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**ルルーシュ・ランペルージ
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出典:コードギアス 反目のスバル
死亡時期:1日目・午後
殺害者:ルーテシア・アルピーノ
最期の言葉:「最期にあいつの顔、見たかったな……」
【ロワ内での活躍】
この殺し合いから仲間達と共に生還するために、行動を開始する。
C.C.、シャーリー、カレン、そしてスバル……彼女らを守るために彼が選択した道は、他の参加者を殺して回る道だった。
いつどこで彼女に危機が及ぶか分からない。ならば、不穏分子は事を起こされる前に潰さねばならない。
ディエチという味方を得たルルーシュは、一路病院へと向かう。
医薬品に釣られ入ってきた参加者達を、病院ごと爆破し一掃しようというのだ。
そして病院に到着し、準備を整えるルルーシュとディエチ。
しかしそこに飛び込んできたのは、全参加者中最強クラスの能力を持つナイブズ。
弄した策も通用せず、ギアスすらも無効化され、ルルーシュは右腕を切り落とされてしまう。
もはやここまでか。
絶体絶命の窮地に立たされた瞬間、しかし彼を救うべく、ディエチが戦場に割って入る。
彼女はルルーシュを生かすために、自らが囮になることを提案した。
当然ルルーシュからすれば、そんな申し出を呑むわけにはいかない。
彼女の願いは自分と同じだ。たとえ人殺しの業を背負ってでも、大切な家族を守ろうとしていた。
そんな奴の邪魔をすることなど、彼にできるはずもない。
しかしそれでもディエチは折れず、自分の代わりに姉達を守ってほしいと、自分の願いをルルーシュに託す。
そうまで言い切られては返す言葉もない。断腸の思いで彼は戦線を離脱。
しかし、その後失血感に耐えられず、ルルーシュは道端で意識を失ってしまう。
再び目を覚ました時、彼はデュエルアカデミアの医務室にいた。
そしてその傍らには、捜し求めていたスバルの姿。
呻くような声でその名を呼ぶも、しかし彼女の様子がおかしいことに気づく。
ようやく再会できたというのに、まるで自分のことが分からないかのように、反応に詰まってしまったのだ。
そしてスバルと入れ替わるようにして、彼に対応したこなたの口から、ルルーシュは衝撃の事実を聞かされる。
なんと彼女はルルーシュの知るスバルではなく、パラレルワールドのスバルなのだというのだ。
自分と全く違う世界で過ごし、自分のことなど全く知らず、しかし同じ顔をしたスバル。
ある程度予想はできていたものの、やはり驚愕に値する事実。
その後ルルーシュは彼女から状況説明を受け、そして自らの胸の内を吐露する。
ゼロとして戦い、結果巻き込んでしまった大勢の犠牲。
救出が間に合わず死なせてしまったカレンと、やはり自分の身代わりになって死んだディエチ。
彼女らに報いるためにブリタニアの打倒を成し遂げようにも、右腕を失ったハンデつきの身体では、
黒の騎士団を統率するカリスマは発揮できない。
為すべき術を見失ったルルーシュは、もはやそうして誰かに聞いてもらわなければ、自責で潰れてしまいそうだった。
絶望に暮れる少年に対し、こなたは言葉を返す。
まずは生き残ることを考えるべきだ。
答えを焦って死ぬよりも、生き残った後でゆっくり考え決めた方が、犠牲になった人々も報われるだろう、と。
結論を急ぐルルーシュにとっては、まさに青天の霹靂だった。
そんな道も許されるのだと、初めて他人から言われたのだ。
ならばこの場は彼女に従い、仲間達と生きて帰る道を模索することを考えよう。
新たな訪問者・レイを引き連れ戻ってきたスバルを、ルルーシュは思いっきり抱き締める。
どんなに中身が食い違っていたとしても、スバルが生きていただけで嬉しかった。
この先を戦い続けるためにも、今は彼女の温もりに触れたかった。
こうして守るべき相手と合流したことで、ルルーシュは第一目標を敵の排除から、スバルの守護へとシフトする。
アカデミア探索中にハイパーゼクターによって届けられた、ディエチからの最期の遺言もまた、彼の背中を後押しした。
そして今後の方針を、首輪解除のできる施設への移動に定め、しばし一人となったルルーシュの元へ、新たな訪問者がやって来る。
ヴィヴィオを背負って現れたのは、やはり彼の捜していたシャーリーだった。
彼女の無事を喜ぶルルーシュ。だが、これまた彼女の反応がおかしい。
それもそのはず、彼の目の前に現れたのは、彼に記憶を奪われる前のシャーリーだったのだ。
父の仇がルルーシュだったと知り、困惑するシャーリー。
ルルーシュはゼロとして彼女を嘲笑い、わざと彼女を突き放す。
この殺し合いが終わった時、彼女が自分を許したのなら、どんな手を使ってでもブリタニアを倒そう。
彼女が自分を拒絶したのなら、彼女の銃弾を受け死んで償おう。
ルルーシュは己の罪の行く末を、シャーリーに委ねたのだった。
その後スバルと合流した彼は、アカデミアの外でチンクを発見。
満身創痍の彼女を医務室へと運ぶと、自身は再び一人になって廊下に出る。
そうして二度目の放送の内容を吟味していたルルーシュだったが、そこへ予期せぬ不意打ちが襲いかかる。
それは他の参加者による攻撃ではなく、自らの身体そのものの不調。
スバルを守るために無理をした結果、食らったのは手痛いしっぺ返し。
斬られた右腕の傷口の化膿が、彼の意識を奪ったのだ。
気絶状態から目覚めた直後、彼の瞳に映ったのは、銃を構えるレイの姿。
彼女の捜す十代が死んでしまったことから、こうなる可能性は予測していた。
故にスバルらを守るべく、ルルーシュの取った行動はただ一つ。
ルルーシュは虎の子のギアスを発動し、レイを支配下に置かんとする。
結果としてそれは失敗に終わったが、一命を取り留めた彼は、気を失っている間にアカデミアの外へと運び出された。
そうして三度目の覚醒を迎えたのは、アニメグッズショップ・アニメイト。
またも自分の命を救ってくれたこなたに感謝するルルーシュだったが、そこへ再びシャーリーが現れる。
道中でレイを撃ってしまったシャーリーには、もはや彼を裁く余裕などなかった。
まさにその姿は、かつてヴィレッタ・ヌゥを撃ち、マオに利用された時のシャーリーそのもの。
今の彼女に必要なのは、心を落ち着かせるための言葉だ。
ルルーシュは泣き崩れるシャーリーを抱き止め、かつて記憶を失った彼女からもらった言葉を口にした。
どんなに悲しい夜であっても、きっと朝はやって来る、と。
その瞬間、襲いかかったのは轟音と振動。
何者かによる攻撃が迫っているのだ。恐らくシャーリーも自分も助からないだろう。
己の死に場所を悟ったルルーシュは、シャーリーに最後のギアスをかける。
かつてと同じ記憶を奪うものではなく、幸福な記憶を与えるギアスを。
恐らくは自分と結ばれた夢を見ているのであろうシャーリーの笑顔を見ながら、しかしルルーシュは、なおも内心で謝罪する。
現実に存在する彼は、どうしても彼女の想いには応えられないのだ。
死の瞬間を目前に迎え、遂にルルーシュは、自らの中のスバルへの想いを自覚する。
最期に彼が名残惜しげに望んだのは、ブリタニアの打倒でも、妹ナナリーの元への帰還でもなく、愛する女の笑顔だった。
出典元SSを読んでいない方にとっては、ここの記述は目を疑うものばかりなのだろうが、SS準拠ならばこれが正解。
彼の出典元である「コードギアス 反目のスバル」は、スバルとルルーシュのラブストーリーなのである。
**追悼コメント
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**ルルーシュ・ランペルージ
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出典:コードギアス 反目のスバル
死亡時期:1日目・午後
殺害者:ルーテシア・アルピーノ
最期の言葉:「最期にあいつの顔、見たかったな……」
【ロワ内での活躍】
この殺し合いから仲間達と共に生還するために、行動を開始する。
C.C.、シャーリー、カレン、そしてスバル……彼女らを守るために彼が選択した道は、他の参加者を殺して回る道だった。
いつどこで彼女に危機が及ぶか分からない。ならば、不穏分子は事を起こされる前に潰さねばならない。
ディエチという味方を得たルルーシュは、一路病院へと向かう。
医薬品に釣られ入ってきた参加者達を、病院ごと爆破し一掃しようというのだ。
そして病院に到着し、準備を整えるルルーシュとディエチ。
しかしそこに飛び込んできたのは、全参加者中最強クラスの能力を持つナイブズ。
弄した策も通用せず、ギアスすらも無効化され、ルルーシュは右腕を切り落とされてしまう。
もはやここまでか。
絶体絶命の窮地に立たされた瞬間、しかし彼を救うべく、ディエチが戦場に割って入る。
彼女はルルーシュを生かすために、自らが囮になることを提案した。
当然ルルーシュからすれば、そんな申し出を呑むわけにはいかない。
彼女の願いは自分と同じだ。たとえ人殺しの業を背負ってでも、大切な家族を守ろうとしていた。
そんな奴の邪魔をすることなど、彼にできるはずもない。
しかしそれでもディエチは折れず、自分の代わりに姉達を守ってほしいと、自分の願いをルルーシュに託す。
そうまで言い切られては返す言葉もない。断腸の思いで彼は戦線を離脱。
しかし、その後失血感に耐えられず、ルルーシュは道端で意識を失ってしまう。
再び目を覚ました時、彼はデュエルアカデミアの医務室にいた。
そしてその傍らには、捜し求めていたスバルの姿。
呻くような声でその名を呼ぶも、しかし彼女の様子がおかしいことに気づく。
ようやく再会できたというのに、まるで自分のことが分からないかのように、反応に詰まってしまったのだ。
そしてスバルと入れ替わるようにして、彼に対応したこなたの口から、ルルーシュは衝撃の事実を聞かされる。
なんと彼女はルルーシュの知るスバルではなく、パラレルワールドのスバルなのだというのだ。
自分と全く違う世界で過ごし、自分のことなど全く知らず、しかし同じ顔をしたスバル。
ある程度予想はできていたものの、やはり驚愕に値する事実。
その後ルルーシュは彼女から状況説明を受け、そして自らの胸の内を吐露する。
ゼロとして戦い、結果巻き込んでしまった大勢の犠牲。
救出が間に合わず死なせてしまったカレンと、やはり自分の身代わりになって死んだディエチ。
彼女らに報いるためにブリタニアの打倒を成し遂げようにも、右腕を失ったハンデつきの身体では、
黒の騎士団を統率するカリスマは発揮できない。
為すべき術を見失ったルルーシュは、もはやそうして誰かに聞いてもらわなければ、自責で潰れてしまいそうだった。
絶望に暮れる少年に対し、こなたは言葉を返す。
まずは生き残ることを考えるべきだ。
答えを焦って死ぬよりも、生き残った後でゆっくり考え決めた方が、犠牲になった人々も報われるだろう、と。
結論を急ぐルルーシュにとっては、まさに青天の霹靂だった。
そんな道も許されるのだと、初めて他人から言われたのだ。
ならばこの場は彼女に従い、仲間達と生きて帰る道を模索することを考えよう。
新たな訪問者・レイを引き連れ戻ってきたスバルを、ルルーシュは思いっきり抱き締める。
どんなに中身が食い違っていたとしても、スバルが生きていただけで嬉しかった。
この先を戦い続けるためにも、今は彼女の温もりに触れたかった。
こうして守るべき相手と合流したことで、ルルーシュは第一目標を敵の排除から、スバルの守護へとシフトする。
アカデミア探索中にハイパーゼクターによって届けられた、ディエチからの最期の遺言もまた、彼の背中を後押しした。
そして今後の方針を、首輪解除のできる施設への移動に定め、しばし一人となったルルーシュの元へ、新たな訪問者がやって来る。
ヴィヴィオを背負って現れたのは、やはり彼の捜していたシャーリーだった。
彼女の無事を喜ぶルルーシュ。だが、これまた彼女の反応がおかしい。
それもそのはず、彼の目の前に現れたのは、彼に記憶を奪われる前のシャーリーだったのだ。
父の仇がルルーシュだったと知り、困惑するシャーリー。
ルルーシュはゼロとして彼女を嘲笑い、わざと彼女を突き放す。
この殺し合いが終わった時、彼女が自分を許したのなら、どんな手を使ってでもブリタニアを倒そう。
彼女が自分を拒絶したのなら、彼女の銃弾を受け死んで償おう。
ルルーシュは己の罪の行く末を、シャーリーに委ねたのだった。
その後スバルと合流した彼は、アカデミアの外でチンクを発見。
満身創痍の彼女を救うべく医務室へと足を運ぶと、必要なものを手にして再び一人になって廊下に出る。
そうして二度目の放送の内容を吟味していたルルーシュだったが、そこへ予期せぬ不意打ちが襲いかかる。
それは他の参加者による攻撃ではなく、自らの身体そのものの不調。
スバルを守るために無理をした結果、食らったのは手痛いしっぺ返し。
斬られた右腕の傷口の化膿が、彼の意識を奪ったのだ。
気絶状態から目覚めた直後、彼の瞳に映ったのは、銃を構えるレイの姿。
彼女の捜す十代が死んでしまったことから、こうなる可能性は予測していた。
故にスバルらを守るべく、ルルーシュの取った行動はただ一つ。
ルルーシュは虎の子のギアスを発動し、レイを支配下に置かんとする。
結果としてそれは失敗に終わったが、一命を取り留めた彼は、気を失っている間にアカデミアの外へと運び出された。
そうして三度目の覚醒を迎えたのは、アニメグッズショップ・アニメイト。
またも自分の命を救ってくれたこなたに感謝するルルーシュだったが、そこへ再びシャーリーが現れる。
道中でレイを撃ってしまったシャーリーには、もはや彼を裁く余裕などなかった。
まさにその姿は、かつてヴィレッタ・ヌゥを撃ち、マオに利用された時のシャーリーそのもの。
今の彼女に必要なのは、心を落ち着かせるための言葉だ。
ルルーシュは泣き崩れるシャーリーを抱き止め、かつて記憶を失った彼女からもらった言葉を口にした。
どんなに悲しい夜であっても、きっと朝はやって来る、と。
その瞬間、襲いかかったのは轟音と振動。
何者かによる攻撃が迫っているのだ。恐らくシャーリーも自分も助からないだろう。
己の死に場所を悟ったルルーシュは、シャーリーに最後のギアスをかける。
かつてと同じ記憶を奪うものではなく、幸福な記憶を与えるギアスを。
恐らくは自分と結ばれた夢を見ているのであろうシャーリーの笑顔を見ながら、しかしルルーシュは、なおも内心で謝罪する。
現実に存在する彼は、どうしても彼女の想いには応えられないのだ。
死の瞬間を目前に迎え、遂にルルーシュは、自らの中のスバルへの想いを自覚する。
最期に彼が名残惜しげに望んだのは、ブリタニアの打倒でも、妹ナナリーの元への帰還でもなく、愛する女の笑顔だった。
出典元SSを読んでいない方にとっては、ここの記述は目を疑うものばかりなのだろうが、SS準拠ならばこれが正解。
彼の出典元である「コードギアス 反目のスバル」は、スバルとルルーシュのラブストーリーなのである。
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