「やれやれ、少し派手にやり過ぎたかな?」
「あっさりやりすぎたね。もう少し加減すればよかったよ。」
「まったくだな………そうだ、あれやらないか?」
「車で轢き殺すやつ?まだ探せばいくらかいるだろうし…そうしよっか。」
「決まりだな。人間どもの恐怖に満ちた顔を見ながら轢き殺すのも最高だしな。」
「そこまでだ!!」

俺は町に降り立ち構えを取る
「孫悟飯か…。久しぶりだな。だいたい一年振りくらいか?」
「生きてたんだ。まったく、しぶとい奴だね。」
「貴様等も今日でお終いだ!!」
「そのセリフ、もう聞き飽きたよ。」
「少しは強くなったんだろうな?ガッカリさせないでくれよ。」
そう言って17号は俺の前から消えた
俺は後ろを振り向き掌を翳す
そこに17号の拳が当たる
「何!?」
そして俺は17号の顎に膝蹴りを入れる
「が!!」
そしてそのまま左頬に回し蹴りを当てる
「たりゃあ!!」
「うわあ!!」
そのまま廃ビルに突っ込んでいった
すぐに廃ビルから出てきて俺に向かって突っ込んで来た
そのまま俺に手刀を放って来たので顔を後ろに傾けて回避し
「うぐ!!」
17号を上空に蹴り上げる
俺も後を追うように上空に向かう
そして17号が体勢を立て直す前に溝に一撃を入れる
その後蹴りを連続で叩き込んだ後、殴り飛ばす
追い討ち掛けようと17号に向かってる途中で目前に18号が現れ
「うわあ!!」
俺を殴り飛ばした
ある程度吹き飛ばされた後ブレーキを掛けて体勢を立て直す
「何やってんだい、17号。」
「くそ、油断した。思ってた以上に力を上げている。」
「へー。」
「まぁいい。すぐ片付けるぞ、18号。」
「オッケー。」
そう言った後、17号と18号は目の前から消えた
そして目前に18号が現れ蹴りを放ってきたので右手で受け止める
「な!?」
そして左手を18号の顔面に持っていきエネルギー弾を放つ
「うああ!!」
18号が墜落した後17号が拳を放って来たのでそれを回避し俺も拳を放つが回避される
そしてすぐさま激しい攻防を繰り返す
何十回か打ち合った時17号がいきなり距離を取った
「うわあ!!」
背中にエネルギー弾が当たったみたいだ
18号の奴、もう回復したのか
この隙を見逃すほど甘くは無く、17号は俺に膝蹴りを叩き込んできた
「が!!」
そしてすぐさま俺を斜めに蹴り上げた
「うわあ!!」
進行方向には18号が居て、俺が体勢を立て直す前に真正面に蹴り飛ばしてきた
吹き飛んでるいる時に頭上に17号が現れハンマー打ちで俺を叩き落した
俺は地面に叩きつけられる前に体勢を立て直し
一気に17号のいる所まで上昇する
「何!?」
驚いている隙を突き顎に一撃を入れ、踵落としで地面に叩き落とす
「このガキ!!」
18号が突っ込みながら拳を放って来たのでそれを受け止める
そして顎を蹴り上げ、突っ込みながら胴体に連続で拳を放つ
「だだだだだだだだだだだだだ!!!!」
そのままある程度突き進んだ辺りで
「だあありゃああああ!!!!」
「うああああ!!」
思いっきり殴り飛ばす
すると背後から17号が攻撃を仕掛けてきた
「ちっ!!」
俺は17号の攻撃を距離を取りながら回避し、近くにあったハイウェイに着地する
「はああああああ!!」
17号が顎に向かって蹴りを放ってきたので一歩後ろに下がり回避する
俺は17号の胴体に向かって蹴りを放つが体を反らして回避されてしまう
17号はその勢いを利用して回し蹴りを放ってきたので体を落として回避する
そして俺は大きく後ろに跳びながら両手を合わせて17号に連続でエネルギー弾を放つ
………よし、当たってる
最後に威力の大きいのを放とうと思い着地し、右手に気を溜めていた時
「何!?」
下から手が生えて俺の足を掴んでいた
18号かと思った時にはもう遅く、ハイウェイから引きずり落とされた
「ぐ!!」
落とされた時に一瞬18号の位置を見失った俺は頬を殴られ吹き飛ばされてしまう
吹き飛ばされてる時に何かにぶつかったと思ったら17号に羽交い絞めにされていた
「よくもやってくれたね。お返しだよ!!」
そう言って18号は俺の胴体に連続で拳を叩き込んできた
「がは!!」
くそ…
だが、いつまでも殴られてる気はなく途中で18号の拳を足で防御する
「はあああああああああ!!」
そして体中に力を籠め拘束を解こうとする
「何!?ぐぐ…ぐ…ぐ!!」
そうはさせないと言わんばかりに17号も抵抗しきた
こんなことを何時までも続けていたら18号の追撃がくるだろう
「はあ!!」
そう思った俺は体中から体外に向けて気を一気に放出し拘束を逃れた
その衝撃で17号と18号は吹き飛ばされた
「やってくれたね!!」
「はあ!!」
だがすぐに体勢を立て直し17号と18号はエネルギー波を放ってきた
俺はその攻撃を上空に逃れることで回避した
そのまま上昇していると下から17号と18号が追ってきた
俺に近いのは………17号の方か
そう思った時、俺は上昇しながら17号に向けてエネルギー弾を連続で放つ
何発目かで俺の放ったエネルギー弾が当たり17号は墜落していった
それを確認した俺は18号に一気に近き連続で胴体目掛けて攻撃を加える
18号は防御しながら反撃の隙を窺っているようだが俺はそんな隙を与える気は無い
何十発かの攻撃を加えた後、俺は体勢を低くし強烈なアッパーカットを放つ
そうくるとは思ってなかったのか、あっさりと18号の顎に当たった
そして18号は浮かび上がり俺の目の前に奴の足が見えた時、俺はのその足を掴み
「うおうりゃあああああ!!!!」
近くにあった廃ビルに叩きつける
そのまま貫通していって18号は一階まで落ちていった
18号が貫通した穴にエネルギー波を放とうとしたが
「させるか!!」
「うわ!!」
横から17号の攻撃を受けてエネルギー波を撃てず吹き飛ばされてしまった
体勢を立て直す前に17号が追撃してきて斜め上空に蹴り飛ばされる
数回回転したあとブレーキを掛けて体勢を立て直す
その瞬間下から17号が攻撃を仕掛けてきたので後ろに下がり回避する
その後激しい攻防を繰り返す
それをある程度繰り返していると後ろから18号が攻撃を仕掛けてきた
俺は一旦攻撃するのをやめ、17号と18号の攻撃を防御と回避で凌ぐことにした
17号の攻撃を回避した時に隙ができたので17号に拳を放ったが回避された
しまった、フェイク
そう思った時には17号の膝蹴りを貰い、18号のハンマー打ちで叩き落された
「うわああ!!」
俺はハイウェイと廃ビルを何個か貫通して地面に叩きつけられた
「く…くそ……。」
煙が晴れてきてので上空を見たら17号と18号が追い討ちを掛けようとしていた
「く!!」
俺は後ろに跳ぶことでそれを回避する
そのまま大きくバック転を数回して距離を取る
着地した時、17号と18号がエネルギー波を放ってきた
「魔閃光!!」
俺は魔閃光で迎え撃つ
俺の魔閃光と奴等のエネルギー波がぶつかり合う
今は均衡状態を保っているが何時までもこの状態にしておく気はない
「はあああああああ!!!!」
更に力を籠める
すると俺の魔閃光が押し勝ち奴等を吹き飛ばす
その瞬間俺は奴等に向かって突っ込む
17号を殴り飛ばし廃ビルへ突っ込ませる
18号も同じように蹴り飛ばす
俺は着地して少し様子を見ていたら二人ともすぐに廃ビルから出て来た
だが攻撃を仕掛けてくることも無く、俺を睨みつけてきた
俺も奴等に睨み返す
少し睨み合っていると雨が降ってきた
すると向こうが口を開いてきた
「よくもここまでやってくれたな!!」
「このガキ!!もう許さないよ!!今日ここで殺す!!」
「許さないだと…?それはこっちのセリフだ!!!!」
俺の怒りに呼応するかのように雨は勢いを増し、雷も落ちてきた
「次から次へと罪の無い者達を殺していきやがって!!!!
貴様等のせいでいったいどれだけの命が失われたと思ってる!!!!
どれだけの人が涙を流し、笑顔を失ったと思ってる!!!!
どれだけの人が心に一生消えない傷を負ったと思ってる!!!!」
ふと、お父さんが心臓病で死んで気落ちしていた俺を支えてくれたみんなのことを
思い出した

『悟飯、勉強もいいが体も動かせ。久々に俺が稽古をつけてやる。』
いつも俺のことを心配してくれたピッコロさん
『カカロットのガキなら、誇り高き戦闘民族サイヤ人の血を引いてる者ならいつまでも
ウジウジしてるな!!』
そう言って俺に喝を入れてくれたベジータさん
『聞いてくれよ悟飯。武天老師様ったら買い物に行くたんびに女性にセクハラ行為を
はたらいてぶっ飛ばされてるんだぜ。そうなるってわかってるのに何でやるかなぁ?』
いつもおもしろい話を聞かせてくれたクリリンさん
『悟飯、お前もそろそろお年頃だ。オシャレとかしてみたらどうだと思ってな。
俺がお前に似合いそうな服を持ってきたぞ。』
俺に似合いそうな服を何度も持ってきてくれたヤムチャさん
『修行の旅の途中で珍しい物を見つけてな。俺には必要無い物だからお前にやろう。』
珍しい物を見つけては俺にくれた天津飯さん
『見ろ!!ボクの超能力はこんなこともできるぞ。』
超能力で芸を見せてくれた餃子さん
『まーったく、何でこんなとこまで苦労してこにゃならんのよ。』
暇さえあればいつも俺の様子を見に来てくれたヤジロべーさん

みんな、俺にとって掛け替えのない人達で大切な仲間だ
みんなに支えられてきたから俺は立ち直ることができた
それを奴等は…
それに俺だけじゃない
大切な人を奴等に殺されて悲しんでいるのは…
だから…もうこんな悲しみを増やさないためにも
「それと一つ訂正だ。今日ここで殺されるのは俺じゃない。貴様等人造人間だ!!!!」
今日で…全てを終わらせる

大きな雷が鳴った
すると奴等は一直線ならんだ
これは…17号の影に隠れて18号の姿が見えない
そう思った時には奴等は俺に向かって駆け出しており、俺にある程度近づいたら
左右に跳んで攻撃を仕掛けようとしてきた
俺から近い位置にいた17号を蹴り飛ばし18号に攻撃しようとしたが
逆に18号の攻撃を貰い地面を滑るように吹き飛ばされてしまう
体を起こし体勢を立て直すと目の前に18号がいて攻撃を仕掛けてきた
それを後ろに下がりながら防御と回避で耐え抜く
すると17号も攻撃を仕掛けてきた
「く!!」
奴等のコンビネーションは厄介だ
途中で攻撃のタイミングを変えたり片方が攻撃しなくなったり
それでも俺は何とか耐え抜いていった
18号が一旦下がり17号の攻撃を凌いでいたら突然17号が攻撃を止めた
その瞬間18号に足払いを掛けられた
「ぐ!!」
体勢を崩したまま攻撃を受ければ確実に押し切られると思い
踏鞴を踏みながら体を反転させ斜め上空に退避した
17号と18号も当然のように追ってくる
もう少し距離を取りたいところだが…
そう思っていたら17号と18号がエネルギー波を放ってきた
それは俺に当たることは無く、俺の進行方向に向かい、そこでぶつかり合って爆発した
「な、く!!」
爆発の時に起った閃光と煙で俺の視界が塞がれる
「うわあ!!」
その瞬間に横から17号と18号の体当たりを喰らって吹き飛ばされる
回転しながら吹っ飛ばされたが途中で体勢を立て直し倒れていた廃ビルに足を着けて
反撃に移るべく17号と18号に向かい突っ込んでいく
「はああああああああああ!!!!」
17号を思いっきり殴る
「ぐ!!」
ある程度吹き飛ばせたが腕を交差して防御されていた
次の攻撃に移る前に18号が拳を放って来たので掌で受け止める
そのまま拳を掴み此方に引き寄せるよせ胴体に膝蹴りを当てる
「18号!!」
17号が近づいてきたので18号をそちらに蹴り飛ばす
18号を受け止めた瞬間にエネルギー波を放つ
当たるかと思ったが直前で回避された
「よくもやったね!!」
斜め上空から18号はエネルギー波を放ってきた
それを回避した時ふと射線上に目がいった
その先に人影が見えた
逃げ遅れた人か
すぐに全速力でそちらに向かう
間に合うか…
いや、間に合わせるんだ
……………………………!!
「ぐ!!」
ギリギリのタイミングで間に合ったが18号のエネルギー波は俺の左腕に直撃した
「ぐ…ぐぐ…ぐ……!!」
右手で左腕を押さえる
指先は動くけど…腕が上がらない…
血も流れてるけど…骨も折れたのか……
「お…おい……。」
声を掛けられたほうを見るとお爺さんがいた
「大丈夫ですかお爺さん?怪我とかありませんか?」
見た感じは怪我とか見当たらないけど
「ああ、お前さんのお陰で無事だよ…。」
「よかった…。ここは危険ですからすぐに避難してください。」
「し…しかし……。」
「いいから早く!!」
「わ、わかった。」
そう言ってお爺さんはすぐそこから避難してくれた
「馬鹿な奴。人間庇って怪我負うなんてさ!!」
「よくもここまでコケにしてくれたな!!」
17号と18号はエネルギー波の発射準備に入っていた
恐らくかなりの威力だ
どうする…
仙豆を食べるか…
…ダメだ
そんな時間は無い
なら…
「かぁぁぁぁ…めぇぇぇぇ…はぁぁぁぁ…めぇぇぇぇ…」
右手だけでもやるしかない
奴等は間違いなく俺を殺すのと同時にこの町ごと吹き飛ばすつもりだ
そんなことをさせる訳にはいかない
「死ねえええええええ!!!!孫悟飯!!!!」
「波ああああああああああ!!!!!!」
俺のかめはめ波と奴等のエネルギー波はぶつかり合った
「ぐ…ぐぐぐ…ぐ…ぐ…!!」
「ははは、残念だった孫悟飯!!」
「アタシ達のエネルギーは永久に減ることは無いって知ってるだろ?お前と違ってね。」
奴等には永久エネルギー炉があるためエネルギーが減ることはない
だけど…諦める訳にはいかない
「ぐ!!」
踏ん張っていた時アスファルトが砕け足が少し沈み体勢が少し崩れた
「あははは!!もう終わりだね!!」
終わる訳にはいかない
奴等をここで倒さなきゃまた悲劇が繰り返される
今ここで俺が倒さなきゃ…俺がやらなきゃ…
「俺がやらなきゃ………」
リンディさん、クロノ、エイミィの笑顔が浮かぶ
「俺がやらなきゃ………」
アリサ、すずか、忍さん、恭也さん、美由紀さん、士郎さん、桃子さんの笑顔が浮かぶ
「俺がやらなきゃ………」
なのは、フェイト、アルフ、ユーノの笑顔が浮かぶ
「俺がやらなきゃ………」
シャマルさん、ヴィータ、シグナムさん、ザフィーラさん、リインフォースさんの笑顔が浮かぶ
「俺がやらなきゃ………!!!!」
はやての笑顔が浮かぶ
「誰がやるうううううううううううう!!!!!!」
俺の中の力が一気に爆発した
「うおああああああああああああああああああああ!!!!!!」
そして俺のかめはめ波は奴等のエネルギー波を完全に押し返した
「何いいいいいいいいいいいいい!!!!!!」
「そんな!!!!!!」
「あああああああああああああああああ!!!!!!」
そして俺のかめはめ波は奴等を飲み込んだ
「そんな…ば……か…な…なんでこん…な……ガ………キ…………に…………。」
「ち…く………しょ…………う……………………。」
「はあああああああああああああああ!!!!!!」

「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……。」
間違いなく手ごたえがあった…
俺のかめはめ波が奴等を完全に飲み込み消し去った…
少し時間が経ったのに奴等が現れないところを見ると間違いない
「はは…やった…やったぞ!!これでやっと平和になる!!」
ふと空を見上げてみると綺麗な青空が見えた
俺のかめはめ波がここいらにあった雲を全部吹き飛ばしたみたいだ
…あの出会いが無かったら…きっと人造人間は倒せなかった…
それだけじゃなく…言葉に出来ない大切なものを沢山俺にくれた
「ありがとう…。遠い世界に居る大切な友達。そして俺のもう一つの大切な家族。」
なんだろ…この青空を見てるとまた会える
理由は無いけど…そういった確信が持てた















「はぁ…。」
って、あかんあかん
こないな顔してたらみんなにいらん心配掛けてまう…
つらいのは私だけやないのに…
「はぁ…。」
でもため息は出でしまう…
あの後…悟飯が悟飯のお父さんの偽者を倒した時…悟飯が居なくなった
むしろ忽然と消えた言った方が正しいのかもしれへん…
みんなで必死になって探した…何時間も何時間も…
それで見つかったんは悟飯が着ていた胴着のちょっとした切れ端だけやった…
生きてるのか死んでるのかもわからへん…
「悟飯…。」
泣きそうになる…
いつもやったら隣で一緒に朝ご飯作ってるのに…
…悟飯
悟飯のことばっか考えてまう…
いつも私が起きた時には庭先で修行している
そしてすぐに気付いておはようって言ってくれる
たまに修行に熱中しすぎて気付かへんこともある
その時はボーっと悟飯の修行してるとこを見てた
「って、あ、お鍋お鍋。」
お鍋に入れてた味噌汁を沸騰させそうになる
はぁ…ちょっとボーっとしすぎやな…
でもやっぱ悟飯のことばっか考えてまう
いっつも私のこと気に掛けてくれた…
買い物に行くと必ず悟飯が荷物を持ってくれた…
リハビリしてる時は悟飯がいつも支えてくれた…
学校の勉強でわからないとこは悟飯が教えてくれた…
任務の時は悟飯がいつも護ってくれた…
悟飯…
悟飯の笑顔って太陽みたいやったなぁ…
常に超サイヤ人でいるようになった最初の頃や戦ってる時の笑みは何かこう…
不敵な笑み…をよくしていた…
それがまたかっこよかった…
しばらくしたら日常生活の方はいつもと変わらない笑顔に戻ったんやけど…
…いつからやったろ…気付いた時には悟飯のことをよく目で追ってた…
なるべく悟飯の傍にいたいと思っとった…
悟飯が他の女の人と話してる時はちょっとイラってすることがあった…
…私は悟飯のこと
「好き…なんやろうなぁ…。」
悟飯の顔が頭に浮かぶ…
「悟飯…。」
悟飯………何で……何で
「急にいなくなってしまったん…?」
涙が零れた…

みんなで朝ご飯食べたんやけど…空気がめっちゃ重かった
誰一人として喋ろうとはしなかった
今はみんなでテレビ見てるんやけど…空気がめっちゃ重い
何とかせな…今日見た夢のことでも話てみよかな…
「あんな…実は今日悟飯の夢を見たんや。」
「悟飯の!?」
あれ、みんなめっちゃ注目しとる…
「うん。悟飯が悟飯の言っとた人造人間と戦ってる夢や。最後の方で悟飯がお爺さんを
庇って左腕を怪我したんやけど悟飯は右手だけでかめはめ波を撃って人造人間の
放ったエネルギー波を一気に押し返して倒したんや。で、最後に悟飯が
『ありがとう…。遠い世界に居る大切な友達。そして俺のもう一つの大切な家族。』
って言った後に目が覚めたんやけど…ってみんなどないしたん?」
みんながめっちゃ驚いた顔をしていた
「はやて…それとまったく同じ夢…アタシも見たぞ。」
「ヴィータ…お前もか。主はやて、私も同じ夢を見ました。」
「ええ!?二人もなの!?私も同じ夢を見たわ。」
「お前達もか…。我も同じ夢を見た。」
私だけやなくヴィータもシグナムもシャマルもザフィーラも同じ夢を見ていた
じゃあ…
「リインフォースも?」
「はい。私自信も驚いているのですが皆と同じ夢を見ました。悟飯が勝って
平和を取り戻す夢を。」
やっぱりリインフォースも同じ夢を見ていた
「しかし全員揃って同じ夢を見るとはな…。恐らくあの夢は…」
「本当にあった事…でしょ?」
「そやね。それ以外考えられへん。こんあ偶然は普通は起らへんし。
…よかった。悟飯は無事や。間違いなく生きてる。…ほんまによかった。」
そう言ったらみんな凄く安心した顔になった
私自身も凄く安心した
「なぁ、はやて。悟飯は…。」
「大丈夫、絶対また会えるで。家族なんやからな。」
そう言った後みんなに笑顔が戻った
「そや、後で買い物に行かへん?」
「買い物ですか?」
「そや。布とか買いに。悟飯がいつ帰ってきてもええように悟飯がよく着てた胴着
作っとかな。」
裁縫のことは悟飯から色々教わったし…大丈夫、作れる
「そうですね。」
「悟飯君も喜ぶと思いますよ、はやてちゃん。」
「悟飯の奴ほっといたらいっつも胴着だからな。私服も買っとかねーと。」
「あはは、そやね。」
ふと窓から外の天気を見てみる
「あ、いい天気。」
なんやろ…この青空を見てるとまた会える
理由は無いんやけど…そういった確信が持てた

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2013年04月13日 05:58