AGシリーズ
AGシリーズとは、ヱンツ重工が開発した一連の対地攻撃能力を有するグライダー機である。
概要
通常のグライダーの底部に爆弾槽やガトリング砲を取り付けたAG-8が一般に知られている。
ナンヤンカンマンハンマンペンネン王国のソーイングソーイにあるキミガディオ博物館には実験機のYAG-1, YAG-2の二機が保管・展示されている。また、試験的に製作された航空機を特集するマニア雑誌「Files of X」9月号にも掲載された。
開発経緯
ヱンツ重工のEkkehard Sielmann(エッケハルト・ジールマン)義和は、グライダーが他の航空機に曳航されることで保たれる一定の角度(de:Winkel Uenz)を発見した。これに伴い、「この一定の角度をもとに地面に対する火力投射が最も効果的になる兵装配置を施したグライダー機」というコンセプトで本シリーズが製作される。
問題点
AGシリーズの問題として、対地攻撃に伴う爆音・爆風から搭乗員を守る手段が乏しかった点がある。DENT(非核性破壊的田村爆弾、Destructive Explosive Non-atomic Tamura)を投下した際はその騒音により搭乗員が急性音響外傷を引き起こす可能性が指摘された。この対処策として
サジタリウス集会は、
石井幸太郎の祈りを耳に保持しておくことによりこれの回避を可能にできると提案している。
実戦経験
実際に、自力飛行能力を持たない(=航空機燃料を必要としない)グライダーをわざわざ曳航することで航空機の速度を遅めてまで対地攻撃に持ち出す事には疑問の声も多かった。そのため出現当初の評価は散々なものであったが、これは
ババアシリーズの出現によって大きく覆ることとなる。長時間かつ広範囲に対する攻撃手段が必要な対
ババアシリーズとの戦闘では、燃料を必要としないグライダーによっての攻撃が期待以上の戦果を挙げることもあったのである。
我が子を食らうサトゥポホンヒヒ撃滅作戦では、壊滅した無意味共和国の飛行場であるナンセンス中村意味不明空港跡地を着陸地点とした一方通行の爆撃作戦が実施され、見事これを殲滅している。
最終更新:2018年03月15日 20:45