仮面ライダーリリカル電王sts第一話「次元を超えて」
その頃、デンライナーでは、
「気配が全く掴めねぇ。」
モモタロス達が悪戦苦闘していた。普通ならケータロスに掛けるが肝心のケータロスが車内にあった為、このようなことになっている。このまま、打つ手はないのかと諦めかけたその時!
「やっとかよ、良太郎の気配見つけたぜ!あの野郎どこほっつき歩いてやがったんだ。話してくるぜ。」
モモタロスは、勢いよく良太郎の気配がした場所へ向かった。
良太郎は、戸惑っていた。いきなり次元世界だの時空管理局だの言われたからである。
困り果てた様子の良太郎へ、なのはは、近寄り、話しかけてきた。「私の名前は、高町なのは。あなたの名前は?」良太郎は答える。「野上良太郎と言います。しかし、ここどこですか?ミッドチルダなんて場所知らないし…。」
その後、なのははミッドチルダや時空管理局について説明し、話が佳境に差し掛かった時、突然、スバルが倒れたのだ。ティアナとなのはが、スバルを医務室に運び、良太郎は、いろいろ考えていた。(皆、どうしてるのかな?)良太郎が、物思いに拭けっていると、
突然、基地内に、アラートが鳴り響いたのだ。
「何があったん!」
部隊長であるはやてがオペレーターに聞くと「B地区に正体不明の魔力反応とガジェットが出現、航空魔導士隊が向かっています。」と言い、はやては、
「スターズとライトニングを向かわせて!スターズ1とライトニング1は正体不明の魔力反応の方を、残りはガジェットを頼むで。」はやては、そう指示すると小さく呟いた。
「ホンマ、何が起きとるんや。」
一方、良太郎はそのB地区に迷い込んでいた。
「ここは、どこだろう。」
そこに、ガジェットが襲いかかる。
「うわっ。どうしよう。」ガジェットに囲まれている良太郎。
その数なんと100機であり、ダメだと思った次の瞬間、桜色の閃光が全て破壊していた。「りょ、良太郎君、何でここに。」
「いや、迷っちゃって。」
その時だった、二人の目の前にモレクイマジンが現れたのである。
「何で、電王が此処にいるんだ!」
良太郎は驚愕した。(何故、イマジンが)そう考えた時、隙を突いて攻撃してきたのだ。
なのはは、防ごうとするも距離が遠すぎて届かない。避けるにしても瓦礫が多すぎた。モウダメだ。そう思った時、医務室で寝ていたハズのスバルが何故か鉄パイプで攻撃を防ぎ、「す、スバルちゃん。身体大丈夫。」
良太郎は問うがスバルは、こう答えたのだ。「何、言ってやがる。お前こそ、大丈夫かよ!あんなヘナチョコな攻撃ぐらい避けるぐらいしやがれ!!」
良太郎は驚いた、さっき、会った時と口調が全然違っていたのだ。「ち、ああもう面倒くせぇなぁ。おい、スバル!説明しやがれ。」「もう、分かったよ。」そう言った後、おもむろにスバルは説明した。
「あの、言っても解らないと思いますけど、今、私の中にイマジンというのが憑いているんです。」
良太郎は、とてつもなく驚いた。
「その、イマジンの名前はえ~っと確か、「えっと、もしかして、モモタロス?」スバルが説明しようとすると良太郎は呟いた。
「そうそう、モモタロスです。」
「えぇ~。」
良太郎は、ミッドチルダに来て、二度目の驚愕をした。
「相手されないしかつ出番がないのは寂しいな。」
「えぇ、ユーノ君やクロノ君の気持ちがわかりました。」
かたや、一方では、なのはとモレクイマジンがいつの間にか仲良くなっていたのであった。
次回予告 仮面ライダーリリカル電王sts第二話
モモ「いよいよ、俺の出番だぜ!大暴れしてやる。」
ハナ「ちょっと、モモタロス!その前に何でスバルに憑いてしまったのかの説明があるでしょ!」
モモ「お、おう!分かってるよ!次回「次元を超えて俺、参上!」ハナ「次回も、見てください」
最終更新:2008年01月17日 21:14