魔法少女ニニンがなのは伝2 「女風呂…それは神が与えた最後の楽園(エデン) by音速丸」

前回のあらすじ、世界一の美男子こと音速丸様が美少女だらけの世界に降臨! 心優しき音速丸様は全ての女どもを妻にしてやるのだった…
「音速丸さん! 何を勝手なナレーション入れてんですか!?」
「ぶるうああああ! 黙れサスケエエエ!!! こういう世界は言ったもん勝ちなんだよおおおお!!!(若本)」
「なんですと!? それじゃあ俺はあの美少女たちのお兄ちゃんになるううう!!」
「ずるいっすよサスケさん! それなら俺は白衣のシャマルさんと医務室でムフフ…」
「なら俺は未亡人のリンディさんとおおお!!」
音速丸とサスケ&忍者その1と2は今日も勝手な妄想で限界ギリギリなヒートアップを巻き起こす。

本当のあらすじ、なのはの召喚魔法で呼び出された音速丸たちは何故かこの世界に居座っていた。

「リンディさんお茶ください」
「フェイトちゃんお醤油とって」
「クロノ君、ご飯のおかわり頂戴」
「お~いクロスケ~、その焼き鮭を1/3+1/6+1/2だけくれ~(若本)」
ハラオウン家の食卓で勝手放題の音速丸とサスケ軍団、彼らはどういう訳かすっかりアースラにも馴染んでハラオウン宅に居候していたのだった。
「誰がクロスケだ! それに君の要求じゃ僕のおかず全部くれって事だろうが!」
「ちっ、ばれたか~(若本)」
「音速丸さん、そんなにおなか空いてるなら私のおかず上げますよ。食べかけでよかったら」
「お~ありがとさんフェイト~。やっぱり持つべきものは美少女だな~(若本)」
「ずるいっすよ音速丸さん! 美少女の食べかけなんてレアアイテムを!」
「なら売ってやるぜサスケ、一口5000円だ~(若本)」
「なら俺は5500円出します!!」
「いい加減にしろおおお!!」
今日もクロノが突っ込みを叫ぶ、そんなクロノに母リンディは微笑んで口を開いた。
「クロノ、そんなに怒っちゃダメよ。賑やかでいいじゃない」
「でも母さん!」
「さすがマダムは話が分かる。でもあまりお美しいと美人罪で逮捕しますじょ~(若本)」
「まあお上手♪」
呆れるクロノをよそに食卓の賑わいは続いた、当分クロノは音速丸たちに頭を悩ませることになるだろう。

「さて諸君、緊急だが緊急定例会議だ!(若本)」
「緊急なのに定例会議ですか…」
「何か激しく嫌な予感が…」
音速丸に呼び出されたサスケ+忍者1と2がいつものごとく突っ込みを入れるが音速丸は気にせずに続ける。
「ま~気にすんな。それより今、アースラ女性陣はどこにいると思うかね諸君~(若本)」
「女性陣? さっき訓練するって言ってましたよ音速丸さん」
「甘え~なサスケ~、食べごろのベリーメロンのように甘え~よ。今あのメス猫どもは訓練の汗を流すべく入浴中と来たもんだ…そこで俺たちがすることなんて~決まってるよな~(若本)」
「ま、まさか覗きに行くって言うんじゃ…」
「その~まさかよサスケ~(若本)」
「いや、さすがにそれは問題あるんじゃ…」
「そ~言えば、シグナムもシャマルも入るとかなんとか~リンディママンもいるってよ~(若本)」
「隊長! 我らあなたに死ぬまで付いていく所存であります!」
「どうか指示を!」
「奴隷とお呼びください! 音速丸様!」
「ふっ話の早い奴らめ…よ~しでは女どもの肢体をた~っぷりと覗き尽くしてやるとするか~行くぞ野郎共おおお! ぶるううああああ!!!(若本)」
音速丸を神輿に担いだサスケ+忍者1号、2号はアースラ内の風呂場に向かって駆け出す、その彼らの前にクロノとユーノが立っていた。
「ぶるううあああ!! そこを退け~いチビコンビ!! 俺たちは弾ける女体の神秘をこの目とカメラに収めるという重大な使命があるんじゃああ!!!(若本)」
「っていうかただの覗きだろうが! そんな不謹慎なことを許せるか!」
「音速丸さん、僕はなのはの裸をあなただけには見せる訳にはいかない!!」
「音速丸さんヤバイっすよ~あの二人って子供だけど凄い魔法を使うそうじゃないですか…」
「しかたあるめ~。忍者1号、2号~ちょっとこのセリフを呼んでみろや~(若本)」
「はい、何々~“ここは俺にまかせて先に行け!”」
「“俺、帰ったら実家のパン屋を継ぐんだ”ってこれ死亡フラグ的なセリフじゃないすか!?」
音速丸とサスケは二人を置いて既に先に進んでいた。
「ぬはははは!! 死亡フラグを立てたお前らを生贄に~覗きに行くって寸法よ~。だが安心しろ~いお前らの分もこのキャメラ(カメラ)にたっぷりと女どもの痴態を収めてやるぜ~(若本)」
「了解です隊長! 我らの分も天使たちの姿をそのキャメラに収めてきて下さい!!」
「おう! おう! お~うチェリーボーイズ! 俺たちをただのアニメオタクだと思ったら火傷するぜ! 音速丸さん! 俺たちの分もエロ写真とエロ画像お願いします!!」
「邪魔するな変態忍者!! 母さんとフェイトを覗くなんて許さ~ん!」
「退け~! なのはの裸体を他の男に見せられるか~!!」
「あっ! 本音を言いやがったなこのエロガキ!!」
クロノとユーノを相手に忍者二人は(かなり絶望的な)戦いを挑むのだった。

「よ~し、ここが天国~つまり風呂場か~(若本)」
「音速丸さん…俺、漂う石鹸の匂いだけでどうにかなりそうっすよ」
「ふふっ…青いな~サスケ~。よしそれじゃあキャメラをスタンバイレディ!! 風呂場の通気口にドライブ・イグニッションとしゃれこもうぜ~(若本)」
「ラジャー!」
「そこまでだ! 変態ども!!」
その時、覗き準備を整える音速丸とサスケに青き狼ザフィーラが立ち塞がった。
「むむむ~犬ッコロが~邪魔をするんじゃねえ!! 俺たちはこれから聖域(サンクチュアリ)へと羽ばたかねばならんのじゃああ!!(若本)」
「どうします音速丸さん!? ザフィーラさんを足止めする生贄はもういないっすよ」
「よしサスケ、ちょっとこれを読んでみろい(若本)」
「え~っとなになに“おいこのバター犬野郎、俺のモノでも舐めやがれ”って何てモン読ませるんですか音速丸さん!!」
「ほう…サスケ貴様どうやら本気で死にたいらしいな?」
「うわ~!! ザフィーラさんが獲物を狩る獣の目で俺を見てる~~!! どうするんですか音速丸さん!? あれ音速丸さん?」
音速丸は既にカメラを持って一人で風呂場の通気口へと侵入していた、そしてサスケはザフィーラを激昂させて注意を引く生贄として捨て置かれたのだった。
「サスケ~おめえの尊い犠牲はムダにはしねえぜ~。さてさて~女どもはど~んな痴態を晒しているのやら~もう俺っち辛抱たまらんぜよ!!(若本)」
通気口の出口に来た音速丸はカメラを構えて風呂場を覗いた!!

後日、音速丸の遺体(本当に死んだ訳ではないが…)が風呂場の隅で発見された、彼の脳裏とカメラに残っていたのは輝かしい女体などではなくアースラ所属の屈強な武装局員の入浴シーンだった。
時間を間違えた…ただそれだけの話である、音速丸のガラス細工のように脆い精神は武装局員たちの筋肉質な身体と無駄毛の映像に破壊されたりした。

続かない…たぶん

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最終更新:2007年12月16日 22:13