんな事のせいでファンタのベッドを汚したくなかったし、彼自身も汚してしまいそうだと思ったからである。
だが、会えない事で強くなった感情はついに抑えきれなくなり、アリエッタを突き動かした。
アリエッタは自分の秘所を引っ掻くように人差し指で何度も擦る。
「くっ…んぅぅっ…」
枕から顔を離すと、アリエッタは熱のこもった息を吐き出す。
「ふぁ、んたぁ…んっ…!」
アリエッタは自分の肉芽を人差し指の腹で転がすように、擦るようにして撫で責める。
アリエッタの体に甘い痺れが走り、彼女は息遣いを荒くしていく。
「は、あっふぅっ…んんっ…!」
脳裏に浮かぶ彼の姿。
自分を庇ってくれた姿、不安を感じてた自分を励ましてくれた姿。
そんな彼が好きで、一緒にいたくて、欲しくてたまらない。
いつの間にかアリエッタは腰を浮かし、尻を突き上げ、秘所を弄っていた。
長いスカートも完全に捲くれてしまい、水色のショーツが丸見えになっている。
ショーツにはすでに彼女の愛液によって染みが広がっていた。
「ふぁん、た…ふぁんたっ…ふぁんたぁ…!」
アリエッタはショーツをずらし、直接クリトリスを弄り始めた。
「はっ、ふぁんっ…た、あっ、あぁ…!」
アリエッタの口からは涎が垂れ、それが枕を濡らす。
しかし、枕を濡らしていたのはそれだけじゃなかった。
アリエッタは大粒の涙を流して泣いていた。
(私じゃ…釣り合わない…)
いつもそうだった。
絶頂に達しそうになると、いつもアリエッタは考えてしまう。
ファンタは強いし、優しい。
対して自分は弱いし、大した事も出来ない。
ニギリオの宿からここまで来るのに何度かモンスターと戦闘になった。
その時、アリエッタは何も出来ず、怪我をしないように離れて見てるだけだった。
ファンタはそんなモンスターに立ち向かっていき、その隣にはナムナがいた。
彼女はファンタの隣で戦っていて、その姿はとても綺麗だった。
戦闘後は勝利を二人で喜んでいた。
今も彼女は彼と一緒に戦っているのだろう。
彼を手助けする力を持ち、彼の支えになれる彼女。
それに比べて、彼に助けてもらってばかりで、挙句の果てに彼が休む為の場所を汚す自分。
同じルシェなのに、こんなにも違う。
もし、彼女と何もなくても…彼と私じゃ釣り合わない。
「ふぁ、んたぁぁ…うっ、あ、はぁっ!」
涙は止まらず、手も止まらない。
こんな事を考えても手を止める事が出来ない。
その事が悔しくて、また涙を流す。
そしてアリエッタは自分の肉芽をきゅっと摘みあげた。
「はっ、んぅぅぅぅぅっ!」
彼女は絶頂を迎え、体を振るわせる。
それと同時に愛液とは違う黄金水が音を立てて噴き出していく。
「あ、あぁぁぁっ…」
噴き出した黄金水はやがて勢いをなくしていき、アリエッタが体をぶるっと震わせると止まった。
アリエッタは体を起こすと、捲くれていたスカートはずり落ち、丸出しだった下半身を覆った。
直接見なくても、布団がぐしょぐしょになっている事は分かっている。
「……布団、綺麗にしないと…」
「…アリエッタ?」
アリエッタは声を聞き、目を見開いた。
そして、ゆっくりと振り向くと、部屋の入り口に彼が立っていた。
「ファ…ンタ?」
「その…えっ…と…」
気まずい空気が部屋を覆う中、アリエッタはベッドから降りるとファンタの横を抜けて部屋を飛び出した。
「っと!?お、おい!アリエッタ!?く…」
ファンタは一度部屋を見回すと、扉を閉めて走り出した。
私は信じたくなかった。
彼と私が釣り合わない事を。
私は信じたかった。
これからは幸せになれるかもしれないと言う事を。
きっと彼は私を軽蔑する。
当然だよね、私のあんな姿を見たのだから。
もう、あそこには…戻れないよね。
…ごめんなさい、ファンタ。
最終更新:2013年05月04日 21:11