最近勢力を伸ばしてきた帝国の交易商、ヴァン・デル・ハイト商会、その若き跡継ぎとして頭角を現してきた
交易相手は帝国内、人間に留まらず、亜人やトクサノス王国、聖都アイスホルンまで相手を選ばない
そのために急進派とは折り合いが悪く、近頃は穏健派の一派としても見られてきている
その裏で密かにトクサノスの、それも反帝国と見られる領主との接触すらも行っているようだが……
もう一つの顔は、ウィスタリア領にて戦災孤児や難民の子供らを集め、寄宿学校『星見の塔』、その設立者だ
かつて、自身も戦災孤児として聖都アイスホルンまで落ち延び、その苦労を元に開かれた学校
ヴァン・デル・ハイト商会の会長代理として、公の場に姿を現す
その目的はウィスタリアの復興、そして自治権の獲得