リリカルなのはFeather 第一話「覚醒する天使」
土星の衛星付近に一つの流星が隕石にぶつかり、其処には禍々しい悪魔がいた
「あれが地球か」
その声は何処までも暗く響いている
隕石が割れ、其処には獣の姿をした悪魔が現れた
「あそこにゴッドライディーンが隠せれてるのだね、ルーシュ様」
「この銀河の12星座が結界となり、あの地球にゴッドライディーンが封印されている、そしてその結界を解くには12個のゾディアックオーブを手に入れければならない」
「このバーサーカーにおまかせを、ひゃゃゃゃ」
その下品な笑い声が響く
「何としても全能なゴッドライディーンを我が物とし、この全宇宙の全てを我が物にする」
一枚の羽が宙を舞い、ある病室の窓に留まった、その病室には昏睡してる宮坂瑠璃と必死に話しかけている鷲崎飛翔が居る
「流星群が土星に激突した時の様子を観測者の手によって写真に納められている、信じられない事であるが
撮影された写真の中には人影らしき物体が写っており宇宙人では無いかと波紋を呼んでいる、どう思う?瑠璃こゆう話好きだろ、早く目覚ましたほうがいいぜ」
ゴッシプ雑誌の取るに足らない記事を読み上げ、必死に瑠璃に話しかけている所にドア開き疲れきった瑠璃の母親が入って来た
その声は生気を余り感じない声で
「飛翔君、何時も御見舞いごめんね」
「いえ、俺こんな事しか出来ないから」
「お医者様からも切っ掛けがあれば目が覚ますと言われてるけど・・・」
その言葉に飛翔は強く答えた
「大丈夫です、瑠璃は必ず目を覚します!」
「ありがとう、飛翔君」
ほんの少しだけ笑顔になってくれた
「あっ、すいません俺、用事があるので」
飛翔は申し訳そうに病室を後にする
そのころクラウディアではある問題が発生していた
「離してください!どしてもその宝石が要るんです!」
エリオ・モンディアルは何人かの隊員に取り押さえられている、そこにヴィータが詰め寄ってきた
「てめぇ、いい加減にしろよ!この宝石がどれだけ大事な物か分かってんのか!?」
ヴィータの怒声が辺りに木霊している所にフェイトが仲裁し様としている
「エリオもヴィータも落ち着いて、これ以上争ってもしょうがないから」
フェイトの横にはピンクの髪の毛の女の子、キャロ・ル・ルシエも泣きながらも必死に止めようとしている
「ケンカは良くないです」
その光景にみんな気まずくなる、エリオとヴィータは俯き
フェイトがキャロを名で宥めている
「キャロ、大丈夫だから、もうエリオもヴィータも喧嘩してないから、ねっ」
フェイトの視線がエリオ、ヴィータに向く
「…はい」
「おう」
それぞれ生返事であるが答えた、
「だからもう泣かないで」
そうキャロに話しかける
「はい」
まだ泣き声だが笑顔で答えた、其処になのは達も駆けつけ
なのははある提案をする
「そうだ、みんなでコンサートに行って見よ、すごく楽しめるはずだよ」
スバルは嬉しそうな顔で
「なのはさんとコンサートか楽しそうだね、ティアナ」
とティアナに伝え、当のティアナは
「そのコンサートは誰がするんですか?」
なのはは嬉しそうに
「フィアッセ・クリステラ さん、とっても歌がうまい人だよ」
答えていた所にはやてが後ろから肩を掴み
「あれぇ~?なのはちゃん、もしかして行くつもりなん、おかしなぁ今日は大事な用事があるって言ってるのにな?」
はやての気迫になのはは直に折れた
「ごめんね、スバル達で行って来て、フェイトちゃん行こう」
「うん」
なのはは落胆の表情で去っていく
「・・・で、どうする行くのか?」
ヴィータがスバル達に問い掛ける
スバル達もなのはのとっても歌がうまい人に興味があるので
「行きます」
スバル達はコンサート会場に向かう
飛翔は道に落ちてる白い羽を手にとって見つめてる所に妹のつばさに注意されている
「お兄ちゃん、はやく行こうよ、せっかく苦労してフィアッセ・クリステラのチケットが取れたのに遅れたら大変だよ」
「そう焦るなまだ時間はあるから」
そう言い羽をスボンのポッケトに入れた、つばさは何か言いたそうな顔をして飛翔の方を見つめている
「ん?どうしたつばさ」
「あのね、会場まで抱っこしてほしいのダメ?」
「はぁ、分かったから行くぞ」
「うん」
飛翔達もコンサート会場に向かう
コンサート会場に着いたスバル達と飛翔達はそれぞれ別に入って行った
遂に開演時間を迎えスバル達とつばさは食い入る様にフィアッセの歌を聴いてた頃、会場の天井にバーサーカーがいた
バーサーカーはフィアッセ方を見つめ
「おーラッキーゾディアックオーブ発見」
フィアッセが付けてたティアラを宝石をゾディアックオーブとして見ている
そしてバーサーカーは実体化して会場に攻撃した、その光景に訪れてた人達は一気に混乱し逃げ惑う様にしている
その様子にスバル達は対策を練ろうとしている
「どうしょう、ヴィータさんこのままじゃ被害が拡がります」
「落ち着け、とりあえずあいつを引き寄せないと何にもはじまらねぇ」
「私に考えがあります」
そのとき瓦礫が崩れ落ちその下につばさがいた、飛翔は必死に助けに向かおうとしてた
「つばさー!」
俺はまた無力なのか何も出来ないのかつばさ一人も守れないのか
そんな時、飛翔に語りかけてくる声がある
「無力じゃない、守れる、私の力を使えば」
ズボンのポケットにあった羽が飛翔の目の前に現れ問い掛ける
「私の力を使うかそうすれば助けられる」
その言葉に飛翔は迷いなくその羽を掴み取ったその瞬間強い光が辺りを包み
次の瞬間、炎と共に紅き鋼の翼を持った戦士が現れ、落ちてくる瓦礫が現れた炎で消えた
スバル達は戦士の気高いオーラに見惚れていた
「うわぁ…」
バーサーカーは声を荒げ
「おのれライディーンイーグル何処まで邪魔すきるだ!」
バーサーカーは巨大化し口から光線をだしイーグルに向けた
イーグルはその光線を炎のバリアで弾き光速のスピートでバーサーカーに近ずき
「はあ!」
そのパンチはバーサーカーを会場の外まで飛ばし、炎が剣になり
「わが剣に切れぬものなし!一刀両断、イーグルソード!」
そう叫んだ瞬間バーサーカーは真っ二つに斬られていた
「俺は負けない鋼鉄の翼に賭けて!」
最終更新:2007年11月26日 20:51