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ナニワアームズ出撃! - (2008/01/08 (火) 03:28:35) の最新版との変更点

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*ナニワアームズ出撃!  2007年12月22日から同時多発した通称『まきの誕生日作戦』と呼ばれるイベント群は24日夜、ついに最終段階である直接戦闘フェイズに移行した。 同日日中に行われた各地の偵察フェイズ及びサターン藩王らによるレムーリア探索の結果を受け、同20時過ぎ。 天領よりの発布で漸く作戦概要が明らかにされる。我々は以下の4正面作戦を戦うことになった。 1.古レムーリアで水の巫女の身柄を押さえ、これを保護するレムーリア防衛部隊 2.古レムーリアで新しい神の神殿に捕らえられる工藤(睦月/サターン)の身柄を押さえ、これを保護する襲撃部隊 3.火星の海/都市船で崩壊直前の時間に移動、リン・オーマ部隊と戦闘してこれを撃滅する打撃部隊 4.急遽追加された竜宮司の愛する竜を守るために捜索を行う捜索部隊 これを受けて今作戦にエントリーしているナニワアームズ藩士達も集合を開始。部隊最終チェックが行われた。  そしてナニワアームズ、聖夜の出撃である。 ナニワアームズのこの日の陣容は以下の通り。連日深夜に及ぶ協議の結果、戦場を火星・水中に絞った編成である。 ○ I=D等 希望号1号機:15希望号1号機:-:-:6:6:6:7:7:13:16:10:9 パイロット 1500296:守上藤丸:西国人+名パイロット+ホープ+強化新型ホープ+吏族:374050:-2:2:8:2:10:12:14:10:2 ターキッシュバン:15ターキッシュバン1号機:-:-:5:5:8:0:5:11:21:7:7 パイロット 1500299:猫屋敷 兄猫:西国人+名パイロット+ホープ+強化新型ホープ+参謀:283350:0:1:0:1:2:8:15:7:2 コパイロット 1500301:蘭堂 風光:西国人+名パイロット+ホープ+強化新型ホープ+護民官:216850:1:3:2:1:2:9:7:5:6 1500752:久遠寺 那由他:西国人+猫妖精+パイロット+名パイロット:0:-3:-1:0:2:2:1:4:1:-2 ターキッシュバン:15ターキッシュバン2号機:-:-:5:5:8:0:5:7:13:5:1 パイロット 1500303:イズナ:西国人+名パイロット+ホープ+強化新型ホープ:132050:0:2:1:1:2:5:7:3:1 コパイロット 1500295:乃亜1型:西国人+猫妖精+パイロット+名パイロット+参謀:279050:-3:-2:-1:2:3:5:7:5:0 1500304:シュウマイ:西国人+猫妖精+パイロット+名パイロット+法官:161450:-1:-1:0:5:3:2:4:4:1 ○整備士 1500738:真輝:西国人+整備士+整備士+名整備士:135000:0:-4:0:0:-1:5:4:5:-3  編成の都合上真輝は合同整備部隊へ出向となった。  また、守上摂政が駈る旗機RB:希望号も機動力確保のため単独行となっている。  今回のフライトに使われる量産型夜明けの船、そのうち半数が火星方面分遣艦隊である。  ナニワアームズもこちらに編入され、戦神の青い星へ向けて母国を後にした。 #center(){ * } 悪童同盟沖、200km。 すでに夜明けの船8隻が並んで、指示を待っている。 陸戦カーゴには兵が満載だ。一隻で銀河中の勢力と闘ったという夜明けの船が8隻。 共和・帝国を問わず集められた戦力が一堂に会する様は壮観の一言だった。 今作戦の総司令官、悪童が指揮官席に座った。 ブリッジから各艦に分乗する各方面の司令官達へ、通信を開始する。 「さて、皆さん宜しくお願いします」 「NWCからの大量の情報集積確認」 <ゲート解放臨界まであと200秒>  旗艦の夜明けの船でスイトピーとMAKIが報告する。  ここ数日のお祭り騒ぎは遂にNWから多方面へと通じるゲートをこじ開けていた。 「では、皆さんの努力により、道は開かれました。火星方面は高原さん、レム-リア方面はあさぎさん宜しくお願いします」 「あさぎさん。今回もレムーリア方面ですよ。がんばりましょう」 「は、はたらきたくないでござる~。うわぁああん、サンタさんがクリスマスプレゼントくれるって。靴下用意したのにー」 「火星かあ。また宇宙行くことになるとは…あ、了解です」 <航路算定、出た> <総司令はどちらに>  ポイポイダーの報告。エリザベスからの確認。 「私の部隊はレム-リア方面だな」  宇宙に黄金色の環が見えた。よく見れば見えるくらいのそんな環だ。大きさは1000kmを越える。 <ゲート解放、確認しました。294、295、296……> 「レムーリアまでの貫通を確認しました」  1番から4番艦がレムーリアに5番から8番艦が火星に遷移する。 「ジャンプ用意。指示を」 「旦那様。いけ、でいいですわよ?」 「ありがとう…。全艦発進!!」 1番から4番までが移動を開始した。5番から8番までは30秒遅れて移動開始。ジャンプした。   -------------------------------------------------------------------------------- #center(){ /*/火星編/*/ } -------------------------------------------------------------------------------- Session Open at 2007/12/24 21:50:54 -------------------------------------------------------------------------------- アララ:「小笠原に向かう部隊って、うちだっけ。じゃ、投入部隊を送り込まないとね。どうする?」 高原鋼一郎:「ええと、はい。そうみたいですね」 アララ:「ジャンプアウトまで40秒。まだ大丈夫」 高原鋼一郎:「ゲートの中で、調査を行って部隊を送り込めばいいんですかね」 アララ:「指揮官はどうするの?あなた。副将を派遣するか、さもなくば部隊指揮官を格上げするか。 どちらかだけど」 高原鋼一郎:「では、舞花さんを指揮官として小笠原に向かっていただきます」 アララ:「命じました」 高原鋼一郎:「ありがとうございます。何とか帰りに回収できるといいなあ…。  さて、やるべきことは  1・火星のどこかにいる聖銃使いの暗殺阻止  2・向こう側の世界のハリー・オコーネル大尉とミカ・コンコードの発見、及び説得。 3・おそらくいるであろうリン・オーマの撃退 か」 #center(){ /*/ } 芝村:ゲートでた。 高原鋼一郎:「周囲の状況、及び現在位置と年代時刻の確認急げ」 アララ:「2257年。ジャンプアウト」 高原鋼一郎:「2257年か…(介入終了時から2年後って事か)」 アララ:「火星沖、2000km」 高原鋼一郎:「さて、降下ポイントを測定すべきかなこれは…」 アララ:「問題は、火星がおおきいことね。どこにどう部隊を渡せばいいかわからない」 高原鋼一郎:「確かに。こちらの目標がいるところをまず探り当てないと時間が…。MAKI、聞きたいんだが。この世界において火 星の夜明けの船が健在である場合、情報を連結することは可能か?」 MAKI:<不可能です。時間を越えて自分と接触することは出来ません> 高原鋼一郎:「なるほど。そうなるわな…。では質問を変える。 火星上のデータを問い合わせて現在夜明けの船がどのような状況にあり、活動をしているのかを調査することは可能か?」 MAKI:<不可能です。”私”の捜索網にかかります> 高原鋼一郎:「あーそうか。そうなるなあ」 MAKI:<部隊を降下させて、実際に調べるしかありません> 高原鋼一郎:「了解。そうするしかないか」 アララ:「貴方」 高原鋼一郎:「はい。そうですね。迷ってる暇はない、か」 芝村:アララはにこっと笑った。輝くように。 高原鋼一郎:「これより火星に降下します。総員、準備をお願いします」 アララ:「準備できました。どのように部隊を展開しますか?」 高原鋼一郎:「暗殺を決行できるとしたら、多分都市船内で狙ってくると思うんです。航空部隊による偵察を行いましょう」 アララ:「都市船は23個あっていずれも水の中だけど、それでも?」 高原鋼一郎:「派手に無意味ですね」 アララ:「そうね」 高原鋼一郎:「いや、逆に言えば。夜明けの船の捜索網にひっかかる行動をすれば…」 アララ:「……」 芝村:アララはルウシイを見た。 高原鋼一郎:「…」 紅葉ルウシィ:「やっぱりー!!」 アララ:「問題は移動手段だけど」 紅葉ルウシィ:「パイロット技能はあれどコパイロットは居ないわねぇ。機体も今回は持ってきてないし」 高原鋼一郎:「MAKI、シミュレーション。紅葉ルウシィさんの黄金のりんごを使って夜明けの船を呼び寄せる方法を可能性90% からで。直接入港は流石にばれますよねえ…」 MAKI:<希望号に無理やりもう一人乗せるといいでしょう> 高原鋼一郎:「それしかないか」 紅葉ルウシィ:「むりやり・・・(笑顔で硬直)」 高原鋼一郎:「おそらく火星内で一番早く動ける機体ですし」 アララ:「希望号のパイロットは?」 高原鋼一郎:「少々お待ちを」 紅葉ルウシィ:「サウドさんの運転がいいなー(笑顔)」<一応言って見る 風野緋璃@FEG:「守上藤丸さんです」 紅葉ルウシィ:「男性だったら私が運転したほうが・・・。目がハートになるし。」 アララ:「大丈夫。あれ、あやしいから」 高原鋼一郎:「やってみましょうか。鬼か出るか蛇がでるか。どちらにしろ、動かなきゃ始まりません」 紅葉ルウシィ:「あやしいのに私乗るの!?」 芝村:アララはにこーと笑った。 紅葉ルウシィ:「おにー!!(目がハートになりませんように)」 ※紅葉藩王がもつ黄金のリンゴは半径5mの男性がめろめろになってしまう危険物。 守上藤丸:「えーと、よろしくお願いします・・・」 芝村:はい。といいながらアララは守上にピドポーションを渡した。 守上藤丸:「・・・・はい?」 紅葉ルウシィ:「その手があったわね・・・」 GENZ:(目を覆う) 紅葉ルウシィ:藤丸さんを拘束 守上藤丸:「えーと?これを飲めと?」 紅葉ルウシィ:「さあどうぞ」 守上藤丸:「!!」 高原鋼一郎:「大丈夫。夜明けの船の医学なら元に戻せることは過去に実例があります」 守上藤丸:「何か、やだーーーーー!!」 高原鋼一郎:「時間がないっちゅーに」 芝村:飲ませた。守上藤丸は乙女になった。 守上藤丸:「うううう。ひどい・・・」 高原鋼一郎:「ではよろしくお願いします」 守上藤丸:「・・・よろしくおねがいします・・・・(泣)」 紅葉ルウシィ:「だって死にたくないもの・・・(珍しく真顔)」 守上藤丸:「もういいですよ!さっさと行きましょう!!」 #center(){ /*/ }  一方その頃。  同艦第3フライトデッキ。  待機中の藩士達は機体の整備やチェックに余念がない。が、出番が無くて暇でもある。  ターキッシュバンのコックピットで那由他は小さく歌っている。  館内放送で流されるブリッジでの会話に感想を言うくらいしかすることがない。 真輝:「希望号に無理やりもう一人乗せるといいでしょう、って摂政様がいるのかな?」 久遠寺那由他:「摂政閣下は小柄だから平気だとは思いますけど・・・」 サターン(本国より遠隔通信) :「ルウシィさんを乗せて希望号をルアー代わりに夜明けの船を釣るらしいぞw」 久遠寺那由他:「ひどいさくせんだぁ。宇宙空間から水面まで2万m級のフライフィッシングですね」 守上藤丸(ナニワ指揮系統通信):「だーーーーーーー!!!!!」 サターン:「あ、乙女摂政チィース!」 兄猫:「あっははっはははははははw」 久遠寺那由他:「いいなーあこがれだなーw乙女チック突撃」  摂政を襲った悲劇をネタに雑談するくらい、本当に暇なのであった。 #center(){ /*/ } 紅葉ルウシィ:「じゃあ気を取り直して、いってきます」 高原鋼一郎:「…(今更だが希望号が現れたって情報が流れれば調査しに来るんじゃなかろうかとも思ったが、もう遅いのでお願いする)」 芝村:希望号は射出された。鯨が集まりだした。 守上藤丸:「このまま動き回ればいいんですよね?」 紅葉ルウシィ:「ええ、とにかく動き回って逃げて」 守上藤丸:「時間ないから、速度あげます。」 芝村:RB部隊が出始めた。400機、20部隊はいるねえ。 守上藤丸:「わーい・・・」 紅葉ルウシィ:「さあ、腕のみせどころよ!!(笑顔)」 守上藤丸:「了解!!」 紅葉ルウシィ:「とりあえず別戦力で後ろからぶん殴るとかー!!いけー!!(楽しそう)」 守上藤丸:突っ込みます。「ルウシィさん、つかまっててくださいね!!舌かまないように!!」 紅葉ルウシィ:「私も名パイロットだからだいじょうぶよ。(笑顔)」 芝村:なぜだか小助のことを思った。大阪のことかも知れないが。  防御した(400機を相手に白兵戦に持ち込んだシールド突撃)。あ。夜明けの船も出始めた。続々集まりだした。 守上藤丸:「今のうちに、本命お願いしますー!!」 紅葉ルウシィ:「りんごもったまま突撃するのは新しいパターンねぇ、あ夜明けの船。(笑顔)」 高原鋼一郎:「了解。ありがとう」 芝村:夜明けの船狙いで一部の部隊が動いてるようだ。 紅葉ルウシィ:「できるだけ目立って動いてこっちに群がらせて。銃撃は受けないように!!」 守上藤丸:「了解。水面に近い方がいいかな?上からの攻撃もあるか・・・」行ったりきたりします。 紅葉ルウシィ:「そうね、まあ水面近くに引き付けたほうが上の友軍は対処しやすいわね」 芝村:敵は4部隊。それが夜明けの船に既に乗り込んだ。 高原鋼一郎:では歩兵部隊をカーゴで夜明けの船に送り、同時にターキッシュバンを投下。  ターキッシュバン部隊でカーゴを護衛しつつ、夜明けの船に向かいます。 #center(){ /*/ }  再び同艦第3フライトデッキ。  待機中のナニワ藩士達についに出撃命令が下った。  ナニワターキッシュ隊の二機がツンターキッシュ隊と共同してカーゴ内の歩兵を護衛し降下を開始する。 サターン:「武運を祈るよ」 久遠寺那由他:「はっ。我が藩国に勝利の栄光と共和を」 蘭堂 風光:「よーし、15ナニワターキッシュ部隊の出番だ。各位、戦闘準備!!」 イズナ:「よしアイハブコントロール。凪ぎ撃ち弾幕飛ばして、味方機を支援。3、2、…GO!」 乃亜1型:「了解!!・・・死なせるか!!」 シュウマイ:「各部正常。いつでもいけます」 猫屋敷兄猫:「さてさて…蘭堂さん、なゆたさん、頑張りましょ~」 久遠寺那由他:「視聴覚投入開始・・・コネクト。脈動異常なし。装甲表面温度常温。火気管制フルアクションで待機」  中央の耐熱コンテナを囲むように散開したターキッシュバン達が手足を丸めた降下姿勢を取り、大気との摩擦で装甲表面を赤熱させながら青い火星の海目掛けて降下していく。  何処までも青い火星の表面を幾つもの流星が横切っていった。 #center(){ /*/ } 高原鋼一郎:23ツンターキッシュにて白兵攻撃、敵部隊を撃破します。 アシタスナオ :「うーし、準備はいいかお前らー」 船橋 :「いつでも」 VZA :「よっし」 小宇宙 :「おっけー!」 高原鋼一郎 :「問題あるまい。とっとと叩いて砕こう」 青狸 :「任せてくださーい」 アシタスナオ :「各機出力上げろー。敵はぶっつぶせー!」 船橋 :「青狸、小宇宙。サポートよろしく」 アシタスナオ :「よさげなモノがあればかっぱらえー」 小宇宙 :「まかせてくだせー」 VZA :「よし、出力全開でいってやろうじゃないか」 高原鋼一郎 :「ターキッシュバンでの攻撃は初めてだが、猫柔術で倒してみようか」 アシタスナオ :「OK、高原!」 青狸 :「とっとと助けて帰らないと。火焔待っててねかえーん!(機器をみょんみょん動かしつつ)」 VZA :「俺たちに白兵をしかけてきたことを、後悔させてやれ!」 高原鋼一郎 :「敵の攻撃受け止めて叩きこわすぞ!」 青狸 :ロールのキノウツンと言われたところを見せてあげよう 小宇宙 :「この距離なら敵はないですな」 アシタスナオ :「なあに、投げるのは学生時代からお手の物だ!」 VZA :「真央……僕に力を」(スカーフに祈りを捧げている) アシタスナオ :「ターキは遠距離メカだとおもっているだろうが、そんなことはなかったぜ!」 青狸 :「相手をひきつけて、ちょっと姿勢を崩せば、ほらこの通りー」 アシタスナオ :柔術マスターハガネ 高原鋼一郎 :「白兵操縦の真髄見せてやろうか!」 アシタスナオ :「チェーンソーなどいらぬ、この腕で十分!」 船橋 :「敵さんにとっては相手が悪かったってとこか」 高原鋼一郎 :「両腕出力良好!姿勢制御問題なし!」 高原鋼一郎 :「相手からの攻撃も問題ないぜ!」 アシタスナオ :「はっはっは、俺らが乗ればこんなもんよ、船橋!」 VZA :「よし、高原。その調子だ、がんがんいこう」 船橋 :「とっとと片付けてのんびりしたいぜ」 アシタスナオ :「なぜならば! それがキノウツンだからだ!」 小宇宙 :「帰ったらパインサラダだー」 アシタスナオ :「我らの柔術は銀河をも突き抜ける!」 船橋 :「うむ」 青狸 :「聖夜に出向かせた代償は大きいですよー」 アシタスナオ :「まったくだ、嫉妬投げだ」 VZA :「僕は、こんなことしてるよりも、真央に会いたいんだ。だから、さっさと終わらせてやる」 アシタスナオ :「右腕に高原の惚気エネルギィ、左手に俺の嫉妬エネルギィ」 アシタスナオ :「みえる、みえるぞ、敵の無残な残骸が!」 高原鋼一郎:白兵評価は25です。 芝村:攻撃:23-15で成功。防御25-15で成功。 成功した。待機部隊は帰休にしましょう。もうつかわんだろう。 ○降下済み  7:23ツンターキッシュ:感覚20:幸運21 10:15ナニワターキッシュ部隊:感覚21:幸運7  7:15希望号1号機:感覚16:幸運9  これも帰休。 守上藤丸:了解しました。えっと、私も落ちた方がいいのでしょうか。 芝村:お疲れ様でした。いいよ。みてても>守上さん。 守上藤丸:はい、ありがとうございます。 芝村:まさかピドまでのまされるとは。わははは。 紅葉ルウシィ:守上さんは性別を最後に戻してもらわないと。 守上藤丸:戻してください!!!戻してください!!!!!! 芝村:BLにならんもんなあ。 守上藤丸:このままじゃあ何されるかわかりません!!!! 高原鋼一郎:本当にありがとうございました、とお伝えください>待機・活動していただいた皆様。 守上藤丸:いやBLはどうでもいいですけど。 芝村:そうなのか。あさぎさん聞いたら憎しみの光で全てを焼きそうだな。  まあ、それはさておき。 守上藤丸:えー!? 芝村:では、残った部隊の指示をどうぞ。 高原鋼一郎:船内の様子はどういう状況なのでしょうか 芝村:戦闘続行中だよ。中央通路で打ち合いやってる。 高原鋼一郎:部隊が乗り込んだのは、艦で言うとどの位置に当たるでしょうか。 芝村:D2だ。200mも攻めれば艦を落とせる。 高原鋼一郎:D2、だと艦船の最下層でしたっけ。 芝村:D2はもう。結構上の重要区画があるところだ。  敵は4部隊。評価は16.4部隊で+3して19だね。 高原鋼一郎:これが内部の敵全員かは不明ですよね 芝村:いや多分全部だ(笑) 高原鋼一郎:うーんうーん。 紅葉ルウシィ:後ろから撃っちゃえ。 芝村:ピケ1部隊での撃滅は難しいかな。 高原鋼一郎:まあ、悩んでもどうにもならないので。  3部隊で、侵入した敵部隊を攻撃します!  この場合、WD部隊のARが4になりますが、先ほどのアキ死亡条件を満たしますか? 芝村:満たす。 高原鋼一郎:うわっち 芝村:コツ・コツ・コツ。  HIとまきが、並んで夜明けの船の中を歩いている。  ARは10だ。 高原鋼一郎:HIの攻撃範囲と能力はいくつになりますでしょうか。 芝村:HIは中距離可能で評価は19だ。  うちあうかい?  HIだけなら50%だ。 高原鋼一郎:HIと天陽ピケ部隊で、中距離攻撃を行います。 まき:「貴方がやりたかったこと、だったら戦うしかないよね!だから…倒すしかないよね!」 芝村:HIは最後の敵を倒した。歴史が修正される。 まき:「これで…」 芝村:HIが消える。 まき:抱きつきます。「ごめん」 高原鋼一郎:何故今のタイミングで…! まき:「でも…。やりたかったんだよね…。せっかくの定住の魔術だったのに…」 芝村:透き通った羽根の妖精がまきの目に見えた。 #center(){ /*/ } まき:「なに…?」 芝村:時間が3分だけ巻き戻った。HIとまきが歩く後ろから、もっと高らかに靴音がする。  否、それはハイヒールの音だ。 高原鋼一郎:「まさか時間犯罪素子さん…?」 今日子:「残念。もっと若くてもっとセクシー」 高原鋼一郎:ええええ。ここでこの人が! 今日子:「はーい。呼ばれて飛び出てじゃんじゃかじゃーん。5人しかいない宰相騎士団、その筆頭の愛人たあ。 私のことだ。嘘だけど。……あれ、面白くない?」 まき:「えっと…なんでしょう?」 紅葉ルウシィ:(今度真似しよう) 芝村:まきはぶん殴られて情報分解した。瞬速でHIもばらばらになった。 まき:「なんで…さ!なんで……」 今日子:「プレイミスしたからに決まってるだろ。出番なんか欲しがるから。 ゲームってやつは、美しくなくていいのよ。勝てばいい。 ということで、評価58、虐殺いってきまーす」 芝村:今日子はにこーと笑うと高級車の名前をいってこれで高級車もらえるんだから騎士最高といって はいけないことを言った。 #center(){ /*/ }  同日2348時。帰休指令発効。ナニワアームズの戦闘は終わった。  結局、火星表面に降下したものの戦闘自体は前衛を務めるツンターキッシュ隊だけで片がつき、ナニワターキッシュ隊の現地戦術行動は夜明けの船へと陸戦部隊を護衛し送り届けるに留まった。  前回に続き一発の銃弾も撃たず、誰一人傷付かず傷付けない戦術的勝利であった。  参加藩士には参戦の証として『まきの誕生日勲章』と少なくない褒賞が与えられた。  この戦果を情けないと取るか、最小の手間での勝利と取るかは個人に依るだろうが、藩士達は概ね満足そうであった。  ただ一つ、今作戦最大の悲喜劇を演じた守上摂政閣下の性別の行方を除いては。  何処までもラブコメブラッドに翻弄される彼に哀惜の意を表したい。
*ナニワアームズ出撃!  2007年12月22日から同時多発した通称『まきの誕生日作戦』と呼ばれるイベント群は24日夜、ついに最終段階である直接戦闘フェイズに移行した。 同日日中に行われた各地の偵察フェイズ及びサターン藩王らによるレムーリア探索の結果を受け、同20時過ぎ。 天領よりの発布で漸く作戦概要が明らかにされる。我々は以下の4正面作戦を戦うことになった。 1.古レムーリアで水の巫女の身柄を押さえ、これを保護するレムーリア防衛部隊 2.古レムーリアで新しい神の神殿に捕らえられる工藤(睦月/サターン)の身柄を押さえ、これを保護する襲撃部隊 3.火星の海/都市船で崩壊直前の時間に移動、リン・オーマ部隊と戦闘してこれを撃滅する打撃部隊 4.急遽追加された竜宮司の愛する竜を守るために捜索を行う捜索部隊 これを受けて今作戦にエントリーしているナニワアームズ藩士達も集合を開始。部隊最終チェックが行われた。  そしてナニワアームズ、聖夜の出撃である。 ナニワアームズのこの日の陣容は以下の通り。連日深夜に及ぶ協議の結果、戦場を火星・水中に絞った編成である。 ○ I=D等 希望号1号機:15希望号1号機:-:-:6:6:6:7:7:13:16:10:9 パイロット 1500296:守上藤丸:西国人+名パイロット+ホープ+強化新型ホープ+吏族:374050:-2:2:8:2:10:12:14:10:2 ターキッシュバン:15ターキッシュバン1号機:-:-:5:5:8:0:5:11:21:7:7 パイロット 1500299:猫屋敷 兄猫:西国人+名パイロット+ホープ+強化新型ホープ+参謀:283350:0:1:0:1:2:8:15:7:2 コパイロット 1500301:蘭堂 風光:西国人+名パイロット+ホープ+強化新型ホープ+護民官:216850:1:3:2:1:2:9:7:5:6 1500752:久遠寺 那由他:西国人+猫妖精+パイロット+名パイロット:0:-3:-1:0:2:2:1:4:1:-2 ターキッシュバン:15ターキッシュバン2号機:-:-:5:5:8:0:5:7:13:5:1 パイロット 1500303:イズナ:西国人+名パイロット+ホープ+強化新型ホープ:132050:0:2:1:1:2:5:7:3:1 コパイロット 1500295:乃亜1型:西国人+猫妖精+パイロット+名パイロット+参謀:279050:-3:-2:-1:2:3:5:7:5:0 1500304:シュウマイ:西国人+猫妖精+パイロット+名パイロット+法官:161450:-1:-1:0:5:3:2:4:4:1 ○整備士 1500738:真輝:西国人+整備士+整備士+名整備士:135000:0:-4:0:0:-1:5:4:5:-3  編成の都合上真輝は合同整備部隊へ出向となった。  また、守上摂政が駈る旗機RB:希望号も機動力確保のため単独行となっている。  今回のフライトに使われる量産型夜明けの船、そのうち半数が火星方面分遣艦隊である。  ナニワアームズもこちらに編入され、戦神の青い星へ向けて母国を後にした。 #center(){ /*/ } 悪童同盟沖、200km。 すでに夜明けの船8隻が並んで、指示を待っている。 陸戦カーゴには兵が満載だ。一隻で銀河中の勢力と闘ったという夜明けの船が8隻。 共和・帝国を問わず集められた戦力が一堂に会する様は壮観の一言だった。 今作戦の総司令官、悪童が指揮官席に座った。 ブリッジから各艦に分乗する各方面の司令官達へ、通信を開始する。 「さて、皆さん宜しくお願いします」 「NWCからの大量の情報集積確認」 <ゲート解放臨界まであと200秒>  旗艦の夜明けの船でスイトピーとMAKIが報告する。  ここ数日のお祭り騒ぎは遂にNWから多方面へと通じるゲートをこじ開けていた。 「では、皆さんの努力により、道は開かれました。火星方面は高原さん、レム-リア方面はあさぎさん宜しくお願いします」 「あさぎさん。今回もレムーリア方面ですよ。がんばりましょう」 「は、はたらきたくないでござる~。うわぁああん、サンタさんがクリスマスプレゼントくれるって。靴下用意したのにー」 「火星かあ。また宇宙行くことになるとは…あ、了解です」 <航路算定、出た> <総司令はどちらに>  ポイポイダーの報告。エリザベスからの確認。 「私の部隊はレム-リア方面だな」  宇宙に黄金色の環が見えた。よく見れば見えるくらいのそんな環だ。大きさは1000kmを越える。 <ゲート解放、確認しました。294、295、296……> 「レムーリアまでの貫通を確認しました」  1番から4番艦がレムーリアに5番から8番艦が火星に遷移する。 「ジャンプ用意。指示を」 「旦那様。いけ、でいいですわよ?」 「ありがとう…。全艦発進!!」 1番から4番までが移動を開始した。5番から8番までは30秒遅れて移動開始。ジャンプした。   -------------------------------------------------------------------------------- #center(){ /*/火星編/*/ } -------------------------------------------------------------------------------- Session Open at 2007/12/24 21:50:54 -------------------------------------------------------------------------------- アララ:「小笠原に向かう部隊って、うちだっけ。じゃ、投入部隊を送り込まないとね。どうする?」 高原鋼一郎:「ええと、はい。そうみたいですね」 アララ:「ジャンプアウトまで40秒。まだ大丈夫」 高原鋼一郎:「ゲートの中で、調査を行って部隊を送り込めばいいんですかね」 アララ:「指揮官はどうするの?あなた。副将を派遣するか、さもなくば部隊指揮官を格上げするか。 どちらかだけど」 高原鋼一郎:「では、舞花さんを指揮官として小笠原に向かっていただきます」 アララ:「命じました」 高原鋼一郎:「ありがとうございます。何とか帰りに回収できるといいなあ…。  さて、やるべきことは  1・火星のどこかにいる聖銃使いの暗殺阻止  2・向こう側の世界のハリー・オコーネル大尉とミカ・コンコードの発見、及び説得。 3・おそらくいるであろうリン・オーマの撃退 か」 #center(){ /*/ } 芝村:ゲートでた。 高原鋼一郎:「周囲の状況、及び現在位置と年代時刻の確認急げ」 アララ:「2257年。ジャンプアウト」 高原鋼一郎:「2257年か…(介入終了時から2年後って事か)」 アララ:「火星沖、2000km」 高原鋼一郎:「さて、降下ポイントを測定すべきかなこれは…」 アララ:「問題は、火星がおおきいことね。どこにどう部隊を渡せばいいかわからない」 高原鋼一郎:「確かに。こちらの目標がいるところをまず探り当てないと時間が…。MAKI、聞きたいんだが。この世界において火 星の夜明けの船が健在である場合、情報を連結することは可能か?」 MAKI:<不可能です。時間を越えて自分と接触することは出来ません> 高原鋼一郎:「なるほど。そうなるわな…。では質問を変える。 火星上のデータを問い合わせて現在夜明けの船がどのような状況にあり、活動をしているのかを調査することは可能か?」 MAKI:<不可能です。”私”の捜索網にかかります> 高原鋼一郎:「あーそうか。そうなるなあ」 MAKI:<部隊を降下させて、実際に調べるしかありません> 高原鋼一郎:「了解。そうするしかないか」 アララ:「貴方」 高原鋼一郎:「はい。そうですね。迷ってる暇はない、か」 芝村:アララはにこっと笑った。輝くように。 高原鋼一郎:「これより火星に降下します。総員、準備をお願いします」 アララ:「準備できました。どのように部隊を展開しますか?」 高原鋼一郎:「暗殺を決行できるとしたら、多分都市船内で狙ってくると思うんです。航空部隊による偵察を行いましょう」 アララ:「都市船は23個あっていずれも水の中だけど、それでも?」 高原鋼一郎:「派手に無意味ですね」 アララ:「そうね」 高原鋼一郎:「いや、逆に言えば。夜明けの船の捜索網にひっかかる行動をすれば…」 アララ:「……」 芝村:アララはルウシイを見た。 高原鋼一郎:「…」 紅葉ルウシィ:「やっぱりー!!」 アララ:「問題は移動手段だけど」 紅葉ルウシィ:「パイロット技能はあれどコパイロットは居ないわねぇ。機体も今回は持ってきてないし」 高原鋼一郎:「MAKI、シミュレーション。紅葉ルウシィさんの黄金のりんごを使って夜明けの船を呼び寄せる方法を可能性90% からで。直接入港は流石にばれますよねえ…」 MAKI:<希望号に無理やりもう一人乗せるといいでしょう> 高原鋼一郎:「それしかないか」 紅葉ルウシィ:「むりやり・・・(笑顔で硬直)」 高原鋼一郎:「おそらく火星内で一番早く動ける機体ですし」 アララ:「希望号のパイロットは?」 高原鋼一郎:「少々お待ちを」 紅葉ルウシィ:「サウドさんの運転がいいなー(笑顔)」<一応言って見る 風野緋璃@FEG:「守上藤丸さんです」 紅葉ルウシィ:「男性だったら私が運転したほうが・・・。目がハートになるし。」 アララ:「大丈夫。あれ、あやしいから」 高原鋼一郎:「やってみましょうか。鬼か出るか蛇がでるか。どちらにしろ、動かなきゃ始まりません」 紅葉ルウシィ:「あやしいのに私乗るの!?」 芝村:アララはにこーと笑った。 紅葉ルウシィ:「おにー!!(目がハートになりませんように)」 ※紅葉藩王がもつ黄金のリンゴは半径5mの男性がめろめろになってしまう危険物。 守上藤丸:「えーと、よろしくお願いします・・・」 芝村:はい。といいながらアララは守上にピドポーションを渡した。 守上藤丸:「・・・・はい?」 紅葉ルウシィ:「その手があったわね・・・」 GENZ:(目を覆う) 紅葉ルウシィ:藤丸さんを拘束 守上藤丸:「えーと?これを飲めと?」 紅葉ルウシィ:「さあどうぞ」 守上藤丸:「!!」 高原鋼一郎:「大丈夫。夜明けの船の医学なら元に戻せることは過去に実例があります」 守上藤丸:「何か、やだーーーーー!!」 高原鋼一郎:「時間がないっちゅーに」 芝村:飲ませた。守上藤丸は乙女になった。 守上藤丸:「うううう。ひどい・・・」 高原鋼一郎:「ではよろしくお願いします」 守上藤丸:「・・・よろしくおねがいします・・・・(泣)」 紅葉ルウシィ:「だって死にたくないもの・・・(珍しく真顔)」 守上藤丸:「もういいですよ!さっさと行きましょう!!」 #center(){ /*/ }  一方その頃。  同艦第3フライトデッキ。  待機中の藩士達は機体の整備やチェックに余念がない。が、出番が無くて暇でもある。  ターキッシュバンのコックピットで那由他は小さく歌っている。  館内放送で流されるブリッジでの会話に感想を言うくらいしかすることがない。 真輝:「希望号に無理やりもう一人乗せるといいでしょう、って摂政様がいるのかな?」 久遠寺那由他:「摂政閣下は小柄だから平気だとは思いますけど・・・」 サターン(本国より遠隔通信) :「ルウシィさんを乗せて希望号をルアー代わりに夜明けの船を釣るらしいぞw」 久遠寺那由他:「ひどいさくせんだぁ。宇宙空間から水面まで2万m級のフライフィッシングですね」 守上藤丸(ナニワ指揮系統通信):「だーーーーーーー!!!!!」 サターン:「あ、乙女摂政チィース!」 兄猫:「あっははっはははははははw」 久遠寺那由他:「いいなーあこがれだなーw乙女チック突撃」  摂政を襲った悲劇をネタに雑談するくらい、本当に暇なのであった。 #center(){ /*/ } 紅葉ルウシィ:「じゃあ気を取り直して、いってきます」 高原鋼一郎:「…(今更だが希望号が現れたって情報が流れれば調査しに来るんじゃなかろうかとも思ったが、もう遅いのでお願いする)」 芝村:希望号は射出された。鯨が集まりだした。 守上藤丸:「このまま動き回ればいいんですよね?」 紅葉ルウシィ:「ええ、とにかく動き回って逃げて」 守上藤丸:「時間ないから、速度あげます。」 芝村:RB部隊が出始めた。400機、20部隊はいるねえ。 守上藤丸:「わーい・・・」 紅葉ルウシィ:「さあ、腕のみせどころよ!!(笑顔)」 守上藤丸:「了解!!」 紅葉ルウシィ:「とりあえず別戦力で後ろからぶん殴るとかー!!いけー!!(楽しそう)」 守上藤丸:突っ込みます。「ルウシィさん、つかまっててくださいね!!舌かまないように!!」 紅葉ルウシィ:「私も名パイロットだからだいじょうぶよ。(笑顔)」 芝村:なぜだか小助のことを思った。大阪のことかも知れないが。  防御した(400機を相手に白兵戦に持ち込んだシールド突撃)。あ。夜明けの船も出始めた。続々集まりだした。 守上藤丸:「今のうちに、本命お願いしますー!!」 紅葉ルウシィ:「りんごもったまま突撃するのは新しいパターンねぇ、あ夜明けの船。(笑顔)」 高原鋼一郎:「了解。ありがとう」 芝村:夜明けの船狙いで一部の部隊が動いてるようだ。 紅葉ルウシィ:「できるだけ目立って動いてこっちに群がらせて。銃撃は受けないように!!」 守上藤丸:「了解。水面に近い方がいいかな?上からの攻撃もあるか・・・」行ったりきたりします。 紅葉ルウシィ:「そうね、まあ水面近くに引き付けたほうが上の友軍は対処しやすいわね」 芝村:敵は4部隊。それが夜明けの船に既に乗り込んだ。 高原鋼一郎:では歩兵部隊をカーゴで夜明けの船に送り、同時にターキッシュバンを投下。  ターキッシュバン部隊でカーゴを護衛しつつ、夜明けの船に向かいます。 #center(){ /*/ }  再び同艦第3フライトデッキ。  待機中のナニワ藩士達についに出撃命令が下った。  ナニワターキッシュ隊の二機がツンターキッシュ隊と共同してカーゴ内の歩兵を護衛し降下を開始する。 サターン:「武運を祈るよ」 久遠寺那由他:「はっ。我が藩国に勝利の栄光と共和を」 蘭堂 風光:「よーし、15ナニワターキッシュ部隊の出番だ。各位、戦闘準備!!」 イズナ:「よしアイハブコントロール。凪ぎ撃ち弾幕飛ばして、味方機を支援。3、2、…GO!」 乃亜1型:「了解!!・・・死なせるか!!」 シュウマイ:「各部正常。いつでもいけます」 猫屋敷兄猫:「さてさて…蘭堂さん、なゆたさん、頑張りましょ~」 久遠寺那由他:「視聴覚投入開始・・・コネクト。脈動異常なし。装甲表面温度常温。火気管制フルアクションで待機」  中央の耐熱コンテナを囲むように散開したターキッシュバン達が手足を丸めた降下姿勢を取り、大気との摩擦で装甲表面を赤熱させながら青い火星の海目掛けて降下していく。  何処までも青い火星の表面を幾つもの流星が横切っていった。 #center(){ /*/ } 高原鋼一郎:23ツンターキッシュにて白兵攻撃、敵部隊を撃破します。 アシタスナオ :「うーし、準備はいいかお前らー」 船橋 :「いつでも」 VZA :「よっし」 小宇宙 :「おっけー!」 高原鋼一郎 :「問題あるまい。とっとと叩いて砕こう」 青狸 :「任せてくださーい」 アシタスナオ :「各機出力上げろー。敵はぶっつぶせー!」 船橋 :「青狸、小宇宙。サポートよろしく」 アシタスナオ :「よさげなモノがあればかっぱらえー」 小宇宙 :「まかせてくだせー」 VZA :「よし、出力全開でいってやろうじゃないか」 高原鋼一郎 :「ターキッシュバンでの攻撃は初めてだが、猫柔術で倒してみようか」 アシタスナオ :「OK、高原!」 青狸 :「とっとと助けて帰らないと。火焔待っててねかえーん!(機器をみょんみょん動かしつつ)」 VZA :「俺たちに白兵をしかけてきたことを、後悔させてやれ!」 高原鋼一郎 :「敵の攻撃受け止めて叩きこわすぞ!」 青狸 :ロールのキノウツンと言われたところを見せてあげよう 小宇宙 :「この距離なら敵はないですな」 アシタスナオ :「なあに、投げるのは学生時代からお手の物だ!」 VZA :「真央……僕に力を」(スカーフに祈りを捧げている) アシタスナオ :「ターキは遠距離メカだとおもっているだろうが、そんなことはなかったぜ!」 青狸 :「相手をひきつけて、ちょっと姿勢を崩せば、ほらこの通りー」 アシタスナオ :柔術マスターハガネ 高原鋼一郎 :「白兵操縦の真髄見せてやろうか!」 アシタスナオ :「チェーンソーなどいらぬ、この腕で十分!」 船橋 :「敵さんにとっては相手が悪かったってとこか」 高原鋼一郎 :「両腕出力良好!姿勢制御問題なし!」 高原鋼一郎 :「相手からの攻撃も問題ないぜ!」 アシタスナオ :「はっはっは、俺らが乗ればこんなもんよ、船橋!」 VZA :「よし、高原。その調子だ、がんがんいこう」 船橋 :「とっとと片付けてのんびりしたいぜ」 アシタスナオ :「なぜならば! それがキノウツンだからだ!」 小宇宙 :「帰ったらパインサラダだー」 アシタスナオ :「我らの柔術は銀河をも突き抜ける!」 船橋 :「うむ」 青狸 :「聖夜に出向かせた代償は大きいですよー」 アシタスナオ :「まったくだ、嫉妬投げだ」 VZA :「僕は、こんなことしてるよりも、真央に会いたいんだ。だから、さっさと終わらせてやる」 アシタスナオ :「右腕に高原の惚気エネルギィ、左手に俺の嫉妬エネルギィ」 アシタスナオ :「みえる、みえるぞ、敵の無残な残骸が!」 高原鋼一郎:白兵評価は25です。 芝村:攻撃:23-15で成功。防御25-15で成功。 成功した。待機部隊は帰休にしましょう。もうつかわんだろう。 ○降下済み  7:23ツンターキッシュ:感覚20:幸運21 10:15ナニワターキッシュ部隊:感覚21:幸運7  7:15希望号1号機:感覚16:幸運9  これも帰休。 守上藤丸:了解しました。えっと、私も落ちた方がいいのでしょうか。 芝村:お疲れ様でした。いいよ。みてても>守上さん。 守上藤丸:はい、ありがとうございます。 芝村:まさかピドまでのまされるとは。わははは。 紅葉ルウシィ:守上さんは性別を最後に戻してもらわないと。 守上藤丸:戻してください!!!戻してください!!!!!! 芝村:BLにならんもんなあ。 守上藤丸:このままじゃあ何されるかわかりません!!!! 高原鋼一郎:本当にありがとうございました、とお伝えください>待機・活動していただいた皆様。 守上藤丸:いやBLはどうでもいいですけど。 芝村:そうなのか。あさぎさん聞いたら憎しみの光で全てを焼きそうだな。  まあ、それはさておき。 守上藤丸:えー!? 芝村:では、残った部隊の指示をどうぞ。 高原鋼一郎:船内の様子はどういう状況なのでしょうか 芝村:戦闘続行中だよ。中央通路で打ち合いやってる。 高原鋼一郎:部隊が乗り込んだのは、艦で言うとどの位置に当たるでしょうか。 芝村:D2だ。200mも攻めれば艦を落とせる。 高原鋼一郎:D2、だと艦船の最下層でしたっけ。 芝村:D2はもう。結構上の重要区画があるところだ。  敵は4部隊。評価は16.4部隊で+3して19だね。 高原鋼一郎:これが内部の敵全員かは不明ですよね 芝村:いや多分全部だ(笑) 高原鋼一郎:うーんうーん。 紅葉ルウシィ:後ろから撃っちゃえ。 芝村:ピケ1部隊での撃滅は難しいかな。 高原鋼一郎:まあ、悩んでもどうにもならないので。  3部隊で、侵入した敵部隊を攻撃します!  この場合、WD部隊のARが4になりますが、先ほどのアキ死亡条件を満たしますか? 芝村:満たす。 高原鋼一郎:うわっち 芝村:コツ・コツ・コツ。  HIとまきが、並んで夜明けの船の中を歩いている。  ARは10だ。 高原鋼一郎:HIの攻撃範囲と能力はいくつになりますでしょうか。 芝村:HIは中距離可能で評価は19だ。  うちあうかい?  HIだけなら50%だ。 高原鋼一郎:HIと天陽ピケ部隊で、中距離攻撃を行います。 まき:「貴方がやりたかったこと、だったら戦うしかないよね!だから…倒すしかないよね!」 芝村:HIは最後の敵を倒した。歴史が修正される。 まき:「これで…」 芝村:HIが消える。 まき:抱きつきます。「ごめん」 高原鋼一郎:何故今のタイミングで…! まき:「でも…。やりたかったんだよね…。せっかくの定住の魔術だったのに…」 芝村:透き通った羽根の妖精がまきの目に見えた。 #center(){ /*/ } まき:「なに…?」 芝村:時間が3分だけ巻き戻った。HIとまきが歩く後ろから、もっと高らかに靴音がする。  否、それはハイヒールの音だ。 高原鋼一郎:「まさか時間犯罪素子さん…?」 今日子:「残念。もっと若くてもっとセクシー」 高原鋼一郎:ええええ。ここでこの人が! 今日子:「はーい。呼ばれて飛び出てじゃんじゃかじゃーん。5人しかいない宰相騎士団、その筆頭の愛人たあ。 私のことだ。嘘だけど。……あれ、面白くない?」 まき:「えっと…なんでしょう?」 紅葉ルウシィ:(今度真似しよう) 芝村:まきはぶん殴られて情報分解した。瞬速でHIもばらばらになった。 まき:「なんで…さ!なんで……」 今日子:「プレイミスしたからに決まってるだろ。出番なんか欲しがるから。 ゲームってやつは、美しくなくていいのよ。勝てばいい。 ということで、評価58、虐殺いってきまーす」 芝村:今日子はにこーと笑うと高級車の名前をいってこれで高級車もらえるんだから騎士最高といって はいけないことを言った。 #center(){ /*/ }  同日2348時。帰休指令発効。ナニワアームズの戦闘は終わった。  結局、火星表面に降下したものの戦闘自体は前衛を務めるツンターキッシュ隊だけで片がつき、ナニワターキッシュ隊の現地戦術行動は夜明けの船へと陸戦部隊を護衛し送り届けるに留まった。  前回に続き一発の銃弾も撃たず、誰一人傷付かず傷付けない戦術的勝利であった。  参加藩士には参戦の証として『まきの誕生日勲章』と少なくない褒賞が与えられた。  この戦果を情けないと取るか、最小の手間での勝利と取るかは個人に依るだろうが、藩士達は概ね満足そうであった。  ただ一つ、今作戦最大の悲喜劇を演じた守上摂政閣下の性別の行方を除いては。  何処までもラブコメブラッドに翻弄される彼に哀惜の意を表したい。

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