第二話『ブチャラティが来る』


火災。
真っ赤に染まった邸宅。
深夜の街中で起こったそれは瞬く間にその家を炭化させる。

「あぁ……あいつらに…あいつらに逆らったのが間違いだったのか?
 俺の正義はこんなにも無力だったのか?」

庭で膝を着いて呆然と自宅が燃えるのを見ている男。
仕事で帰りが深夜になった男を待ち構えていたのは非常すぎる現実だった。

血眼となって妻子の姿を捜し求めるも、辺りに妻子の姿は見えない。
手で顔を覆って彼女らへの謝罪を繰り返す男性。
彼はこの地区からギャングを追放しようとしたグループの一人であった。

そう、これは見せしめ。
他のメンバーに対する警告。

これ以上、俺達の世界に手を出すんじゃねぇ。

燃え盛る炎は悪魔が笑っているように、鬼が怒り狂っているように見えた。

「頼む…生きていてくれ……」

フラフラと立ち上がる姿は幽鬼そのもの。
そんな状態で家へと突入しようとする男の行為は自殺そのものであった。
だが、彼の肩の上に置かれた手。
この手が死地へと突入しようとする彼を止めようとした。

「危ないですよ!死ぬ気ですか!?」
「うるせぇ!妻子が中にいるんだ!邪魔するんじゃねぇ!!」
「奥さんとお子様が取り残されてるのですね?大丈夫です。
 今から私達の部隊が救出に向かいますから」

だが必死で腕を振り払って、家へと駆け出そうとした彼。
しかし、彼は踏みとどまった。
制服――次元管理局員のそれを見たことによって。

「よし!ナカジマ二等陸士とランスター二等陸士は救出に、後の連中は消火に回ってくれ」
「「了解しました!!」」

隊長である中年男性の指示。
それに対する隊員達の素早い対応は普段の訓練の錬度の高さを示していた。
炎の中へと駆け込む二人。
散開して、鎮火の為に勤しむ他のメンバー。

ここまでは何時も通り。
そう、いつも通りの平凡な火災事件で終わるはずだった―――


壁をブチ破ると建物自体が崩壊する恐れがあったので窓のあった場所から入り込む二人。
バリアジャケットのおかげで火傷を負う事は無い。
家に入った二人は燃え盛る炎を気に留めず、被災者がいるであろう寝室にそのまま向かう。
他人の家ではあったが先ほど聞いていたおかげで寝室はあっさり分かった。

ティアナが慎重に寝室のドアを開ける……いた。

小さな女の子と母親らしき人物。
二人とも酸欠で気絶しているようだったが、有毒ガスを吸った様子は無い。
被害者の生存に安心した二人だったが油断は出来ない。
酸欠で倒れたのだから一刻も早く外へ連れ出さなくては。
外部に連絡を取ろうとするティアナ。

「こちら突入班。被災者を発見しました。
 今から脱出するのでお願いします!」
「………」

帰ってくるのは沈黙のみ。
再度連絡するティアナ。

「繰り返します。被災者を発見しました。
 今から脱出するのでお願いします!」
「………」

またもや返事が来ない。

「聞こえてないんですか!?」

半分怒鳴るかのように通信機越しにいる隊長に報告を入れるティアナ。

「………」

それでも帰ってくるのは沈黙。
ここでスバルがある事に気が付いた。

「ねぇ…ティア。
 何かさぁ、いつもより鎮火が遅くない?」

それを言われてハッとするティアナ。


確かに遅すぎるわね。
っていうよりも全然消火出来てないって感じじゃない。
これしきの火災で私達の部隊が苦戦するはずもないし……


ここまで考えて一つのシンプルな結論に至る。


――外部に何かがあった。


その結論を出してからの判断は早かった。

「スバル!アンタは玄関から逆方向に避難して全速で病院に向かいなさい!!」
「えっ?じゃあティアはどうすんの?」
「決まってんでしょ?外の様子を確かめるのよ」
「分かったけど……ティアのほうは危なくないの?」
「知らないわよ。けどね、アンタの方が早さがあるから被災者を任せるの。
 ほら、早く行きなさい!被災者が死んじゃうでしょ?」
「うん…無事で…帰って来てね……」
「そんな事心配しないの」

そういって二手に別れるティアナとスバル。



☆   ★   ☆


玄関から外へと出たティアナ。
彼女を待ち受けていたのは、倒れた同僚達と一人の男。
穴の開いたタンクトップに蟹の様な髪型。
異様な服装をしたその男は隊長の襟を掴んで怒鳴りつけていた。

「おい!勘弁してくれよ!こちとらこれで飯食ってるんだぜ?
 今回のターゲットには死んでもらわないと困るんだ!!
 早く場所を吐きな!!」

玄関から出てきたティアナの存在に先に気が付いたのは隊長の方であった。
唯一動く手を使い逃げるように促す。
しかし彼女はここで逃げるほど臆病な人間でも、冷静な人間でもなかった。

無言でデバイスを構え、魔力を溜める。
光り始める銃口。
収束する橙色の魔力。
一射必殺。
相手はバリアジャケットが無いから一撃で十分。
そう判断して、最大威力の魔法を叩き込むことを決めた。


……彼女の判断は明らかに間違いである。


バリアジャケットを着ていない男。
確かに普通に攻撃されたら一撃で戦闘不能に追い込まれるだろう。

しかし、彼はバリアジャケット無しでこの集団を叩きのめしたのだ。
そんな彼がそう簡単に攻撃に当たってくれるかどうかと問われれば――当然NO。

しかし、頭に血が上っている彼女はそれに気が付くことはない。

男はティアナに気が付いて、隊長を投げ捨てて草をむしり始めた。
何故草を毟るのか?その答えは出ないが既に手遅れ。
魔力が完全に収束して球となった塊を……

「皆の敵!ファントムブレイザアアアアアアァァァァァァァァ!!」

打ち出した。

ティアナは見た。
男の体から湧き出てくる異形。
一応人の形をしているものの、見た目は完全に機械にしか見えないそれを。

異形は先ほど毟っていた草を纏めて、弾丸の軌道に“置いた”
そして、その草の壁に魔力弾がぶつかって―――



魔力弾が消滅した



当然草の大半は魔力によって削られている。
でも、自分の魔力弾は間違っても草と相殺されるようなものではない。

やっぱりあの人型に何かある。
噂すら聞いた事の無いレアスキル。
召還獣かとも思ったが、召還時の魔方陣がでない以上は恐らく別物。

正直、あたし一人で止めれる自身が無い。
仕方ない、スバルに応援で来てもらおう。
念話でアイツにメッセージを届ける。

*1

相方に返事すらさせない早口で用件を伝えたティアナは時間稼ぎに出た。

「ねぇ、アンタのその能力は何?召還術とかじゃないんでしょ?」
「そうかい、お前にもスタンドは見えるんだな」
「スタンド?なにそれ?」
「答える必要はねぇ!!」

全然回答になってない男の返事にイラッとしたティアナであったが、まともな会話にしようと努力する。
だが、その努力は全くの無駄であった。


―――男、サーレーはイタリアからこの世界ミッドチルダに来てギャングの一員となった。
当然、ブチャラティのような正義感溢れるギャングではなく純正のギャングだ。
スタンドというレアな能力を持ち、組織最大の戦闘能力を持つ彼。
新しい世界での生活を満喫できるかに思えたサーレーにもたった一つのシコリがあった。

それは魔導師にもスタンドが視認できるということ。
一般人には見えない。
これが最大のメリットである能力なのだが、魔導師なら非スタンド使いでも見えるのでそのアドバンテージは無い。

だけどそれでも彼のスタンド、クラフト・ワークは十分すぎるほどに強い。

更に、彼には相棒がいた。
地球のにいた時からの付き合いで、一緒にブチャラティチームを襲撃した仲間。
その彼が今どこにいるかというと―――――



☆   ★   ☆


ティアナからのメッセージ。
それを受信したスバルはデバイスのスピードを高める。

だが、突如背中に違和感を感じた。

軽い

背中に人一人を背負ってる割には全く重量が感じられなくなる。
気になって、ふと背負っている二人の様子を見てみるスバル。
そこにいたのはコンドームの様な薄さとなってしまった二人の人間だった。

「うわあああああああああああぁぁぁぁ」

出来の悪いホラー映画でしか見られない光景を現実に目の当たりにして恐怖するスバル。
ペラペラになった親子。
彼女達は死んではいない。自発的に呼吸をしているのは分かる。
でも、こんな現象となった原因は全く掴めない。
半狂乱となったスバルの前に一人の男が現れた。

「おいおいネーチャンよぉ。
 あんまり速く動きまわんな。
 俺のソフト・マシーンが攻撃できねーじゃんか……よっ!」

あいさつをするような気軽さで、自分のスタンドが持つレイピア状の武器を用い攻撃を仕掛けるズッケェロ。
スバルは理解した。
背中にいる二人に起きた現象の原因を。

この攻撃はヤバイ――

ローラーを全開にしてバック。
紙一重で攻撃をかわすことに成功した。
ある程度距離をとりつつ思考する。


どうする?
被害者の命に別状はないはずだが、万が一もある。
できれば病院へ運ぶのを優先したいところだ。
だけどこの男の雰囲気が言っている。

どこへ行ってもコイツラを始末するとッ!

ならばあたしがやるべきことは一つ。
ここでヤツを戦闘不能にして、被災者の方を病院へと運ぶ!
決意は固まった。
未知の能力が相手じゃどこまでやれるか分かんない。
けど、なのはさんに追いつくためなら、この程度で負けてらんないんだ!

「ごめんなさい…すぐに病院に連れて行きますから、ちょっと待っててくださいね」

二人の体をビルの脇に立てかける。
ペラペラで上手く立てかける事はできなかったが、二人の顔は心なしか嬉しそうに感じられた。

二人を置いた場所を発見されないように、ズッケェロの方へと再び駆け出すスバル。
数十メートル先にいたズッケェロは余裕を醸し出しながら歩いている。
が、スバルが彼の存在を視認した途端に地面に吸い込まれるかのように彼の姿は消えていった。

「!?」

驚愕を隠し切れないスバル。
前後左右上下。
この全方向を見回すも影形も見当たらない。
そして再び前方を見た。

その時――

右側に感じた殺気。
それに反応できたのはほとんど偶然だろう。
レイピアの剣針を咄嗟に掴むスバル。

「ほぅ、中々いい反応してるなネーチャン。
 だがよ、近距離パワー型に力勝負で勝てるとは思わないほうがいいと思うぜ?」

ものすごい力で手を振るソフト・マシーン。
そのパワーの前にスバルは抵抗出来ずに振り飛ばされる。

スバルは見た。
腕だけで行動する不気味な姿を。
そして恐怖した。
魔法とは全然違う未知の能力に。


実際は違う。
ソフト・マシーンの特性の一つとして、自分は薄くなっても自由に行動できるというのがある。
つまり、ズッケェロが消えたように見えたのはただ単に自分の体を薄くしただけであり、
腕だけしかないと思ったのはその他の部分は薄っぺらなままだったからだ。

スバルの幸運は、ソフト・マシーンは近距離型だがスピードが無い事。
スバルの不幸は、今が深夜である事。

いくらスピードがあろうともそうそう奇襲を回避できるものではない。
再び薄っぺらくなって暗闇から狙ってくるズッケェロに対してスバルは街灯の下で待ち構える事しかできなかった。
そのまま暫らく続いた膠着状態。

……埒が明かない。

そう判断したズッケェロはスバルを揺さぶる事にした。
突然、地面から湧き出たかのように姿を現すズッケェロ。

「なぁ、ネーチャン。アンタここで時間稼ぎしてるみたいだけどよ。
 俺は仲間がいないなんて一言も言ってないぜ?」

仲間が親子を見つけたかもな。
そんなニュアンスで発された揺さぶり。

この一言は彼の予想とは違う方向にスバルの心を揺さぶる事になった。
原因は先ほどのティアナからの通信。
あれがコイツの仲間だとしたら?
その仲間がコイツと同等の能力を持ってたら?
暗い思考がスバルの脳内を駆け巡る。

「ティアは…絶対に負けない!」

口でそう言って己を奮い立たせるスバル。

その言葉を聴いてにやけた笑いを浮かべるズッケェロ。
彼は気付いた。
目の前の女の仲間がサーレーと戦闘中であるということに。

彼は吐いた。
スバルの心に致命傷を負わせるトドメの一言を。

「残念だがな、アイツの能力はかなりエゲツないぜぇ~?」

にやにやしながら楽しそうな調子でスバルに語るズッケェロ。

「お前!ティアは!ティアは無事なんだろうな!?
 ティアに手を出したら承知しないぞ!!」

ズッケェロへと激しい怒りを向けるスバル。
しかし、ズッケェロは挑発を止めようとはしない。

「ネーチャンの仲間が無事かって?
 宇宙のハテを知らねーようにそんな事は知らねー」

激昂してズッケェロに飛び掛るスバル。
これは戦闘においては致命傷。
冷静さを欠いた拳はあっけなく止められる。

「残・念♪」

そのまま逆の手に持っているレイピアをスバルの腹部に突き刺そうとするソフト・マシーン。
だが、激昂して周りの見えなくなっていたはずのスバルが冷静に対応した。

「残念なのはお前だッ!リボルバァァーシュウウッートッ!!」

スバルの拳から打ち出された衝撃波がソフト・マシーンを吹き飛ばす。
ダメージのフィールドバックにより同時に吹き飛ばされるズッケェロ。

騙しあいでスバルが一歩上を行った。

実際スバルはティアナに関してはほとんど心配してない。
彼女に対する絶対の信頼。
もうすぐ付き合って三年になる相棒を信用できないほど彼女は冷酷ではない。

ズッケェロは彼女の演技にまんまと引っかかったのだ。

ギリギリで気付いてスタンドでガードしたとはいえ人間を優に昏倒させる攻撃をくらったのである。
当然、本体のズッケェロのダメージも大きい。


「かっ!?この糞アマがッッ!ぶっ殺してやらぁ!!」

先ほどまでの余裕の態度は微塵も見られない。
彼は激怒していた。
今の彼には慢心などない。
自らの持つ全ての力を使って目の前の少女を殺しに掛かるのだ。

スバルもそれを感じ取っていた。
生まれて初めて感じるかもしれない自分への激しい殺意。
それは、恐ろしくて、ドライアイスの様に冷たいながらも烈火の如く感じて、
彼女は少し尻込みしてしまった。

その隙を突いて、レイピアを突き出すソフト・マシーン。
怯んだとはいえ、正常な判断は出来ていた。
今度は両手で剣針を掴むスバル。
そして、その掴んだ剣針を軸にしたドロップキック。

だが、スバルはしくじった。
剣針を掴んだと思って油断している彼女は完全に防御が疎かだったのだ。
脇腹に突き刺さるソフト・マシーンの剣針。

持ってるはずの剣針で刺された。
この事に不思議と驚きは無かった。
ただ、私の体がしぼんでいくのはやけにはっきりと実感できる。

「ティア……ごめんね…あたし………勝てなかった…
 …なのはさん…あたし……貴女みたいには……なれなかったです…ね……」


そこでスバルの意思は完全に途切れた。



☆    ★    ☆



「危ねぇ所だったな……」

ソフト・マシーンが手に持った木の枝を放り投げる。
フェイントに引っかかったのまでは計算通りだったのだが、まさか反撃が来るとは思わなかった。

ペラペラになった女を手に取る。
正直なところ今すぐにでも殺してやりたいが、管理局員を殺したら流石に面倒なのでボスの指示を仰ぎたい。

「あ~あ、とりあえず先にターゲットを見つけておくか」

軽く呟いて、あの小娘が来た方向へと向かう――――




「ブオナ セーラ(こんばんは)、マリオ・ズッケェロ。
 いや、ここではシュガーマウンテンと呼ぶべきかな?」
「ッ!?その声は」

静かな調子でズッケェロに挨拶をする男がいた。
それはズッケェロにとっては忘れるに忘れられない男の声。
ギャング“パッショーネ”の一員であるオタマジャクシ柄のスーツを着た青年、ブローノ・ブチャラティ。
その男が15メートル程後ろに立っていた。

「残念だがお前の帰る組織は無くなった………ちょうど二十分前にな」

声も出ないズッケェロを他所に淡々と話続けるブチャラティ。

「しかし、組員の名簿にお前達の顔写真を見たときは本当にビックリしたぜ。
 これも“スタンド使いは互いに引かれ合う”ってルールのせいなのか?」

話掛けながらも一歩踏み出そうとするブチャラティ。
その姿は彼に敗北時の記憶を再現させるのには十分な“凄み”があった。

「おい!これ以上近寄るんじゃねぇぞ!この女の命が惜しければな」
「お前、頭脳が間抜けか?あの時と全く同じ事をやってるのが自分で分かんないのか?」
「あぁ、十分分かってるよ。だからもう一度忠告する。
 俺に近寄るな。後、距離を取るまで絶対に動くな」
「……」
「その無言は肯定と捕らえさせてもらうぞ、ブローノ・ブチャラティ」

そう言い放ったズッケェロが少しづつ離れてゆこうとする。


「■■■■■■■」

ズッケェロが後ろ歩きでジリジリと後退するのを眺めていたブチャラティがぼそりと呟く。

「今、何つったお前?」
「聞きたいか?」
「お前、こっちに人質がいるのを忘れたんじゃないよな?」
「そうか……なら教えてやろう。
 勝ち方は既に出来上がってる。俺はそう言ったんだ」

その言葉を言い放った途端に巨大な地割れが出来る。
唐突に起こった事態に体勢を完全に崩してしまうズッケェロ。


しまった!!

彼がそう思った時には既に手遅れ。
既に人質は解放され、接近してきたブチャラティとは一対一。
更に言えばブチャラティのスタンド、スティッキー・フィンガーがソフト・マシーンを掴んでいる
この状況でソフト・マシーンを軽く上に放り投げるスティッキー・フィンガー。

前回は殺さない程度に攻撃を留めたブチャラティ。
しかし、彼は前回ほど優しくは無かった。

「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ」

宙に浮かんでいるソフト・マシーンを地面に落とさずに殴り続けるブチャラティ。

「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ」

ソフト・マシーンに飛んでくる拳の嵐は彼の体に多数のジッパーを取り付けて……

「アリーヴェデルチ!」

最期の一撃が当たると同時に彼の体をバラバラに解体した。

皮肉な事に、スバルとの戦いでは完全に己の味方であった暗闇。
それがブチャラティ戦では、地面に取り付けたジッパーに気が付かない。
こっそりと垂らしたジッパーを開ける右手を見逃すといったマイナス要素に変貌した。

本体が死亡したことで能力は解除されたものの未だに気絶しているスバルを抱きかかえて穴からでるブチャラティ。
スバルを路上に横たわらせた後、ズッケェロの死体が落ちている穴のジッパーを閉じた。




マリオ・ズッケェロ…『ソフト・マシーン』――――死亡


   To be contenued……

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最終更新:2008年08月03日 10:33

*1 スバル、被災者を病院に運んだら至急こっちに来て。返事は要らないからね